WordPressの画像ファイルアップロード・メディアの使い方解説
2017/03/12
画像ファイルアップロード機能・メディア
WordPressのメディアとは?
WordPressでは画像や動画などを「メディア」と呼んでいまして、「メディア」機能ではそれらのメディアのファイルをサーバにアップロードし、管理する機能を提供しています。
そして、「メディア」を利用してアップロードしたファイルを投稿の記事の中に編集したり、アイキャッチ画像を登録する際に利用します。
「メディア」の設定に関しては「WordPressのメディアの設定解説・uploadsフォルダの変更方法」に記事を書いていますので、参考にしてください。
WordPressのメディアを使ってファイルをアップロード
左メニューの「メディア」-「ライブラリ」をクリックすると「メディアライブラリ」が表示されます。
ここにはアップロードされたファイルが一覧表示されています。
「メディア」を使ってファイルをアップロードする方法は 2つあります。
一つは、左メニューの「メディア」-「新規追加」からファイルをアップロードする方法。
もう一つは、投稿や固定ページの入力画面にある「メディアを追加」からファイルをアップロードする方法。
最初に、左メニューの「メディア」-「新規追加」からファイルをアップロードする方法から説明します。
「メディア」-「新規追加」をクリックすると上記のような画面が表示されます。
「ここにファイルをドロップ」と書かれている場所にアップロードするファイルをドラッグ&ドロップしてファイルをアップロードする方法と、昔ながらの「ファイルを参照」をクリックしてファイルを選択する方法があります。
いずれの方法も複数のファイルをまとめてアップロードすることもできます。
ただし、画像の左下に「最大アップロードファイルサイズ:2MB」と書かれています通り、一回のアップロードでアップロードできるファイルサイズには制限がありますので注意が必要です。この最大ファイルサイズは、サーバの設定によって異なりますので、サーバの設定をご確認ください。
続けて、投稿や固定ページの入力画面にある「メディアを追加」からファイルをアップロードする方法の説明です。
「メディアを挿入」の「ファイルをアップロード」の画面からファイルをアップロードすることができます。
こちら側は、記事を書きながら、記事に必要な画像をその都度アップロードして編集する、という方法でファイルをアップロードすることができます。
「メディアを挿入」の「メディアライブラリ」をクリックすると、すでにアップされているファイルの一覧が表示されますので、その中から選択することもできます。
メディアでアップロードしたファイルの編集
WordPressにはアップロードしたメディアのファイルを編集する機能が実装されています。
メディアライブラリの該当の画像にマウスカーソルを合わせると「編集」のリンクが表示されますのでその「編集」をクリックします。
メディアの編集画面に遷移しますので、各情報を編集したり、画像の編集を行うことができます。
それぞれ下記の情報を登録しておくことで、実際に投稿の記事に画像を編集する際にあらかじめ入力された状態で編集することができます。
タイトル・ファイル名
デフォルトではアップロードした時のファイル名が編集されています。
公開される際のファイル名に合わせて変更することもできます。
キャプション
テーマ側が対応している場合、画像の下にキャプションを編集することができます。
代替テキスト
altの値として編集され、画像が表示されない場合の画像の説明として表示されます。
また、altは HTMLの文法上必須の項目となっていますので、極力編集した方がいいでしょう。
説明文
何に利用するのかが分かりませんでした。
また、アップロードした画像の URLは「ファイルの URL」の部分に書かれています。
必要に応じて、ここの値をコピペします。
画像を編集ボタン
画像編集ボタンをクリックすると上記の画面に切り替わり、画像をトリミングしたり、回転させたりすることができます。
アップロードしたファイルの削除
「編集」と同じく、メディアライブラリの該当の画像にマウスカーソルを合わせると「削除」のリンクが表示されますのでその「削除」をクリックすることで削除することができます。
「メディア」の「削除」は「ゴミ箱に移す」ことなく完全に削除してしまいますので注意が必要です。
アップロードしたファイルは「uploads」に保存
メディアを使ってアップロードしたファイルは「uploads」フォルダに保存されます。
具体的には、下記の場所です。
/{WordPressがインストールされている場所}/wp-content/uploads/
WordPress 3.5からはデフォルトで「uploads」にアップロードされるようになり、管理画面からは変更できなくなりました。
この「uploads」フォルダの変更方法も含めて、「メディア」の設定変更については「WordPressのメディアの設定解説・uploadsフォルダの変更方法」に書きましたので参考にしてください。
また、FTPを使って「uploads」フォルダに直接アップロードしたファイルや、アップロードしたファイルのファイル名を変更してもそれは反映されませんのでご注意ください。
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
-
シンタックスハイライトの5システム比較のまとめ・WordPressでも使える
シンタックスハイライト5種の比較検討のまとめ記事。WordPressで使う目的だがプラグインの比較検討ではないのでどのサイトでも導入可能。
-
-
カスタムフィールドの検索処理をget_posts()関数のmeta_queryで作成しそれを解説
カスタムフィールドを条件検索・抽出する機能開発の解説。サンプルソースをコピペすればOK。詳細解説もあるのでカスタマイズもできる!
-
-
SI CAPTCHA Anti-Spamを使って WordPressのコメントスパム対策をする
コメントスパム対策として入力させない対策の一つとしてCAPTCHAという方法がありそれを簡単に実装できるプラグインSI CAPTCHA Anti-Spamの解説です。
-
-
カスタムタクソノミーのターム一覧をウィジェットにショートコードで編集
カスタムタクソノミーに属するターム(カテゴリ)の一覧を wp_list_categories()関数+ショートコードでウィジェットに編集するサンプルプログラムです。
-
-
ショートコードで簡単解決!カスタムフィールドでソート、抽出条件設定方法
ショートコードを使って固定ページや投稿に特定のカテゴリ一覧を編集する処理に、ソート条件、抽出条件も設定できる処理を作成。カスタムフィールドも条件に利用可。
-
-
WordPressの投稿データ(記事データ)の管理方法
投稿の登録の方法、投稿データの管理方法の解説。MetaManagerなどのプラグインを入れた場合の入力ボックスを表示させる方法についても解説します。
-
-
WordPressのおすすめの確認画面付きお問い合わせフォームプラグイン・MW WP Form
MW WP Formは確認画面が付いているオススメのフォームプラグインです。企業サイトを CMSとして構築する際にも利用できる実力派です。
-
-
実測比較・レンタルサーバスピード選手権!WordPressが速いのは?
WordPressが一番速く動くレンタルサーバはどれだ!実際にこのエス技研ブログをコピーして8つのサーバを比較。結果はヘテムル、X10、さくらプレミアムが同レベルで優秀。
-
-
BackWPupでバックアップ・機能の基本設定 Settings
BackWPupその5。バックアップ設定のベースになるBackWPup自体の設定解説です。
-
-
get_categories、get_termsでカテゴリとタクソノミーのターム一覧の編集方法
get_categories()関数やget_terms()関数を使ってタクソノミーのタームを取得し検索処理の部品を作るプログラム作りその解説をしています。