PHPで特定の日間の日付を for、strtotimeで表示する
2014/04/05
ある特定の日とある特定の日の間の日付を表示する
for文の条件に strtotimeを使う
ある特定の日とある特定の日の間の日付を取得する処理を作る必要があったのですが、それを for文でアッサリと実現できてしまったので、サンプルソースを載せることにしました。
実際に試してもらいやすくするために、サンプルソースに入力フォームと入力チェックも付けました。
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 |
<?php // 祝日 $holiday = array ( '2014-01-01', '2014-01-02', '2014-01-03', '2014-01-13', '2014-02-11', '2014-03-21', '2014-04-29', '2014-05-05', '2014-05-06', '2014-07-21', '2014-09-15', '2014-09-23', '2014-10-13', '2014-11-03', '2014-11-24', '2014-12-23', '2014-12-31' ); if ( isset ( $_GET["mode"] ) ) { if ( $_GET["mode"] == "submit" ) { // 入力値の取得 $hiki_no = $_GET["no"]; $hiki_from = $_GET["from"]; $hiki_to = $_GET["to"]; // 変数の初期化 $err_msg = ""; $result = ""; // 入力チェック if ( !$hiki_no ) { $err_msg .= "No.が未入力です。<br />"; } else { if ( !preg_match ( "/^[0-9]{4}$/", $hiki_no ) ) { $err_msg .= "No.は半角数値 4桁で入力してください。<br />"; } } if ( !$hiki_from ) { $err_msg .= "日付(from)が未入力です。<br />"; } else { if ( !preg_match ( '/^([1-9][0-9]{3})\/(0[1-9]{1}|1[0-2]{1})\/(0[1-9]{1}|[1-2]{1}[0-9]{1}|3[0-1]{1})$/', $hiki_from ) ) { $err_msg .= "日付(from)は 2014/01/01の形式で入力してください。<br />"; } } if ( !$hiki_to ) { $err_msg .= "日付(to)が未入力です。<br />"; } else { if ( !preg_match ( '/^([1-9][0-9]{3})\/(0[1-9]{1}|1[0-2]{1})\/(0[1-9]{1}|[1-2]{1}[0-9]{1}|3[0-1]{1})$/', $hiki_to ) ) { $err_msg .= "日付(to)は 2014/01/01の形式で入力してください。<br />"; } } if ( $err_msg ) { $err_msg = "入力エラー<br />" . $err_msg; $err_encode = urlencode ( $err_msg ); header("Location: ./for_date.php?err_msg=$err_msg"); } // 以下の部分が日付ぐるぐる for ( $i = date ( "Y-m-d", strtotime ("$hiki_from") ); $i < date ( "Y-m-d", strtotime ("$hiki_to") ); $i = date ( "Y-m-d", strtotime ("$i +1day") ) ) { // 曜日フラグ初期化 $week_flg = ""; // w:数値で示す曜日(0:日 ~ 6:土) $week_now = date ( "w", strtotime($i) ); if ( $week_now == 0 ) { $week_flg = "日"; } elseif ( $week_now == 6 ) { $week_flg = "土"; } // 休日フラグ初期化 $holi_flg = ""; // 祝日フラグ取得 if ( in_array ( $i, $holiday ) ) { $holi_flg = "祝"; } $result .= "\n--------------\n"; $result .= $i . $week_flg . $holi_flg; } } } ?> <html><head> <title>日付ぐるぐる</title> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"> </head><body> <h1>日付ぐるぐる</h1> <?php if ( isset ( $_GET["err_msg"] ) ) { echo "<strong>" . $_GET["err_msg"] . "</strong><br />"; } ?> <form action="" method="GET"> No.:<input type="text" name="no">数値 4桁で入力<br /> 日付(from):<input type="text" name="from">2014/03/31形式で入力<br /> 日付(to):<input type="text" name="to">2014/03/31形式で入力<br /> <input type="hidden" name="mode" value="submit"> <input type="submit" name="submit" value="保存"> </form> <textarea> <?php if ( isset ( $result ) ) { echo $result; } ?> </textarea> </body></html> |
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上記のプログラムを実行すると、下記のような感じで日付の一覧が表示されます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 |
-------------- 2014-01-01祝 -------------- 2014-01-02祝 -------------- 2014-01-03祝 -------------- 2014-01-04土 -------------- 2014-01-05日 -------------- 2014-01-06 -------------- 2014-01-07 -------------- 2014-01-08 -------------- 2014-01-09 |
ここでは単に日付を表示しているだけですが、実際に利用している処理としては、特定の日と特定の日の間の株価を更新するためのツールとして作りました。
データベースに入っている株価の情報ですが、株式分割などの影響で株価や売買数の調整をする場面が生じます。
そういう場面に使うツールとして、対応する日付と変更された株価の倍率などを指定して、1日 1行の UPDATE文を作成して実行していく、というツールです。
その UPDATE文を作る際に特定の日と特定の日の間の日付を取得する必要があったわけです。
土日、祝日の表示は必要なかったものですが、せっかく日付の管理をするならばと後から付けました。
実際に作ってみると意外に簡単だったんですが、for文の条件の中にも strtotimeが使えたことが新鮮な驚きがありました。
for文サンプルソースの解説
具体的には上記のソースです。
面白かったのは、49行目の for文のところです。
for文は、特定の開始の数値から、決められた数値を増やしていきながら、決められた条件になるまで処理を繰り返す、というものです。
そのため、増やしていく数値は「1」ずつ増やしていく必要はないわけですが、下記のように 1ずつ足していくものをよく記述します。
——————–
1 2 3 4 |
for ( $i = 0; $i < 100; $i++ ) { : : } |
——————–
だけど、今回は「1」ずつであっても「1日」ずつ増やしていくわけで、それはどうすればいいんだろう?とふと思ったことがきっかけです。
ただ、出来上がった for文の条件は、strtotimeで日付を UNIXタイムスタンプの数値に変換しているだけですので、
例えば、2014年01月01日~2014年01月20日の場合は、
strtotime(“2014-01-01”); となり、実際の値は「1388502000」になり、for文の中身は
——————–
1 |
for ( $i = 1388502000; $i < 1390143600; $i + 86400 ) { |
——————–
となっているだけなんですよね。
具体的に数値を当てはめてみると何の問題もないことが分かるわけですが、自分で記述しておきながら、ほほーと思った次第です。
もし、日付を for文でぐるぐる回しながら何かしらの処理を作る方の参考になれば幸いです。
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