エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


ECCUBEでテンプレートファイルのファイルサイズは10MB以下のものを使用してくださいのエラーが出た場合

   

ECCUBEでテンプレートファイルをアップロードしようとして、うまくアップロードできない不具合の対処方法

 

テンプレートファイルのファイルサイズは10MB以下のものを使用してください

 
この記事は、ECCUBEでテンプレートファイルをアップロードしようとして、うまくアップロードできない不具合の対処方法の解説記事です。
 
より具体的には、「テンプレートファイルのファイルサイズは10MB以下のものを使用してください。」とエラーメッセージが表示さエル場合の対処方法です。
 
エラーメッセージが「テンプレートファイルがアップロードされていません」と表示される、「upload_max_filesize」の設定変更が必要な不具合については「ECCUBEでアップロードできない。upload_max_filesizeを設定する場所」に記事を書いていますので、こちらを参考にしてください。
 
 

「テンプレートファイルのファイルサイズは10MB以下のものを使用してください」のエラーメッセージ

 
20141128_php_01
 
テンプレートファイルをアップロードしようとすると「※ テンプレートファイルのファイルサイズは10MB以下のものを使用してください。」というエラーメッセージが表示される場合があります。
 
これは、ECCUBEの設定として、テンプレートファイルのアップロードできるファイルサイズの制限の設定がしてあるために発生するエラーです。
 
 
このファイルサイズの制限は、「システム」-「パラメータ設定」の「TEMPLATE_SIZE」で設定することができます。
「TEMPLATE_SIZE」は上から 3分の 1くらいの位置にあります。
 
20141128_php_02
 
デフォルトでは「TEMPLATE_SIZE」が 10000KB(=10MB)であるため、これの制限に引っかかっているときに発生します。
 
これを ECCUBEの「upload_max_filesize」で設定されてある上限までの範囲で設定を行うことで反映されます。特に再起動などの手続きは必要ありません。
php.ini、ECCUBEでの「upload_max_filesize」の設定に関しては「ECCUBEでアップロードできない。upload_max_filesizeを設定する場所」で記事を書いていますので、そちらで確認をしてください。
 
 

TEMPLATE_SIZE、FILE_SIZEについての解説

 
最後に解説を。
「TEMPLATE_SIZE」は、テンプレートファイルのアップロードファイルの容量制限をするための設定情報になります。
ECCUBEでは php.iniや .htaccessなどの PHP自体でファイルのアップロード制限をできる設定以外に、管理画面のパラメータ設定で公開側と管理側と別々のファイルのアップロード制限を行えたり、管理画面の中でも通常の画像とテンプレートファイルと分けられていたり、細かくファイルのアップロードの容量制限を行うことができるようになっています。
 
管理画面ですので好きな設定にしておいて問題ありませんが、複数人の管理者で運用している場合は、使い終わったらデフォルトの 10000KBに戻しておく方がいいかもしれません。
 
ちなみに、「TEMPLATE_SIZE」の上にある「FILE_SIZE」は管理画面からアップロードできるファイルの容量制限をする項目です。
そして、デフォルトはこちらも 10000(KB)ですが、テンプレートファイルの容量制限とは別の処理となっていますので、商品画像や商品説明資料の PDFなどをアップする場合はこの制限の設定を見直してみましょう。
 
ただ、商品説明用のファイルが 10MBを超える場合は、どちらかというとファイルの容量が大きくならないように対応する方がいいのではないか、と感じます。

 - PHP・Smarty・ECCUBE

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

ECCUBEの管理画面のSSL設定をインストール後に変更する方法

ECCUBEをインストールした後から管理画面のSSL設定を変更する方法を解説します。config.phpファイルのHTTPS_URLとADMIN_FORCE_SSLの値を変更すればOK。

PHPパーミッション変更のchmod関数・モードを変数で指定する方法

パーミッション変更関数であるchmod関数の第二引数、ファイルモードの指定に変数を使う場合は8進数に変換するoctdec関数を使って変換します。

SEO対策用タイトル、ディスクリプションの文字数カウントツール

SEO対策に使える文字数カウントツールで文字数の条件の説明も行っています。

Smartyの修飾子regex_replaceで正規表現の後方参照・PHPではpreg_replace

ECCUBEで使われているSmartyで文字列を正規表現で置換し後方参照で値を利用する装飾子regex_replaceの解説です。細かな条件がありますので注意が必要です。

Basic認証の.htaccess、.htpasswd生成ツールと解説

Basic認証を設定する際に必要となる.htaccess、.htpasswdファイルを生成するツール。ID、PASS、.htpasswdへのパスを入力することで編集する情報を生成します。

配列の値をテキスト表示する際に「、」でつなげるときの処理方法の一例
配列の値をテキスト表示する際に「、」でつなげるときの処理方法の一例

配列の値を「、」でつないで出力する際、単純にforeachで繰り返し処理をすると「イヌ、サル、キジ、」となるが文字列最後の「、」を出力しない方法を3つ解説している。

PHPでスクレイピング。phpQueryとphp-simple-html-dom-parserの比較と設置方法
PHPでスクレイピング。phpQueryとphp-simple-html-dom-parserの比較と設置方法

「PHP スクレイピング」で検索すると「phpQuery」ばかりヒットするが、10年以上も放置されている。なので今も開発が続いている「PHP Simple HTML DOM Parser」をオススメする。

WindowsのXAMPPのPHPではstrptimeは使用不可。代替はdate_parse_from_formatを使う
WindowsのXAMPPのPHPではstrptimeは使用不可。代替はdate_parse_from_formatを使う

strptimeはWindowsのPHPには未実装。LinuxとMacで挙動が異なる。PHP8.1で非推奨になる。なので日付のチェックはdate_parse_from_formatを使おう。使い方を詳細解説。

PHPで正規表現の検証には preg_match_allが便利

PHPで正規表現の検証には preg_match_allが便利です。その便利さの使い方の解説です。

複数銘柄を指定して株価チャートを一覧するツール公開

入力銘柄の5日間、3か月間、6か月間、1年間、2年間の株価チャートを一覧表示しますのでチャートで売買判断をするのに最適です。