WordPressに Favicon(ファビコン)を設定する(プラグイン必要なし)
2014/10/04
WordPressに Favicon(ファビコン)を設定する
Favicon(ファビコン)とは?
Favicon(ファビコン)とは、ブラウザのサイトタイトルが出る場所の左側に表示されるサイトのアイコンのことです。
設定されていない場合は、ブラウザが指定した画像が表示されます。
設定しなくてもいいものではありますが、せっかくオリジナルのサイトを作るわけですから、ファビコンもオリジナルのものを設定しましょう。
ファビコンが設定されているかチェックする
ファビコンは、ヘッダーファイル(header.php)内に記述されていますので、「外観」-「テーマ編集」から「ヘッダー(header.php)」を開きます。
そこからブラウザの「検索(Ctrl+F)」を行います。検索するキーワードは「.ico」です。
これで何かしらヒットすれば、おそらくそこにファビコンに関する記述がされています。
そして、一番簡単な方法は、そこに記述されてあるファイルを自分が表示させたいファイルと差し替えることです。
それでなければ、これ以降に書かれている方法で記述を変更し、ファイルをアップロードしましょう。
また、同じく、ファビコンに関する記述がない場合も、これ以降の説明を参考にして設定を行いましょう。
プラグインを使わずWordPressにファビコンを設定する方法
ここでは、プラグインを使わずにファビコンを設定する方法を説明します。
プラグインを使わない理由は、少しでも表示スピードを速くするためです。(プラグインを使うと少しずつ表示スピードに影響が出てきますので、可能な限りプラグインを使わない方法をお勧めします。)
設定方法は、ファビコンの画像をアップロードする方法で 2種類あります。
1つは、ftpを使ってファイルをアップロードする方法、もう一つは、WordPressのメディア(画像アップローダー)を使ってファイルをアップロードする方法です。
個人的には、ftpでアップロードする方が好みですが、メディアを利用してアップロードする方が楽ですね。
また、この後編集を行うテーマのテンプレートファイルの編集方法に関しては「WordPressのテーマ管理方法とテーマのHTML編集のポイント解説」に記事を書いていますので、参考にしてください。
WordPressにファビコンを設定する方法(ftpを利用)
上記で説明した、「ヘッダー(header.php)」を開き、下記のソースコードを記述します。
すでにファビコンの記述がある場合は、その記述を差し替える形で編集すればいいですが、新たに追加する場合は、「</head>」タグのすぐ上あたりに編集すれば問題ないでしょう。
———————-
1 |
<link rel="shortcut icon" href="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/images/favicon.ico" /> |
———————-
そして、ファビコンの画像は、下記の場所にアップロードします。
ファイル名は、上記のソースで指定した「favicon.ico」にしておきましょう。
/{WordPressがインストールされている場所}/wp-content/themes/{テーマ名}/images/
公開側のページをリロードさせると、設定したファビコンに変わるはずです。
※ただし、ファビコンは、ブラウザのキャッシュの影響でなかなか変わらない場合があります。その場合は、違うブラウザで確認をしてみたり、ブラウザを再起動して見たり、ブラウザのキャッシュを削除するなどすると変わる場合があります。
WordPressにファビコンを設定する方法(メディアを利用)
「ヘッダー(header.php)」を開き、下記のソースコードを記述します。
———————-
1 |
<link rel="shortcut icon" href="<?php $upload_info = wp_upload_dir(); echo $upload_info['url']; ?>/favicon.ico" /> |
———————-
左ナビゲーションの「メディア」から「favicon.ico」をアップロードします。
公開側のページをリロードさせると、設定したファビコンに変わるはずです。
ファビコンの作成の仕方
ファビコンの作成に関しては、「ファビコン 作成」などで検索すると作成サイトがいくつも出てきますので、そういうサイトを参考にしながら作成するといいと思います。
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
-
BackWPupでバックアップ・Jobの設定・保存先の情報設定
BackWPupその3。Jobのバックアップファイルの保存先の設定についての解説。
-
-
Advanced Custom Fieldsの全項目解説・公開側表示編集編
Advanced Custom Fieldsは現時点でカスタムフィールドを設定する最高のプラグイン。それで入力した情報を取り出す方法を全て網羅して解説しました。
-
-
get_categories、get_termsでカテゴリとタクソノミーのターム一覧の編集方法
get_categories()関数やget_terms()関数を使ってタクソノミーのタームを取得し検索処理の部品を作るプログラム作りその解説をしています。
-
-
ショートコードで簡単解決!カスタムフィールドでソート、抽出条件設定方法
ショートコードを使って固定ページや投稿に特定のカテゴリ一覧を編集する処理に、ソート条件、抽出条件も設定できる処理を作成。カスタムフィールドも条件に利用可。
-
-
WP Mail SMTP、WP SMTP、Easy WP SMTPでWordPressのメールのスパム判定を回避
WordPressから送信したメールがスパム判定される!そんな悩みを解決するプラグインを紹介。3種類にプラグインを比較しオススメを紹介。なぜスパム判定されるかの解説も。
-
-
アクセス5倍増!FC2、seesaaからWordPressに引越結果をレポート
FC2、seesaaからWordPressに引越しでアクセス数がどう変わるかのレポート。canonical、meta refresh設定とWordPressの集客力の検証しています。
-
-
Advanced custom Fieldsのフィールドグループを簡単に複製する方法
Advanced custom Fieldsのフィールドグループの複製の方法の解説。XMLのExport、インポートする機能を利用して複製します。
-
-
Advanced custom Fieldsの条件判定活用方法・フィールドグループ複製より便利
Advanced custom Fieldsの条件判定を使ってカテゴリごとに入力項目を変化させる方法を実例を用いて解説します。投稿フォーム構築が格段にレベルアップします。
-
-
Theme My Loginの旧バージョン(V6.4.17)のダウンロード場所の紹介
Theme My Loginのバージョンアップ(V6.4系→V7.0系)で不具合が発生!問題を解消するには元バージョンにダウングレードだ!そんな時に必要となるV6.4系をダウンロードできるURLを紹介!
-
-
BackWPupでバックアップ・リストア(復元)の具体的手順
BackWPupその9。バックアップファイルからのリストア(復元)の手順です。