CakePHP 2.3 デバッグキット(DebugKit)超初心者向けフォロー講座
2014/06/26
CakePHPのデバッグキット(DebugKit)
DebugKitのインストール方法
CakePHPのデバッグキット(DebugKit)は、CakePHPのインストール後のトップページにもインストールのチェックが表示されるくらいですので、可能な限り早いタイミングでインストールした方がいいのでしょう。
そこで、今回は、CakePHP 2.3におけるデバッグキットのインストール方法の説明です。
デバッグキットのインストール方法は、いくつかのサイトに説明がありそれほど難しいものではありませんので、検索をして出てきたサイトを参考にしながらその通りにやっていただければ問題なくインストールできると思います。
その際、CakePHPのバージョンが 2.x系のサイトではない場合もありますので、そのサイトで説明してあるバージョンの確認をしてから始める方が安全かと思います。
私は下記のサイトを参考にしながらインストールをしました。
http://blog.livedoor.jp/spyder_5615/archives/25579823.html
DebugKitインストールのはまりポイント
ただ、この説明でハマったのは、このページの「その5」の部分です。
その 5で、「var $components = array(‘DebugKit.Toolbar’);」の記述を追加しますが、すでに「$components」の設定がしてある場合は、この 1行を足すと動かなくなりますので、注意が必要です。
例えば、Sessionや、認証のコンポーネントを既に設定してある場合は、別に一行足すのではなく、その中に入れてあげる必要があります。
具体的には、下記のように、「$components」の配列の中に入れてあげましょう。
———————–
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
public $components = array ( // DebugKit 'DebugKit.Toolbar', 'Session', 'Acl', 'Auth' => array ( 'authorize' => array ( 'Actions' => array ( 'actionPath' => 'controllers' ) ), 'loginRedirect' => array ( 'controller' => 'users', 'action' => 'index' ), 'logoutRedirect' => array ( 'controller' => 'users', 'action' => 'login' ) ), ); |
———————–
デバッグツールをインストールしているのに、デバッグツールがバグって動かなくなるとか、笑えない事態になりましたからね(笑)。
ちなみに、デバッグツールは本来はデバッグするのに便利なツールなハズですが、未だにいまいち使い方がよく分かっていませんが....
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
CakePHP3でQRコードを作成、表示するライブラリ「cakePHP-QR-Code-Helper」
CakePHPでQRコードを生成するライブラリ「cakePHP-QR-Code-Helper」の紹介。GDライブラリのインストールも必要ないHelperとして提供されているため、ファイルを設置すればすぐに使用可能。
-
CakePHP 2.3でOn Duplicate Key構文を実装
CakePHPで On Duplicate Key構文を Queryを利用して実装する方法をサンプルソース付きで解説します。
-
CakePHP3のCakeDC/UsersのUserHelperでログアウトやreCAPTCHAをカスタマイズ
CakeDC謹製Usersプラグインの紹介。UserHelperを利用し、ログアウトのリンクや権限があるときのみ表示されるリンク、プロフィールページへのリンク、reCAPTCHAの設置方法などを解説。
-
CakePHP4でcontrollerで実行したバリデーションエラーをmodelのにマージする方法
CakePHP4でcontrollerで実行したバリデーションの結果をModelのバリデーション結果に追加するメソッド「setError()」「setErrors()」の使い方の解説。
-
CakePHP3で現在処理しているコントローラー名、アクション名を取得する方法
CakePHP3で現在処理しているコントローラー名、アクション名を取得する方法を解説。複数の方法があるが、getParam()メソッドを使う方法が汎用性があって便利かも。
-
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その6ORDER、sortソートの機能
CakePHPの検索プラグイン Search Pluginの検索処理の中で order、ソートについての解説です。
-
CakePHP3のHtmlHelperのLink設定のまとめ。mailto、URL、Root/Homeのリンクなども
CakePHP3でHtmlHelperを使ってリンクの設定をする方法のまとめ。基本形からURLを指定、class、id、targetを指定、mailtoのリンク、画像をアンカーに、JavaScriptのダイアログなどの解説。
-
CakePHP4のメッセージ日本語化の設定(国際化と地域化の機能の使い方の解説)
CakePHP4の英語のメッセージを日本語化(多言語化)する手順を解説。オリジナルのメッセージを作成する方法やプログラムで文言を追加する場合の対応なども解説。
-
CakePHP3でcomposerを利用してライブラリ・プラグインをインストールする方法
CakePHP3でcomposerを使ってパッケージ(ライブラリ、プラグイン)をインストールする方法の解説。PHPを使うのはCakePHP3が初めてというような方への使い方から解説。
-
CakePHP3のプラグイン「CakeDC/Users」を日本語化・翻訳ファイルもダウンロード可
CakePHP3のユーザ管理、ログイン認証プラグインである「CakeDC/Users」のメッセージを日本語にする手順の解説とともに、日本語の翻訳ファイルを提供。ファイルを設置すれば日本語になる!