エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


PHPで特定の日間の日付を for、strtotimeで表示する

      2014/04/05

ある特定の日とある特定の日の間の日付を表示する

 

for文の条件に strtotimeを使う

 
ある特定の日とある特定の日の間の日付を取得する処理を作る必要があったのですが、それを for文でアッサリと実現できてしまったので、サンプルソースを載せることにしました。
 
実際に試してもらいやすくするために、サンプルソースに入力フォームと入力チェックも付けました。
 
——————–

——————–
 
上記のプログラムを実行すると、下記のような感じで日付の一覧が表示されます。
 

 
 
ここでは単に日付を表示しているだけですが、実際に利用している処理としては、特定の日と特定の日の間の株価を更新するためのツールとして作りました。
データベースに入っている株価の情報ですが、株式分割などの影響で株価や売買数の調整をする場面が生じます。
そういう場面に使うツールとして、対応する日付と変更された株価の倍率などを指定して、1日 1行の UPDATE文を作成して実行していく、というツールです。
 
その UPDATE文を作る際に特定の日と特定の日の間の日付を取得する必要があったわけです。
土日、祝日の表示は必要なかったものですが、せっかく日付の管理をするならばと後から付けました。
 
実際に作ってみると意外に簡単だったんですが、for文の条件の中にも strtotimeが使えたことが新鮮な驚きがありました。
 
 

for文サンプルソースの解説

 
具体的には上記のソースです。
 
面白かったのは、49行目の for文のところです。
 
for文は、特定の開始の数値から、決められた数値を増やしていきながら、決められた条件になるまで処理を繰り返す、というものです。
 
そのため、増やしていく数値は「1」ずつ増やしていく必要はないわけですが、下記のように 1ずつ足していくものをよく記述します。
——————–

——————–
 
だけど、今回は「1」ずつであっても「1日」ずつ増やしていくわけで、それはどうすればいいんだろう?とふと思ったことがきっかけです。
 
ただ、出来上がった for文の条件は、strtotimeで日付を UNIXタイムスタンプの数値に変換しているだけですので、
 
例えば、2014年01月01日~2014年01月20日の場合は、
 
strtotime(“2014-01-01”); となり、実際の値は「1388502000」になり、for文の中身は
 
——————–

——————–
 
となっているだけなんですよね。
 
具体的に数値を当てはめてみると何の問題もないことが分かるわけですが、自分で記述しておきながら、ほほーと思った次第です。
 
もし、日付を for文でぐるぐる回しながら何かしらの処理を作る方の参考になれば幸いです。

 - PHP・Smarty・ECCUBE

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

Smartyの修飾子regex_replaceで正規表現の後方参照・PHPではpreg_replace

ECCUBEで使われているSmartyで文字列を正規表現で置換し後方参照で値を利用する装飾子regex_replaceの解説です。細かな条件がありますので注意が必要です。

include、requireのパス指定をdirname(__FILE__)、__DIR__と書く理由

include、requireのパスの指定を dirname(__FILE__)、__DIR__で記述する理由に付いて解説。相対パス、絶対パスを直書き、パスを書かない場合は何が問題かを説明。

WindowsのXAMPPのPHPではstrptimeは使用不可。代替はdate_parse_from_formatを使う
WindowsのXAMPPのPHPではstrptimeは使用不可。代替はdate_parse_from_formatを使う

strptimeはWindowsのPHPには未実装。LinuxとMacで挙動が異なる。PHP8.1で非推奨になる。なので日付のチェックはdate_parse_from_formatを使おう。使い方を詳細解説。

指定した数で文字列を丸める関数substr、mb_substr、mb_strimwidthの違い
指定した数で文字列を丸める(n文字目で…にする)関数substr、mb_substr、mb_strimwidthの違い

文字列を指定された数で抜き出すPHPの関数、substr、mb_substr、mb_strimwidthについての解説。似た関数だが引数の指定方法が違ったり、文字数がバイト数か文字数かも違ったり、注意が必要だ。

リダイレクトループが原因で「ERR_TOO_MANY_REDIRECTS」「このページを表示できません」が出たときの対策12事例+α

リダイレクトループ、自動転送設定ループの原因の解説とその対応方法を含め事例 12例を挙げて説明。

CentOS6、7のPHPを5.3から5.6、7.0、7.1にバージョンアップする手順の解説
CentOS6、7のPHPを5.3から5.6、7.0、7.1にバージョンアップする手順の解説

CentOS6系、7系のPHPバージョンを5.3から5.6、7.0、7.1にアップする作業手順と解説。yum updateコマンドを使い作業時間は約10分。コマンドの解説や引数の意味なども解説しているので役に立つはず。

フォルダを指定してファイルのパーミッションを変更するプログラム

フォームからフォルダ、パーミッションを指定しパーミッションを変更するサンプルプログラムの解説です。

PHPで正規表現の検証には preg_match_allが便利

PHPで正規表現の検証には preg_match_allが便利です。その便利さの使い方の解説です。

GMOペイメントゲートウェイのjava.io.IOExceptionのエラー

ECCUBEの決済でGMOペイメントゲートウェイのモジュールを使ってテスト決済を行った場合の不具合、java.io.IOExceptionと言うエラーの原因と対策方法の解説です。

ECCUBE2.13.3で商品規格の在庫数が無制限から変更できないバグがある

2.13.3固有のバグである商品規格の在庫数の入力エリアがアクティブにならない不具合を解消する解説です。product_class.tplの2行を修正するだけの簡単対応です。