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2025年も購入可能なキーピッチ18mm未満のプログラマ向けコンパクトキーボード

   

2025年も購入可能なキーピッチ18mm未満のコンパクトキーボード

 
今回のご紹介は
 本体のキーボード + 独立テンキー
と言う組み合わせです。
 
コンパクトキーボードATC-MKB95の代替としてTK-CM10UMKBKとIC-KP10-SWを組み合わせてみた
 
 

ATC-MKB95を 2台も失いだいたいキーボードの必要性に迫られる

 
キーピッチ18mm以下のキーボードSKB-SL02U、AOK-115UPW、SKB-SL37BKの比較レビュー
 
上記で記事を書きましたが、使用していたキーボードを壊してしまったため、代替のキーボードを探す旅に出たのですが、さらに 1年も経たないうちにもう 1台も壊してしまいました。
残り、2台....
 
コンパクトキーボード「サンワサプライ社製のSKB-SL02U」
 
で、上記の記事で書いていた SKB-SL02U、AOK-115UPW、SKB-SL37BKでは代替キーボードにはなりえませんでした。
 
富士通製のコンパクトキーボード「FKB1424-501」
 
また、現在は、富士通製の「FKB1424-501」を使用しているわけですが、この「FKB1424-501」の唯一にして最大の難点は、キータッチが硬いこと。
キーストロークが 1.5mmと短いのですが、それを補うためか、反発力が強く、タイピングの感覚はかなり硬いのです。そのため、かなりしっかりとタイピングしないと入力されないので、長時間タイピングするには疲れるし、タイプしたのに入力されていないということが結構な頻度で発生するのです。
 
そのため、何度となく「FKB1424-501」にチャレンジするものの、その都度断念するのです...
しばらく使うとキータッチが柔らかくならないかなぁなんてことを期待するのですが、そんな期待も打ち砕かれるのです。残念。
 
「FKB1424-501」などの記事については下記を参照してください。
コンパクトキーボード・KEK-EA9AU・FKB1420の魅力
 
 
というワケで、今回は、
 「独立テンキー」を独立させる!
という発想で下記のキーボードを用意してみました。
 
キーボード本体としていずれも「エレコム社製」の「TK-DCP01BK」「TK-CM10UMKBK」。
https://www.elecom.co.jp/products/TK-DCP01BK.html
https://www.elecom.co.jp/products/TK-CM10UMKBK.html
 
「独立テンキー」として「iClever社製 IC-KP10-BK」。
https://www.iclever.co.jp/products-keypad/ic-kp10
 
 

エレコム製 スタンド付キーボード(BT) TK-DCP01BK

 
■スタンド付キーボード(BT) TK-DCP01BK
https://www.elecom.co.jp/products/TK-DCP01BK.html
 
タブレット向けコンパクトキーボード エレコム社製「TK-DCP01BK」
 
キーピッチ:17.5mm
キーストローク:1.7mm
キー数:87キー
キータイプ:パンタグラフ
 
 

エレコム製 有線ミニキーボード TK-CM10UMKBK

 
■有線ミニキーボード TK-CM10UMKBK
https://www.elecom.co.jp/products/TK-CM10UMKBK.html
 
子ども向けに開発されたコンパクトキーボード エレコム社製「TK-CM10UMKBK」
 
キーピッチ:17.0mm
キーストローク:2.0mm
キー数:84キー
キータイプ:メンブレン
 
 

TK-DCP01BKとTK-CM10UMKBKの比較

 
「TK-DCP01BK」の方がキーピッチ「17.5mm」、「TK-CM10UMKBK」の方がキーピッチ 17mmとなっています。
 
また、「TK-CM10UMKBK」は、USBの有線接続ですが、無線タイプの「TK-CM10DMKBK」や、ひらがなの刻印がない「TK-CM10BMKBK/TK-CM10BMKIV」、タイピング初心者向けの「TK-FS10BMKIBK」などのバリエーションがあります。
 
無線ミニキーボード   TK-CM10DMKBK
https://www.elecom.co.jp/products/TK-CM10DMKBK.html
 
Bluetoothミニキーボード TK-CM10BMKBK
https://www.elecom.co.jp/products/TK-CM10BMKBK.html
Bluetoothミニキーボード TK-CM10BMKIV
https://www.elecom.co.jp/products/TK-CM10BMKIV.html
 
はじめてのキーボード KEY PALETTO(BT) TK-FS10BMKIBK
https://www.elecom.co.jp/products/TK-FS10BMKIBK.html
 
 
ちなみに、詳細は後ほど下記ますが、「TK-CM10DMKBK」の方が使いやすと思いましたが、こちら、すでに販売終了となっています....残念過ぎる...
この記事を読んで、欲しいと思ってもすでに入手困難になっている可能性が!
 
 

iClever社製 テンキーボード IC-KP10-SW

 
用意した独立テンキーは「iClever社製 IC-KP10-SW」。
https://www.iclever.co.jp/products-keypad/ic-kp10
 
カーソルも付いている独立テンキーパッド「IC-KP10-SW/IC-KP10-BK」
 
キーピッチ:19.0mm
キーストローク:1.2mm
キー数:カーソル付テンキーボード
キータイプ:パンタグラフ
 
最後の「SW」は「シルバーホワイト」で色を表していまして、色違いである「ブラック(シルバーブラック)」の「IC-KP10-BK」もあります。
 
なぜこの独立テンキーを選択したか、その理由は下記です。
・テンキーの周りの「+」「-」などが一般的な配列である
・「PageUp」「PageDown」がある
・「Home」「End」がある
・カーソルがある
 
独立テンキーは相応に選択肢があるのですが、プログラミングをすることを前提とすると、「PageUp」「PageDown」/「Home」「End」は欠かせないため、これらのキーが本体側のキーボードの使いやすい場所にないのであれば、独立テンキー側に求める必要があったため、これを選択しました。
 
 
独立テンキーは、経理・財務の方々が必要とする場合が多いようで、下記のキーボードなどのように、エクセル等でより使いやすいようなキーを加えたものになってるものを多く見かけます。
ミヨシ(MCO)製 TENBT03/BK
https://mco.jp/products_pc/tenbt03/
サンワサプライ製 NT-27UBK
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=NT-27UBK
 
これらには、「PageUp」「PageDown」/「Home」「End」がなく、私が望んでいるものとは異なるものなのです。
 
そのため、独立テンキーも多様な選択肢があるように見えて、要望に合致するテンキーは上記の「IC-KP10-SW」「IC-KP10-BK」のみだった、と言うことなのです。
 
 
また、「IC-KP10」は、Windows、Macのいずれでも使用可能ですが、違うメーカーからはほぼ同じ形の Mac用が提供されています。Macの方はこれも選択肢になるかと思います。
Satechi製  PST-XLABKM
https://www.princeton.co.jp/product/accessory/pstxlabk.html
 
 
https://www.iclever.co.jp/products-keypad/ic-kp11
ちなみに、「IC-KP10」にはよく似た「IC-KP11」があります。
ですが、こちらは「=」が追加されていることで、「/」「*」などのキーが一般的な配列とは異なります。
「IC-KP10」とは別物と考える方がいいでしょう。
 
 

キーボードを評価する基準の解説

 

評価の基準:キーピッチ

 
キーピッチが狭いキーボードを求めていますが、なぜか?
理由は、指が届く範囲のキーが広がるからです。
 
キーボード本体が小さくて狭い場所でも置けるから、と言う理由ではないのです。
手のひらを広げるだけで端から端までキーを押したいだけなのです。
 
ホームポジションから腕を上げることなく、手のひらを広げるで、ファンクションキーも「PageUp/PageDown」キーも、カーソルキーもタイピングが可能だから、キーピッチが狭く全体が小さいサイズのキーボードを求めているのです。
 
もちろん、普通の文字入力のタイピングの際も指を動かす範囲が小さくて済むためです。
 
 
主にプログラマの方々が、独立テンキーがなく、全体がコンパクトなキーボードを求める方と発想は同じなのだと思いますが、私は「Fnキー」などのキーを複数押すことで「Home/End」などの機能を果たすよりも、キーピッチを狭くして最初からフルキーがあるキーボードの方が望ましいと考えているのです。
 
そもそも、キーボードのサイズは海外から来たもので、体も手も大きい海外の方であれば、19mmのキーピッチでもファンクションキーなどのタイピングでも指を広げるだけで届くのかもしれませんが、私には 19mmのキーピッチは広すぎるのです。
 
また、キーピッチが広いことで発生する問題は、複数のキーを同時に押すショートカットを利用する際も同様です。
そもそもキーピッチが狭いキーボードを使い始めた理由の一つですが、キーピッチが 19mmでは、片手では押すことが無理なショートカットがあるためです。
 
コンパクトなキーボード「FKB1424-501」で「Ctrl+I」を押してみた写真
 
例えば、
「印刷」のショートカットキー「Ctrl+P」を左手だけで押せますか?
Wordなどで「イタリック」にする「Ctrl+I」や、「アンダーライン」にする「Ctrl+U」を左手だけで押せますか?
「Photoshop」で「選択範囲の反転」のショートカット「Ctrl+Shift+I」を片手で押せますか?
ということなのです。
 
MacのキーボードのCommandキーはスペースの横にある
 
ちなみに、Macでは、Windowsの「Ctrlキー」にあたる「Commandキー」は、スペースキーの左にあります(「英数」のキーを挟んでいますが)。
そのため、Macではキーピッチが 19mmでも「印刷」のショートカットの「Command+P」は片手で押せるのです。
 
かつては、Macで Photoshopを使う業務をしていたのですが、個人で使っていたのは Windowsでした。
そのため、自宅でも Photoshopを導入したのですが、「Ctrl+Shift+I」などのショートカットが Macの様に押すためにはキーピッチが狭いキーボードが必要だった、というのがきっかけなのです。
 
「Ctrlキー」の位置から考えると、Macよりも Windowsにこそキーピッチが狭いキーボードが求められるのではないでしょうか。
 
 
ちなみに、プログラミングをするときは、「'」「(」「)」などのキーは、左手で「Shift」を押して、右手で「7」「8」などを押します。
ですが、キーピッチが狭いキーボードであれば、右手でマウスを持っているときも、マウスから手を放すことなく、左手だけで「Shift+9」の「)」の入力もできます。
これができるのもキーピッチが狭いキーボードのメリットなのです。
 
 

評価の基準:フルキーボード・キー配列

 
私はプログラマーとしてタイピングをします。
そのため、日常的な文章を書く際にはあまり使わない記号も多用しますし、「PageUp/PageDown」「Home/End」キーも多用します。
 
なので、コンパクトなキーボードでありがちな、これらのキーが独立しておらず、「Fnキー」との組み合わせで利用する仕組みは操作しづらいのです。
 
 

評価の基準:ファンクションキーの配列

 
ファンクションキーの4個ずつの区切りは非常に重要
 
前項のキー配列と似たようなものですが、タイピングに際してファンクションキーを多用する入力をします。
例えば「あ」と入力したものを「a」に変換する際に「F10」を入力します。
 
より具体的には、ブラインドタッチで「F8」と「F9」の間を探して「F10」を押します。こうすることで「あ」を「a」に変換しています。)
そのため、ファンクションキーが 4つずつのグループとして、分かれているキーボードが望ましいのです。
 
ファンクションキーの4個ずつの区切りは付せん等で視覚的に分かりやすくすることは出来る
 
上記の写真のように、付箋などを貼って視認性を高める方法は取れますが、見やすくできるだけでブラインドタッチができるようになるわけではない点が、やや残念なのです。
 
また、「F5」はブラウザ操作のリロードの機能のため、これもよく利用しますので、「F5」の左にスペースがあるキーボードの方が望ましいのです。
 
その他は、ファイル名を付けるときやエクセルで入力モードに切り替えるときに「F2」を、検索の際に「F3」を、「秀丸」でキーマクロを使用するときに「F1」「F2」、ブラウザの「DevTool」を起動するときに「F12」を使用する感じでしょうか。
 
ファンクションキーは結構頻繁に使用する重要なキーなのですが、タイプするときにその都度視認して押すのは面倒なのです。
 
 

評価の基準:アプリケーションキー

 
「アプリケーションキー」は、「メニューキー」とも呼ばれるキーですが、マウスの右クリックしたときに出てくるメニューを表示するキーです。
 
Windows向けキーボードにはアプリケーションキーがある
 
なくても何とかなるキーではあり、使ったことがない方も相応にいるようにも思いますので、「TK-CM10UMKBK」のようにキーが省略されている場合もあります。
 
ただ、私は「秀丸」でアルファベットの大文字小文字変換や全角半角変換の際に使用していますので、相応に必要性があるキーなのです。
 
個人的には、右側の「Ctrl」キーをなくしても「アプリケーションキー」は入れてほしいなぁと思いますね。
 
 

評価の基準:ストローク

 
ストロークは、購入に際しては明確にその数値を確認することはありませんが、1.5mm~2.0mmほどが望ましいと感じています。
 
そもそもコンパクトキーボードはストロークが短めのものが多いため、気にしなくても好みの範囲内であったと感じます。
 
 

評価の基準:打鍵の硬さ、静かさ、キーの機構など

 
前項までと異なり、カタログスペックや写真では判別しにくい項目です。
 
カタログでは判別しにくい上に、言語での説明が難しく、いい悪いではなく個々人で好みが出るところでもあり、実際に触ってみないと分からない、評価が難しい点でもあります。
 
キーの機構の「メンブレン」か「パンタグラフ」か、などはカタログではわかりますが、それがそのまま打鍵感につながるわけではない点もまた難しい点ですね。
 
 

評価の基準:有線か、無線か

 
有線か、無線か、には関心がありません。
どちらかというと有線の方を好みます。
 
理由は、デスクトップ PC用のキーボードなので、常に同じ場所に置いて使うものですので、無線にするメリットを感じないことが第一です。
逆に、無線の場合は、別途電源が必要で、充電や電池切れが発生する点にデメリットを感じます。
 
ただ、有線か、無線か、を気に出来るほど選択肢がありませんので、これが条件になることはないですね。
 
 

評価の基準:チルト機構の有無

 
チルト機構の有無も関心がありません。
ある方が好ましいとは思いますが、それの有無が購入の判断には影響しません。
理由は、角度の調整は、キーボードの裏に何か挟むなどして対応が可能だからです。
 
 

TK-DCP01BK、TK-CM10UMKBK、IC-KP10-SWの詳細レビュー

 

スタンド付キーボード(BT) TK-DCP01BK レビュー

 
https://www.elecom.co.jp/products/TK-DCP01BK.html
 
タブレット向けコンパクトキーボード エレコム社製「TK-DCP01BK」
 

TK-DCP01BKは打鍵感の満足感が高い!

 
キーをタイピングした感じがすごく良いです!
 
今回のレビューのもう一つのキーボード「TK-CM10UMKBK」との比較ではなく、現行で使用している「ATC-MKB95」と比較しても、打鍵の硬さとキーストロークの加減がちょうど良く、かなり満足感が高いキーボードです。
 
キーストロークは 1.7mmと短いですが、それを補う程度の硬さがあり、高速にタイピングするのに適したキーボードに感じで、これを使った後に現行で使用している「ATC-MKB95」を使用すると、「ATC-MKB95」の方がストロークが長すぎるなぁと感じるほどです。
 
また、キーピッチは 17.5mmと「TK-CM10UMKBK」の 17.0mmより若干広いですが、その差は感じることはできないものでした。
 
 

TK-DCP01BKはキー配置に難点がある

 
ただ、このキーボードは、コンパクトなキーボードと言うこともあり、キー配列ではいくつかの難点があります。
 
ファンクションキーの4個ずつの区切りは付せん等で視覚的に分かりやすくすることは出来る
 
まず、ファンクションキーの 4つずつの区切りがない点です。
「■評価の基準:ファンクションキーの配列」でも書きましたが、ファンクションキーは結構使いますので、重要なポイントです。
 
上記のように付せんを貼って 4つ区切りの視覚的な目印を付けることは出来ますが、ブラインドタッチは難しい点が残念です。
 
TK-DCP01BKはカーソルキーや¥、アンダースコアなどのキーが小さい
 
続いて、右側の「\」「_」のキーが少し小さい点です。
 
\」の方は、キーボードのスペースの都合で致し方がないと感じますが、「_」の方は、左隣の「」のキーが大きいだけに残念さが倍増します。
それぞれのキーの下にある「Ctrl」やカーソルキーのサイズに合わせたのだと思いますが、そこを合わせるよりも「_」キーの幅を広くしてほしかったですね。
プログラムを組むにあたっては「_」キーは結構押すキーですので。
 
そもそも、一番下の段については、スペースキーの幅を小さくすることで、他のキーの幅を広くすることができるのに、と思いますね。
 
最後が、カーソルキーが小さすぎる点です。
カーソルキーは私以外の方も頻繁に使うキーだと思いますので、カーソルキーのサイズが小さすぎるのは多くの方にとってマイナスとなるでしょう。
また、カーソルの「左」の上に「_」のキーがあることもタイプミスにつながりやすい点が残念です。
 
ただ、今回の検証を行った「コンパクトキーボード + 独立テンキー」と言う組み合わせにおいては、カーソルの小ささはあまり影響がないものではありました。
 
TK-DCP01BKにはアプリケーションキーがある
 
キーボードの右下側に不満がある状態でありながら、「アプリケーションキー」がある点は嬉しい点ですね。
 
 

TK-DCP01BKは USBで給電出来るがデータの送信は Bluetooth接続のみ

 
また、このキーボードは電池でも駆動しますが、USB接続すれば給電しながら使用することも出来ます。
そのため、USB接続していれば電池切れの心配はなくなります。
ただ、USBをつないでも電源供給だけで、PCとは Bluetooth接続となっています。
 
ちなみに、USBの形状は「Micro Type-B」です。
 
 

TK-DCP01BKはすでに生産終了...

 
ちなみに、このキーボードは、タブレット用のキーボードというスタイルを打ち出したもので、タブレットを差し込む場所が用意されています。
その見た目から、イロモノ的なキーボードに見えますが、実にしっかりとタイピングしやすいキーボードです。
 
TK-DCP01BKはタブレットを差し込む溝がありタブレットを差しても倒れにくい工夫がある
 
タブレットを差し込んで使うことを想定していますので、タブレットが刺さっていても倒れないように少し重さがありますし、しっかりと机の上に置ける形状になっています。
チルト機能はないですが、キーボード自体に傾斜があり上部の方のキーもタイピングしやすくなっています。
 
タブレットにキーボードを、というコンセプトとしては良さそうではあるものの、持ち運ぶことへの考慮は少ない感じがします。
 
また、このキーボードはすでに生産終了になっていますが、タブレットが減少傾向にある現状では、生産終了になることも致し方がないとは思います。
 
ですが、キーボードは打鍵感がいい!
そのため、このキーボードがこのまま失われるのは残念ですね。
この打鍵感で、このキーピッチで(もう少し狭い方がいいですが)、フルキーボードを出して欲しいですね。
 
 

有線ミニキーボード TK-CM10UMKBK レビュー

 
子ども向けに開発されたコンパクトキーボード エレコム社製「TK-CM10UMKBK」
 

子どもなどタイピング初級者に向けたタイピングしやすいキーボード

 
https://www.elecom.co.jp/products/TK-CM10UMKBK.html
 
子どもたちにとって楽しく学べるキーボードを作りたい!
そんな思いからスタートしたキーボード”KEY PALETTO”開発担当にインタビュー
https://www.elecom.co.jp/pickup/brand/development/20240516-01/
 
NEXTGIGAに向け、最適な学習環境を提供するため
プログラマーの比護賢之氏と協業し、タイピング学習支援ソフト
「タイピングランド KEY PALETTO Edition」の提供を開始
https://www.elecom.co.jp/pickup/brand/development/20240516-01/
 
 

TK-CM10UMKBKは子どもを意識しつつ満足感が高いキーボード

 
「有線ミニキーボード TK-CM10UMKBK」は、上記の記事にあるように、子どもを中心にパソコンに初めて触れる方などを想定して開発されたキーボードのようです。
 
そのためか、子どもの手のサイズに合うようにキーピッチは 17mmと狭くしてありますし、キーの角は丸くなっており、フレンドリーな雰囲気になっています。
また、全体的にふわっとした印象のテクスチャとなっており、この点も初めて触る方を意識したつくりなのかと感じます。
 
ですが、タイピングには全く抜かりがありません。
タイピングをした感じはかなり柔らかい方ですが、ストロークが 2.0mmとやや長めなこともあり、タイピングしやすいキーボードになっています。
この柔らかさは好みが分かれるところかと思いますが、ストロークがありますのでタイプミスはしにくく、長時間タイプしても疲れないと感じます。
 
個人的には、もう少しストロークが短めの方が好みですが。
 
コンパクトキーボードでありながら、キーのサイズが統一されていることも嬉しいところで、違和感なくタイピングが出来ます。
また、ファンクションキーも 4つごとに間がある配置となっており、これもプラスの点です。
 
ただ、「TK-DCP01BK」と違って、こちらには「アプリケーションキー」がない点は残念です。
 
 

「TK-DCP01BK」と「TK-CM10UMKBK」の比較のまとめ

 
「TK-DCP01BK」と「TK-CM10UMKBK」とを比較すると、どちらも一長一短ありますが、どちらも好ましいキーボードでした。
 
個人的には「TK-DCP01BK」の打鍵感の方が好みですが、「TK-CM10UMKBK」の方が全てのキーのサイズが統一されていますので、より万人向けのキーボードだと感じます。
 
また、「TK-DCP01BK」の方はすでに生産終了になっていますので、今後は「TK-CM10UMKBK」の方しか買えませんが、このキーボードが相応に売れているのであれば、これのバリエーションの一つとして、独立テンキーも付いたフルキーボードを作って欲しい!!と感じました。
 
パソコンを初めて使う子ども達が、エクセルなどで数値を入力する際には独立テンキーがある方が入力しやすいでしょう。
エクセルに四則演算の式を入力する際も独立テンキーがある方が入力しやすいでしょう。
 
それを考えたら、子ども向けであっても独立テンキーも付いたフルキーボードのバリエーションも必要じゃないですか??と思うのです。
 
 

独立テンキー iClever社製 IC-KP10-SW レビュー

 

独立テンキーだけとは言えキーピッチ 19mmは大きい

 
カーソルも付いている独立テンキーパッド「IC-KP10-SW/IC-KP10-BK」
 
ハッキリ言って、キーピッチが 19mmのため、大きいです。
 
そのため、キーボード上部の方の「Insert」「Home」「PageUp」などが遠いです。
また、「2025/01/01」のような日付を入力する際の「/」に、手のひらを広げただけでは届かず、腕から上げないと届かないので、かなり残念な感じになります。
 
IC-KP10-SWはキーピッチ19mmなのでキーボード本体より大きめ
 
このキーボードが悪いわけではないのですが、やっぱりキーピッチ 19mmのキーボードは大きいですね。
 
 

IC-KP10-SWのタイピング間は良い感触

 
ただ、タイピングのしやすさ自体は好ましいものです。
 
IC-KP10-SWは薄いがタイピング感はしっかりしていて好感触
 
キーボード自体が薄いため、ストロークも 1.2mmほどですが、タイピングしたときに「クイッ」とくるスイッチを押した感じはありますので、タイピングには全く不満はないです。
 
モバイル PCの薄いペチペチした打鍵感のキーボードとは全く違い、しっかりとした打鍵感がありますので、タイピングミスも少ないでしょう。
 
 
このキーボードにはチルト機能がないのがやや残念ですが、テンキーをテンキーだけで使うことはないかと思いますので、厚紙などで本体側のキーボードの高さと厚さを合わせる調整をした方がタイピングの満足感は上がると思います。
 
それを考えると、チルト機能があっても使われることが少ないのではないか、とも思います。
 
 

IC-KP10-SWは薄く持ち運びにも適している

 
今回のレビューは、「メインのキーボード+テンキー」という組み合わせをデスクトップ PCで使用する、と言うレビューですので、持ち運びは考慮していませんが、この「IC-KP10-SW」は薄くて突起物もありませんので、モバイルPCと一緒にカバンに入れて持ち運ぶのにも適しているんじゃないかと思います。
 
ただ、キーボードはデリケートな機器ですので、ケースに入れた方が良さそうですね。
 
 

キーボードの Bluetooth接続のタイムラグ

 
今回のレビューに使用した、キーボードの本体の「TK-DCP01BK」と独立テンキーの「IC-KP10-SW」は、Bluetoothで接続しますが、タイピング中に遅延が発生していると感じることはありませんでした。
 
ただ、どちらも一定時間経つとスリープ状態になりますので、スリープ状態からの回復には 1~ 2秒ほどかかりますので、そこはちょっと気になります。
 
とは言え、スリープから回復する時だけですし、タイピングしてそれが画面に入力した状態になるまでが 1~2秒ほどかかりますが、タイプしたキーが無効になることはないため、待ちさえすれば入力されるため、すごくストレスに感じる、と言ったことはないのではないかと思います。
 
 

TK-DCP01BK、TK-CM10UMKBKとIC-KP10-SWの組み合わせのレビュー

 

TK-DCP01BK、TK-CM10UMKBKとIC-KP10-SWを組み合わせたときのレビュー

 
さて、それぞれのキーボードの個別のレビューをしてきましたが、
 じゃぁ
 キーボード本体と独立テンキーを組み合わせたらどうなのか。
というと。
 
 思っていた以上に
 結構いい感じに使えるんだな
と言うのが正直な感想です。
 
コンパクトキーボードATC-MKB95の代替としてTK-CM10UMKBKとIC-KP10-SWを組み合わせてみた
 
最初の 1週間は「TK-CM10UMKBK」の方を独立テンキーの「IC-KP10-SW」と組み合わせて使用し、次の 2週間はの「TK-DCP01BK」と組み合わせて使いました。
後半の 2週間は「TK-DCP01BK」のタイピングの好感触さも相まって、「これはこれでいけるな!」と言う印象になりました。
 
自分で試しておきながら、想像していたよりも全然良い感じでした。
 
通常の文字入力は本体側のキーボードで、カーソル、数値入力は独立テンキー側、と言う操作がだんだんと自然に出来るようになってきまして、慣れれば慣れていくもんだな、これはこれで行けるな、と。
 
ただ、「IC-KP10-SW」のところでも書きましたが、独立テンキーだけとは言え、キーピッチが 19mmですので、独立テンキー側が大きすぎるのです。
 
特に、日付の入力では「/」は結構使うので、ここに指が届かないのは結構なストレスなんですよね。
 
プログラムをタイピングする際は、「/」はキーボード本体側のキーをタイピングしますので問題ないのですが、エクセルなどで日付をいくつも入力する際は独立テンキーを使うことが多いのですが、そこで「/」のタイピングにストレスを感じるのは厳しいですねぇ。
 
「TK-DCP01BK」と「IC-KP10-SW」を並べると筐体のサイズとしてはコンパクトキーボードの意味はない
 
「TK-DCP01BK」と「IC-KP10-SW」を並べると、横幅は一般的なキーボードと大差がないですね。
 
「TK-CM10UMKBK」と「IC-KP10-SW」を並べると少しは小さくなるが大きいことには変わりない
 
「TK-CM10UMKBK」との組み合わせなら少しは小さくなりますが、上の「ATC-MKB95(オーディオテクニカ製)」と比較すると、やっぱり大きいなぁと感じますね。

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