エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


CakePHP3で静的ページの作成は webrootか pagesを使う。トップページを参考に解説

      2019/02/09

CakePHP3で静的ページの作成は webrootか pagesを使う

 

CakePHP3で静的ページの作成には 2つの方法がある

 
CakePHP3で静的なページを作成したい場合は 2つの方法があります。
 

  • /webroot フォルダを活用する
  • /src/Controller/PagesController.php を活用する

 
この記事では、上記の 2つの方法について解説します。
 
 

/webroot フォルダを活用する

 
まず、/webroot フォルダを活用する方法です。
 
/webroot フォルダを活用する方法はシンプルです。
 
/webroot フォルダは、ドキュメントルートの場所になっていて、ブラウザでアクセスできる領域になっています。
そのため、静的なファイルをこの場所に入れれば、ブラウザでアクセスすることができます。
 
通常は、画像ファイルや CSSファイル、JavaScriptファイルなどを設置する場所として活用されます。
 
同様に、静的な HTMLファイルを設置すればそのままブラウザでアクセスすることができます。
 
例えば、デフォルトでは下記のファイルが入っています。
/webroot/img/cake.power.gif
 
これにアクセスする場合の URLは下記のようになります。
http://example.com/img/cake.power.gif
 
ファイルを置くだけでアクセスできますので、非常に簡単です。
 
 

/src/Controller/PagesController.php を活用する

 
/webroot フォルダを活用する方法は、シンプルで分かりやすい方法です。
 
ですが、静的なページといえども HTMLファイルとして設置するのではなく、CakePHPの中に組み込みたい、と思う場合もあるでしょう。
 
例えば、CakePHPのテンプレート機能を活用して、ヘッダーやフッターなどを共通で使用するパーツ化している場合などは、まさに CakePHPに組み込みたいと思う場面でしょう。
 
そんなときは、/src/Controller/PagesController.php を活用します。
 
 
デフォルトの PagesController.php ファイルは「display」というアクションしか入っていないシンプルなファイルです。
 
ですが、このアクションでは、受け取った URLに基づいてテンプレートファイルを取得し画面を表示する、という機能を持っています。
 
これによって、静的なページは下記の URLのように表示する事ができるようになっています。
http://example.com/pages/******
 
 

デフォルトのトップページを参考にした解説

 
CakePHPをインストールして最初に表示されるデフォルトのトップページもこの pagesを利用して表示されています。
 
トップページですので
http://example.com/
という URLで表示されますが、pagesを使って
http://example.com/pages/home
という URLでアクセスしても同様のページを表示することができます。
 
また、このデフォルトのトップページのテンプレートファイルは「/src/Template/Pages/home.ctp」です。
 
 
同様に、「/src/Template/」フォルダの中に「****.ctp」というファイルを作成し、
http://example.com/pages/****
という URLでアクセスすると、設置した「****.ctp」ファイルの内容が表示されます。
 
 

ルーティング機能を使って URLとプログラム実体とを関連付ける

 
また、「http://example.com/」という URLでアクセスした際、「http://example.com/pages/home」のページを表示させるようにする設定は「ルーティング」設定と呼ばれるものです。
 
CakePHP3・Cookbook・ルーティング
https://book.cakephp.org/3.0/ja/development/routing.html
 
この記事では詳細な解説はしませんので、上記のオフィシャルサイトなどを確認してほしいのですが、ルーティングの設定は「/config/routes.php」ファイルで行います。
 
デフォルトの設定では下記の記述があると思いますが、これが、ドキュメントルート「/」にアクセスがあった場合は「http://example.com/pages/home」のページを表示する、という設定をしているものになります。
 

 
これによって、ドキュメントルートのページが表示される、ということになっています。
 
 

pagesに関する追加の解説

 
前項のデフォルトのトップページを参考に解説したように、pages機能を利用して、静的なページを表示することができるようになります。
 
ですが、pages機能を利用してアクセスする場合は
http://example.com/pages/****
という URLになってしまいます。
 
ですが、これを
http://example.com/****
という URLでアクセスしたい場合もあるかと思いますが、その時は、先に解説したように、ルーティング機能を使って、URLとそれで利用するプログラムとを関連付けて望んでいる URLを設定することができるようになります。
 
 
今回は「静的なページを作るためのページとして pagesを利用する」という趣旨で記事を書いています。
ですが、pagesの利用は静的ページ専用というわけではありません。
 
正確には、データベースに接続せず、Controllerや Modelでの処理が必要がないページを表示する場合に使うのが pages、という感じのものです。
 
そのため、完全に静的なページだけではなく、テンプレートファイル側に記載するだけで済むような簡単な処理であれば pages機能を用いたページを作成するといいでしょう。
 
 
最後になってしまいましたが、ルーティングの設定は、基本的にはファイルの記載を変更すればすぐに反映されますが、環境によってはキャッシュされる場合もあるようです。
ルーティングの設定をしたけども、思ったような動きにならない、というときはキャッシュをクリアしてみるといいのではないか、と思います。
下記の記事を参考にしてください。
CakePHP3のルーティング(routes.php)の変更が反映されない時はキャッシュのクリアを
CakePHP3のキャッシュをクリアする方法「bin/cake cache clear_all」を使う
 
 

CakePHP3の関連記事

CakePHP3で静的ページの作成は webrootか pagesを使う。トップページを参考に解説
CakePHP3のキャッシュをクリアする方法「bin/cake cache clear_all」を使う
CakePHP3のルーティング(routes.php)の変更が反映されない時はキャッシュのクリアを
Google Analytics APIを CakePHP3で動かしてレポートデータを取得する方法の解説
CakePHP3でComposerでインストールできないプラグイン、外部ライブラリを vendorに入れて手動で読み込む方法
CakePHP3でシェルを作成しコマンドラインから実行・CakePHP2との違い
CakePHP3で生の SQLの実行はConnectionManagerを使う
CakePHP3でデータを保存する save()で発生するエラーを確認する方法を解説
CakePHP3のデバッグキット(DebugKit)を強制的に有効、無効に変更する方法
CakePHP3でWarning Error: SplFileInfo::openFile()エラーが発生した場合の対処方法
 
その他の「CakePHP3」に関する記事一覧
 
 

 - CakePHP 2.x 3.x

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

CakePHP3のCakeDC/Usersのログイン後のリダイレクトを設定解説
CakePHP3のCakeDC/Usersのログイン後のリダイレクトを設定解説

CakeDC謹製Usersプラグインの紹介。ログイン認証後にリダイレクトする先の設定方法についての解説と実運用するために必要なコツを解説。便利な仕組みも仕様の理解があって初めてうまく使いこなせる。

CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その6ORDER、sortソートの機能

CakePHPの検索プラグイン Search Pluginの検索処理の中で order、ソートについての解説です。

CakePHP3のメール送信の処理・テンプレート使用・添付ファイル送信も解説
CakePHP3のメール送信の処理・テンプレート使用・添付ファイル送信も解説

CakePHP3からメールを送信する方法解説。基本的な記述方法を基にして、テンプレートを使う方法、ファイルを添付する方法へと拡張しながら解説。

CakePHP3で生の SQLの実行はConnectionManagerを使う
CakePHP3で生の SQLの実行はConnectionManagerを使う

CakePHP3で生の SQL文を実行する方法を解説。クリエビルダーを使う場合は TableRegistryを利用するが、SQLを実行する場合は ConnectionManagerを使う。プリペアードステートメントの使用方法も解説。

VirtualBoxにCakePHP3を設置。必要なCentOS、Apache、PHP、MySQL、Composerをインストールし設定する。
VirtualBoxにCakePHP3を設置。必要なCentOS、Apache、PHP、MySQL、Composerをインストールし設定する

VirtualBoxにCentOS、Apache、MySQL、PHPをインストールするところから初めてCakePHP3の開発環境を構築する手順を詳細解説。この記事1つで全ての設定が完了する。

CakePHP3のCakeDC/UsersのUserHelperでログアウトやreCAPTCHAをカスタマイズ
CakePHP3のCakeDC/UsersのUserHelperでログアウトやreCAPTCHAをカスタマイズ

CakeDC謹製Usersプラグインの紹介。UserHelperを利用し、ログアウトのリンクや権限があるときのみ表示されるリンク、プロフィールページへのリンク、reCAPTCHAの設置方法などを解説。

CakePHP 2.3でファイルをアップロード・その2 ファイル名を乱数で設定

CakePHPのアップロードするファイル名を乱数で変更しセキュリティを高める方法を解説。

CakePHP 2.3 bakeの超初心者向けフォロー講座

CakePHP 2.3 bakeの超初心者向けフォロー講座

CakePHP3でDocumentRootやwebroot、imgフォルダのURLやドメイン、パスを取得
CakePHP3でDocumentRootやwebroot、imgフォルダのURLやドメイン、パスを取得

URLやドメイン、フォルダへのパスの取得は、ビューではUrlHelperを使い、コントローラーではRouterクラスを使います。第2引数の指定でURLを取得することも可能。

CakePHP3でファイルのアップロード処理を自作・解説付き・その1
CakePHP3でファイルのアップロード処理を自作・解説付き・その1

CakePHP3でファイルをアップロードする処理を、php.netにある「エラーを起こさない」と説明がある処理を参考に作成。サンプルソースとその解説付きで、コピペでも動くし、カスタマイズも簡単!