コンパクトキーボード・KEK-EA9AU・FKB1420の魅力
2019/05/26
コンパクト・フルキーボード(JIS規格・日本語 109キーボード)の魅力
「富士通(FKB1420)系」の「FKB1424-501」を購入
コンパクト型のフルキーボードをヤフオクで買いました。
MODEL:FBK1420 SERIES
PN:N860-1424-T501
MN:FKB1424-501
今回の記事は、この「FKB1424-501」をめぐるコンパクト・フルキーボード(JIS規格・日本語 109キーボード)の魅力を語る、非常にニッチな話題です。
そもそもキーボードは文字入力に際してもっとも重要な入力デバイスであり、作業効率にももっとも影響を与えるデバイスの一つであるにも関わらず、そこにこだわりを持っている方はあまりいないんじゃないかと思っています。
パソコンをセットで購入したのち、マウスは交換したけどキーボードはセットで買ったそのまま、という方の方が多いんじゃないでしょうか?
それくらいキーボードはどれも同じようなものと認識されているんじゃないかと思うわけです。
使っている「ミツミ(KEK-EA9AU)系」のキーボード
現在我が家で使っているのは、オーディオテクニカ製「ATC-MKB95」、ミツミ製「KEK-EA9AU」です。
写真は、アイボリー、ブラックの 2台ですが、会社で使っている 1台も合わせて 3台所有しています。
2001年~2004年頃に購入したものと思います(かなりあやふやだけど)。
そのため、一番古いものは 10年ちょっと使っている計算になりますね。改めて考えるとすごいことですが、今でも全く何の支障もなく活躍しています。
とはいえ、会社の PCは PS/2のコネクタがないタイプでしたので、PS/2-USB変換機の「BSUAPS201」を利用して使っています。
「BSUAPS201」については「BSUAPS201・BSUAPS2B02 IVを買ったのでレビューを!」に記事を書いていますので、参考にしてください。
コンパクトキーボード「ミツミ(KEK-EA9AU)系」「富士通(FKB1420)系」の系譜
さて、これらのコンパクト・フルキーボード(JIS規格・日本語 109キーボード)ですが、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」と「富士通(FKB1420)系」の 2系統のキーボードがあることが分かりました。
「ミツミ(KEK-EA9AU)系」
ミツミが製造し、それを各社が OEMとして販売をしていたキーボードで、ここでは「ミツミ(KEK-EA9AU)系」と表現します。「KEK-EA9AU」のあと「KEK-EA9AU/II」が製造されています。
いずれもすでに製造が終了しており、中古の入手も非常に難しい状況です。
サイズ:362.6(W) x 128.5(D) x 22.5(H)mm
キーピッチ:15.3mm キーストローク:2.0mm
キースイッチ:メンブレン方式
OEM先
ATC-MKB95(株式会社オーディオテクニカ製)
KEK-EA9AU(株式会社オウルテック)
KEK-EA9AU/II(株式会社オウルテック)アイボリー
KEK-EA9AU/II(B)(株式会社オウルテック)ブラック
KEK-EA4AU/II(株式会社オウルテック)アイボリー US 104キーボード
「富士通(FKB1420)系」
富士通コンポーネントが製造し、各社が OEMとして販売しているキーボードで、ここでは「富士通(FKB1420)系」と表現します。「FKB1420」はシリーズ名で、派生商品や OEMなど多様な展開をしているため、製品は同じでも多様な型番が存在します。
現在は、インターフェイスを USBに進化させて販売されています。ただ、一番ニーズがあると思われるグレー色の一般販売はされていないところが残念なところです。
サイズ:347(W) x 117.5(D) x 19(H)mm
キーピッチ:15.0mm キーストローク:1.5mm
キースイッチ:メンブレン方式
メーカー仕様
富士通コンポーネント・キーボード形格リスト
FKB1424-705(富士通コンポーネント株式会社)日本語 USB 現行
FKB1425-705(富士通コンポーネント株式会社)US配列 USB 現行
FKB1424-702/P(富士通)USB ピンク 現行
FKB1424-703/B(富士通)USB ブルー 現行
FKB1424-704/G(富士通)USB グリーン 現行
OEM先
ATC-MKB109(株式会社オーディオテクニカ製)
FKB-1424W(ナカバヤシ株式会社・ロアス)旧版 PS/2
PCP-FKB1424-T501-R(株式会社ミスミ・富士通のOEM)旧版 PS/2
PCP-FKB1424-T501U-R(株式会社ミスミ・富士通のOEM)現行 USB
TK-P2109JPCW(エレコム株式会社) PS/2 旧版
KMV-JM109P(株式会社バッファロー) PS/2 旧版
ちなみに、「ミスミ」と「ミツミ」とありますが、記載ミスではなく違う企業です。
ミスミ、ミツミはともに東証一部上場上の企業ですが、ミスミ(株式会社ミスミグループ本社)は機械メーカーで、ミツミ(ミツミ電機株式会社)は電子部品メーカーです。ミツミは任天堂のコントローラーを作っていること有名な企業ですね(任天堂関連銘柄として見られています)。
私が使っている「ATC-MKB95」「KEK-EA9AU」は、ミツミが作った「ミツミ(KEK-EA9AU)系」のキーボードで、OEMとしてオーディオテクニカとオウルテックから販売されていたものを購入していたようです。
そして、今回購入した「FKB1424-501」は、富士通コンポーネントが作った「富士通(FKB1420)系」のキーボードです。
現在は、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」は途絶えて久しく、また PS/2版しかなかったために再販は絶望的だと思われます。
ですが、「富士通(FKB1420)系」系は、「FKB1424-705」「FKB1424-702/P」という形で USB版に生まれ変わり、現在も販売されていることが確認されました。
そのため、今後このコンパクト・フルキーボードは、「富士通(FKB1420)系」であれば USB版として生まれ変わったキーボードが購入可能です(販売情報は後述しています)。
ただ、今回購入したものは「富士通(FKB1420)系」の富士通コンポーネントが販売している PS/2版に当たる製品で、その検証です。
なぜ PS/2版の「FKB1424-501」をヤフオクで買ったか、というのは安かったということが第一の理由ですが、「富士通(FKB1420)系」のキーボードの実物を見たことがなかったために、「富士通(FKB1420)系のキーボードって本当に大丈夫なのかな?」という不安があったために新品を買う勇気がなかったためです。
だって、一般販売されている「富士通(FKB1420)系」のキーボードは、パステルカラーのコンパクトサイズのキーボードですからね。私でも「おもちゃじゃないの?」と思ってしまいます。
私の様に「富士通(FKB1420)系」のキーボードが気になりつつも手を出せない方々に対して、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」と「富士通(FKB1420)系」を比較しながら、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」を使っている方々が「富士通(FKB1420)系」に移ってくることが可能なのか、まずはそれを検証してみたいと思います。
ちなみに、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」「富士通(FKB1420)系」というのは、私が勝手に名づけたものです。
ちなみに「KEK-EA9AU/II」ですが、1年ほど前にとあるネットショップに「新品!398,000円」というバナーが出てました。
「おぉ!新品がまだあるのか!」と思いましたが、当然のごとくとても手が出る額ではありませんでした。とはいえ、その金額を出してでも求めたいという愛用者がいるっていうことですよね。
まぁ、10分の 1の 39,800円なら頑張って...という気になるレベルではありますね。今回の調査なく代替機の存在を知らなければ。
「ミツミ(KEK-EA9AU)系」「富士通(FKB1420)系」のキーボードの違い
私はこれまで「ミツミ(KEK-EA9AU)系」を使ってきましたが、「富士通(FKB1420)系」のキーボードを購入してみて、その違いを比べてみました。
全体
丸みがある「ミツミ(KEK-EA9AU)系」
スクウェアな「富士通(FKB1420)系」
まず全体の形ですが、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」はやや丸みがあります。
「富士通(FKB1420)系」は直線で構成されています。
その違いから、絶対的なサイズは「富士通(FKB1420)系」の方が若干ながら小さくなっています。
重量感
540gの「ミツミ(KEK-EA9AU)系」
550gの「富士通(FKB1420)系」
いずれのキーボードもコンパクトながらそれなりの重量感があります。なぜならキーボードの中には鉄板が入っているからです。
そのために簡単には壊れにくく、しっかりしたタイピング感を生み出しているのではないでしょうか。
1,000円程度の低価格キーボードのような安っぽさはありません。
裏側
チルトスタンド、ケーブル固定機構がある「ミツミ(KEK-EA9AU)系」
いずれもない「富士通(FKB1420)系」
裏側はやや違いがありました。
「ミツミ(KEK-EA9AU)系」はチルトスタンドがあることとケーブルを左右に振り分けることができるようにケーブルをケーブルを固定する機構があります。
「富士通(FKB1420)系」にはそれらがありません。
こういうコンパクトなキーボードなだけに、ぴったり壁にくっつけたい場合の「富士通(FKB1420)系」はケーブルがやや邪魔になる場合があるかもしれませんが、一般的には問題になるケースはほぼないでしょう。
キーボードのキーの形
一般的な台形の「ミツミ(KEK-EA9AU)系」
スクエア型の「富士通(FKB1420)系」
「ミツミ(KEK-EA9AU)系」は一般的な台形の形をしたキーになっていますが、「富士通(FKB1420)系」は直方体的な垂直な側面になっています。
これは、キートップの大きさを確保するためではないか、とも考えられますが、大した違いではないため、デザイン的な志向のようにも感じます。
とはいえ、キーの絶対的なサイズはほぼ同じであるため、使い勝手に違いは感じません。
ホームポジションを表すポッチ
ポッチ型の「ミツミ(KEK-EA9AU)系」
バー型の「富士通(FKB1420)系」
正式名称をなんというのか分かりませんが、ブラインドタッチをする際のホームポジションを探すときに利用する「F」「J」とテンキーの「5」についている突起物のことです。種類としては、小さな突起物のもの、キーの下のラインに線が付いているもの、キーの湾曲の大きさが違うものなどがあると思います。
で、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」は突起物が出ているタイプで、「富士通(FKB1420)系」はキーの下面にバーが付いているタイプです。
実際に使ってみた感じではこれは結構違和感があります。
いかにこのポッチに頼っていたかが分かりますが、「FKB1424-501」を使ってみるとホームポジションを見失いがちです。
ただ、これは慣れの問題であろうと思われ、使っているうちに慣れてくるんじゃなかろうか、と思いたいところです。
キータッチ(キーの硬さ)
キータッチが柔らかい「ミツミ(KEK-EA9AU)系」
キータッチが硬い「富士通(FKB1420)系」
キータッチについてですが、これは大きく違いがありました。
「ATC-MKB95」は結構ふにゃふにゃで、「FKB1424-501」を使った後だとそのふにゃふにゃ感がより実感として感じられました。
打感としてはちょっと硬めの「FKB1424-501」の方が心地よい硬さと感じられます。
まぁ、「ATC-MKB95」のふにゃふにゃ感も昨日まで何ともなかったわけなので、禁断の何かを手にしてしまったような感じもしますが...
そもそも「ATC-MKB95」のふにゃふにゃ感は、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」に言える問題ではなく、15年近くも愛用しているこのキーボード個体の問題だと思います。
15年も使っているんですから多少ふにゃふにゃにもなりますよね。
ある意味 15年近く愛用していても全く故障していないワケですので、コストパフォーマンス的には非常に高いものがありますね。
15年前から使っているパーツは PCのケースとこのキーボードだけですからね。
さすがにやや黄ばんだ感じはしますが....
キーピッチ、キーストローク
キーピッチ 15.3mm キーストローク 2.0mm 「ミツミ(KEK-EA9AU)系」
キーピッチ 15.0mm キーストローク 1.5mm 「富士通(FKB1420)系」
上記のキーピッチ、キーストロークはカタログ上のものですが、実際に使ってみた感じでは全く違いがあるようには感じません。
交互に使ってもキーピッチ、キーストロークともに何の違いも感じません。
(キーピッチは 0.3mm違いますが、一番上の 15キー全部で 4.5mmの差ですので、並べて見ないと分からない違いでしょう。)
カラーバリエーション
アイボリー+ブラックの「ミツミ(KEK-EA9AU)系」
グレー+ピンク+グリーン+ブルーの「富士通(FKB1420)系」
そもそも「ミツミ(KEK-EA9AU)系」はもう買えませんので、カラーバリエーションが...といったところで意味がないものですが、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」はアイボリーとブラックとがありました。
PC本体やディスプレイの色と合わせる場合に選択肢としては嬉しいものでした。
替わって「富士通(FKB1420)系」は、カラフルです。一般的なグレーがほぼ売られていないというのは残念な状況ですが。
いろいろ比較してみましたが、唯一、ホームポジションを示すポッチの部分の違いがタイピングに影響を与える可能性がある点ですが、それ以外は実用上何の違いもないと考えて問題ありません。
ただ、実用的な問題ではありませんが「FKB1424-501」には残念な点があります。
それは、「バリ」が出ている点です。
「FKB1424-501」は、定価が 12,800円もするキーボードですので、このバリくらいもう少ししっかり処理してほしいなぁと思わずにいられません。
この個体だけの問題であればまだいいのですが...
「ミツミ(KEK-EA9AU)系」「富士通(FKB1420)系」コンパクト・フルキーボード(JIS規格・日本語 109キーボード)の魅力
これらのキーボードの魅力は 2点!
・コンパクトであること
・フルキーボード(JIS規格・日本語 109キーボード)であること
コンパクトなキーボードというと、独立テンキーがなかったり、カーソルの位置などを含めて変なキー配列になっていたりするものが多いわけです。
なぜかっていうと、キーの大きさ(キーピッチ)を変えずにコンパクトにしようとするからなんです。
たまに、キーの配列もキーのサイズもばらばらに詰め込んだキーボードもありますが...
しかし、「ミツミ(KEK-EA9AU)系」「富士通(FKB1420)系」のキーボードはキーのサイズ、キーピッチをそのまま小さくするという他のキーボードにはない手法でサイズをコンパクトにしていますので、そこが非常に便利なんです。
なんでこのキーボードが一般的に売られていないのかがよく分からないくらいです。
小さいことのメリットは机の上などにおいていても場所を取らない!というメリットがありまして、その点でコンパクトなキーボードを探す方がいらっしゃるでしょう。
でも、このキーボードの利点はそんなところではありません。
ほとんどのショートカットが片手で入力可能!という点が素敵な点です。
私がこのコンパクトキーボードを使い始めた理由は、「フルサイズのキーボードでは Photoshopのショートカットが押せないから」でした。
それは、女性が多いデザイナーにとってはより深刻なんじゃないかと思うわけです。
その昔、DTPのオペレータをやっていたのですが、その時の職場は Macでした。
Macのキーボードの「Commandキー(Winの Ctrlキー)」は「スペースキー」の横についていますので「Command+K」「Command+I」などのショートカットも問題なく押せました。
ですが、自宅では Windowsを使っていたので、「Ctrl+K」「Ctrl+I」はフルサイズのキーボードでは左手だけではかなりギリギリなんです。
実際にやってみていただくと分かると思いますが、そのギリギリ感に耐えられなくて、結局は左手で「Ctrl」、右手で「I」を押さなくてはいけなくなり、そのたびにマウスから手を離さなくてはいけないという面倒な点がありました。
これを解消するために、当初は「Ctrlキー」と「無変換キー」を入れ替えるためにキー配列を変えるアプリや、Macのキーボードを Winで使えるようにする変換機なども試しましたが、いずれもデメリットがありました。
そして、あれこれ試していきついた先が「ATC-MKB95」だったのです。
小細工せずに「ATC-MKB95」をつなぎさえすれば、どの PCでも使えるという安心感も大きなアドバンテージでした。
そんなわけで、小さいキーボードはショートカットを多用する方にとって最適なキーボードなのです!!
ちなみに、ビックカメラとかヨドバシカメラとかの家電量販店に行ったときには、キーボードコーナーに行って今使っている「ATC-MKB95」の代わりとなるキーボードを探すことが日課となっていました。
それはそれはもう、7、8年くらい続けている行動です。
ある日を境に「ミツミ(KEK-EA9AU)系」のキーボードを見なくなったわけですが、そうすると今の「ATC-MKB95」が壊れると代替品がないということに気付いたわけです。
無くなってから気づくこの喪失感と焦り...
この「ATC-MKB95」が壊れたらどうしよう...
ですが、今回の「FKB1424-501」を買ってみたことで「富士通(FKB1420)系」で全く問題ないことが分かりましたし、「富士通(FKB1420)系」は USBに進化していることと、それは今でも買えることが分かったことは大きな収穫でした。
とはいえ、1台 9,800円。
PCパーツとしては安くない...
「ミツミ(KEK-EA9AU)系」「富士通(FKB1420)系」のサイズ感
キーボードが小さいから手が大きい人は使いにくいんじゃ?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
私の手は下記のサイズです。
一般的な成人男性の手のサイズだと思いますが、全く問題なく使用することができます。
実際に Ctrl+Iを押した状態が上の写真です。
これも問題なく押せます。
そもそもキーボード自体がアメリカからそのまま持ってきたものですから、そもそものサイズがアメリカンサイズなんじゃないかと思うわけです。
そして、このコンパクトなサイズこそが日本人にぴったりのサイズなんじゃないでしょうか!!
そしてさらに、キーピッチ、キーストロークが小さいため、通常のキーボードよりキー入力を高速化することができます。
なんといっても動かす距離が短くて済みますからね。省エネです(笑)!
ただ、コンパクトサイズのキーボードの唯一の欠点は、このサイズに慣れてしまうと一般的なサイズのキーボードを使うときにサイズ感が合わないことですね。
会社でほかの方の PCで操作するときは打ち間違いばかりしてしまいますからね。特に「BackSpace」「Home」「End」辺りのキーが遠すぎて...
そのため、いろいろなパソコンを使いながら作業をする業務をされている方はやや難があるかも知れないですね。
「富士通(FKB1420)系」の問題点
「富士通(FKB1420)系」の問題点があるとすれば、ファンシーな色!
こんなファンシーな色はなかなか会社では使いにくいです。
オーソドックスなグレー、アイボリーなどの色を出してほしいです!
そもそも私も思っていましたが、ファンシーな色だからおもちゃっぽく見えて、しかも、小さいこともあって「大丈夫だろうか?」って思われているんじゃないか、と思うわけです。
ビジネス用途にも使えるとアピールするためにもオーソドックスなカラーも出すべきです!
と書いては見たものの、今回の調査で、実はグレーも販売されていることが分かりました!
富士通コンポーネントの案内ページ
http://www.fcl.fujitsu.com/services/input-devices/retail.html
そして、実際に販売されているページ
http://item.rakuten.co.jp/fujitsucomponent/kb146/
http://item.rakuten.co.jp/fujitsucomponent/kb147/
でも、即売り切れです。
いくつ仕入れたのか分かりませんが、9月12日に販売開始して、私が見た 9月29日にはすでに売り切れていましたので、2週間以内で完売という人気商品なわけですよね。(場合によっては数日で売り切れている可能性も!)
どうっすか?富士通コンポーネントさん、グレーも一般販売してください!
私たちがブログで拡散しますから!
さらに探すと、下記のサイトがありました。
PCP-FKB1424-T501U-R(株式会社ミスミ・富士通のOEM)現行 USB
http://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/110400280660/
こちらは特に欠品となっているわけではありませんので買える模様です。
しかし、残念ながら BtoB専用の ECサイトであるため、企業や個人事業主相手にしか販売していません(個人では購入できません)。
私は「エス技研」という法人格がありますので、たぶん買えると思いますが。
「ミツミ(KEK-EA9AU)系」「富士通(FKB1420)系」のターゲットとすべきところ
「ミツミ(KEK-EA9AU)系」「富士通(FKB1420)系」のキーボードの魅力
・キーボードはコンパクトである点
・フルキーボードである点
なんでこれを満たすキーボードが売っていないのかが不思議です。
キーボードを作っているメーカーの方々は男ばっかりの職場で、男の頭で考えているからなんじゃないかと。
そして、これまでと同じ流通ルートで売ろうとしているからなんじゃないかと。
このキーボードの最大の特徴は、小さい点。
これを活かすには、「女性」「子ども」をターゲットにすればいいんです!
在宅でデザインをしている女性や、学校でパソコンを導入している小中学校も増えてきていますし、そこをメインターゲットにすればいいんです!
それが分かっているからピンクとか、グリーンとか、ブルーとか、そんなファンシーなカラーリングをしているんだと思いますが、それじゃまだ足りないんです。
手が小さい女性に優しい。
手が小さいお子さんにも優しい。
そんな謳い文句で雑貨屋さんで売ってみればいいんですよ。
そもそもそこをターゲットにして売っているなら、家電量販店経由で売るんじゃなくて、Francfranc(フランフラン)とか、無印良品とかとコラボして作りました!みたいな感じで雑貨屋に出せば売れると思うんですよね。
まぁ、PCをカッコよさで選んでいる方々は MacBookあたりを選んでいそうですけども。
もしかすると
日本人には日本人に合うサイズのキーボードを!
そんなキャッチコピーの方がいいのかも。
うちにも小学生の娘がいますけども、小学生くらいが使うのには通常サイズのキーボードは大きすぎるんですよ。
ブラインドタッチなんてできるサイズじゃないんですよ。
そんな子供にぴったりサイズとして学校に導入してもらえるように営業したらいいんですよ。
学校で導入されれば、親御さんは自宅用にも買ってくれますよ。
導入されたどこか 1校だけでも注目を浴びれば、それがテレビで取り上げられたりしたら、あっという間にヒットしますよ。
そして何より、変形型じゃなくて JIS規格に準拠しているキーボードっていうところがいいんですよ。
学校とかで勉強するには JIS規格とかそういう規格ものが喜ばれるわけですから。
もっともっとメーカーにお願いしましょう(笑)!
富士通コンポーネント・お問い合わせ
この記事を読んだ方から新品同様の「KEK-EA9AU」を譲り受ける 2019.05.26 追記
2015年04月16日にヤフオク経由で新品同様の「KEK-EA9AU」を入手しました。
この記事を書いたのは 2014年11月25日ですが、それ以降、この記事は地味ながらも常に一定程度のアクセスがあり、多くの方からコメントもいただいていました。
そんな中、この記事を読んだ方から「『KEK-EA9AU』を持っているのですが、要りませんか?」と連絡をいただきました。
そして、諸事情ありましたが、ヤフオク経由で譲り受けることとなり、ほぼ新品で箱付の「KEK-EA9AU」を入手することができました。
譲ってくれた方のお話では、ヤフオクで新品を落札したそうです。
その後、数回試し打ちをしたそうなのですが、手になじまなかったとのことで連絡をしてくださったそうです。
ヤフオクに出品がされたのは、2015年4月。
私がこの記事を書いた 2014年でも「KEK-EA9AU」を見かけることはなくなっていましたので、まだ箱に入った美品が出回っていたというのがオドロキでした。
もはや新品が出回ることはないであろうと思いますが、新品でも中古でも購入させていただきますのでご連絡ください(お値段によりますが...)!!
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Comment
EA9AUのページ、読ませていただきました。
私も職場に持ち込んでいました・・・
昨年末、ノートPCへの変更で引退したのですが、ミスタッチの嵐に耐えられず、アダプターを購入して復活!2週間目です。
実はEA9AUには、富士通のものが存在します。
1997年11月発売のPC、プリシェの初代から3代目までに付属したキーボードです。
形はミツミ系、色は富士通系
裏面シールには
FMVP-KB321
MODEL KEK-EA9AU
MADE IN MALAYSIA
私はプリシェ初代を購入、数年後、職場でも使いたくてミツミを購入したような。
以上、ご参考まで(写真も撮れますが、美人にしないと)
石川さん
コメントありがとうございます。
返信が大変遅くなりまして申し訳ありません。
記事を書くにあたっていろいろ調べては見ましたけども、やっぱりまだまだ他にもあるんですね。
もし、写真を撮って送っていただけたら記事に追加をしたいと思いますが、画像を送信いただくフォームを用意しておりませんので、オンラインストレージなどにアップしていただいて、その URLなどをコメントから送っていただけますと幸いです。
もちろん、そのときのコメントは公開しませんので。
初めまして。
FKB-1424-501を20年以上使ってる者です。
いまだに富士通さんのPCの物ですが、同じ規格のキーボードが
作られてたとは、色はちょっと引きますが(w
私の場合はこのキーボードは早々に無くなるだろうと思って
いまから15年ほど前に 10枚まとめて購入しております。
いまだに新品が数台あります。
とはいえ1枚目が17年くらいつかえましたので、今2枚目を
使ってますが、まだまだ現役で残りの新品を使い切る前に
わたしの寿命が尽きそうですね(w
こういうサイトが存在しているのをうれしくおもいメッセージ残しました。
これからも使い続けます。
それでは失礼しました。
王子べじ太さん、コメントありがとうございます。
非常にニッチな記事ですけども、その分コアなファンの方々からご連絡いただいていまして、書いてよかったなぁと思っている記事の一つですね。
同じようにこのタイプのキーボードを必要と考えている方々がいることもすごく嬉しいことですね。
また引き続きよろしくお願いします。
はじめまして。
もし在庫がまだあれば購入させていただくことは可能でしょうか?
メールアドレスまで連絡よろしくお願いします。
松岡さん、コメントありがとうございます。
このコメント覧にはメールアドレスは反映されませんので、連絡を取る手段は限られるかと思います。
また、王子べじ太さんがこの記事をまた読んでいただける可能性も高くないかもしれません。
なので、ネットで購入する方法を模索する方が早いのではないかと思いますね。
わざわざご返答ありがとうございます。
ちょうど新PCでに乗り換えたので、この機会にあの最高のキーボードに戻ろうかなぁと考えていました。
王子べじ太さんのお名前を検索してみたところtwitterもしばらく動いていないようでした。
引き続き自力で探してみます。
お騒がせいたしました。
このコメントもKEK-EA9AUで書いていますw
富士通系もミツミ系も見た目はそっくりなので、同じメーカーのものなのかと思っていたら違うんですね。知りませんでした。
富士通系(オーディオテクニカ製)を2枚、ミツミ系を2枚、計4枚持っています。このキーボードに慣れてしまうと、他のキーボードに戻れません。
個人的にはキーが軽いミツミ系の方がより好きなのですが、絶版になってしまったのが残念でなりません。
strangerさん、コメントありがとうございます。
確かに富士通系の方はキーが硬いのが気になりますね。個体の問題なのかとも思っていましたが、そうではないんですねぇ。
でも、こうやって盛り上がっていたら、もしかしたら再販が...何てことを思ったりもしますね。
はじめまして。
20年近くずっとMITSUMI系のKEK-EA9AUを使用しております。
初代のKEK-EA9AUから合わせるとOWLやATも使っており、
ざっと10枚位でしょうか?
仕事にプライベートに。
使用対象PCは変われど、KBDは変わらず…と言う感じでした。
最近、また一つ、使えない状態になってしまい、
正常動作する物は使用してるものを合わせて、残り3枚になってしまいました。
規格/方向性がKEK-EA9AUと似てるので
FBK1420を一枚、購入して使用してみましたが、
タッチ感がどうしても好きになれず、結局使用するのをやめてしまいました。
KEK-EA9AU、復活して欲しいですね…。
ま~坊@GF8Eさん、コメントありがとうございます。
KEK-EA9AUはすごくいいですよね。復活してほしいですよね。売り方を変えれば売れそうな気がするんですよねぇ。
サイズ的には FBK1420もいい感じですけども、キーの硬さが気になりますね。慣れはするものの硬いなぁ、っていうのは気になり続けますね。
急ぎですので、一先ず不躾乱文で失礼致します。
fkb1424の情報収集をしていた折、こちらの記事を拝読しておりました。
先日富士通コンポーネントにこの商品について問合せた折、本日21日の昼前より楽天市場にて販売再開する旨の連絡を頂き、今しがたページを確認したところ、確かに在庫数:5の表示を確認致しました。
小生が一つ注文をしましたので、いま現在は残り4個になっているはずです。
同好の志への情報提供として、この度書き込みを残させていだきます。
若年性鍵盤収集症さん、コメントありがとうございます。
書き込みいただいた夜に楽天サイトを確認しに行ったところ「残り 2個」まで減っていましたので、わずか半日ほどで 3個も売れたってことですね。みなさんすごい情報収集力ですね。
でも、そこから減ってませんね...
私もATC-MKB95の愛用者です! このコメントも打ち込んでおります。
記事と同士が見つかって嬉しいです。
小さくて場所をとらないのにテンキーつきというのが嬉しいです。
指を動かす距離が短いので打ちやすいというのもあります。
どこかでまた再版して欲しいです。
nmarsさん、コメントありがとうございます。
いろいろなコンパクトキーボードが売られてはいますけども、何でテンキー付のフルキーボードのコンパクト版をなんで売らないのかなぁ、って純粋に疑問に思いますね。
キーボードもいろいろなサイズがあっていいと思うんですよね。
再販して欲しいですね。
ずっとKEK-EA9AUを愛用していましたが故障し、代わりのモノを探してFKB1424(ブルーw)にたどり着きました。しかしキーが堅い(動作力が高い)のが結構気になって、ああやっぱり指を乗せただけでも打てるくらい柔いやつが好きなんだなと思い、リアルフォース(25000円w)を買ってみました。しかし今度はキーストロークとキーピッチが大きすぎてしっくりきません。タイピングする局面だと、ハイフンなどがものすごく遠く感じます。
とはいえ現実的にKEK-EA9AUは入手はほとんど不可能なので、自分で修理するしかないかなと思ってます。
やまモンさん、コメントありがとうございます。
FKB1424は、やっぱりキーが固いんですか....
私が持っている FKB1420もキーが固いんですけど、それは個体の問題じゃなくて、製品そのものがその固さなんですね。
で、今たまたま確認してみたところ、ヤフオクに「KEK-EA9AU」が出てますよ!
即決価格 18,500円ですが...
今の派遣先で使っているPCが富士通のESPRIMOの一体型でそのキーボードが浅いながら使いやすいので調べていたらFKB-1420系らしいのがわかり、さらに調べているうちにここにたどりつきました。
(…ここまで書いて、職場のキーボードをひっくり返して品番を調べればよかったと今更気づく次第…)
T3 さん、コメントありがとうございます。
一回りコンパクトなサイズですので、使い始めにちょっと違和感があることもありますが、慣れてしまうと使いやすいキーボードだと思うんですよね。
ただ、もう、中古でもほぼ見かけないキーボードになってしまいましたので代替がないのが辛いところなんですよねぇ...
これは興味深い投稿でした。 この情報に基づいて、今日はとてもラッキーだったのではないでしょうか。 ハードオフのジャンクコーナーを掘り下げて、あまり知らないうちに、このキーボードが発見されました。 PS/2接続なので、スタッフがジャンクに分類したからだと思います。 コンパクトなサイズで際立っていて、フォルムファクターが高く評価されました。 それは不当に扱われました。 珍しい発見、珍しいキーボード。 料金はたったの110円でした。 時々、ジャンクコーナーは素晴らしい場所です。このキーボードモデルについてもっと理解しようとしたときに、このサイトを見つけました。
KEK-EA9AUは二度死ぬ。
ゲーガンさん、コメントありがとうございます。
「KEK-EA9AU」系のキーボードはヤフオクでも最近はほとんど見かけませんが、見かけていた頃はかなり使い古した感じでも 5,000円以上していましたので、110円はかなりのラッキーな感じがしますね。
うらやましいです!
まぁ、コメントにも書かれていますが、今どき PS/2接続のキーボードを好んで買う方はほとんどいませんからね。ハードオフの基準だとジャンク扱いになるのかも知れないですね。