AdminerはWordPressのデータベース管理プラグインの決定版!
2017/03/11
Adminerとは?
データベース管理ツール「Adminer」とは?
データベース管理ツールとしての「Adminer」は、PHPで書かれているデータベース管理ツールです。
http://www.adminer.org/
この「Adminer」は、PHP 1ファイルでできていて、インストールもファイルを置くだけで動作するという超便利なデータベース管理ツールです。
それでいて、MySQLだけでなく、Oracle、PostgreSQL、SQLiteなど多彩なデータベースを管理することができる点がすご過ぎます!
画面はシンプルながら、phpMyAdminと比べて軽快に動作しますので、phpMyAdminに何かしらの不満がある場合は乗り換えを検討してみてもいいんじゃないかと思います。
機能面でも phpMyAdminとほぼ変わらない機能を実装していますので、システムの開発を行うにも問題になることはあまりないでしょう。
あるとすれば、日本語の情報が少ないことでしょうか...
Adminerについては「データベース管理ツール「Adminer」・phpMyAdminの代替ツール」に詳しく記事を書いていますので参照してください。
WordPressのプラグイン「Adminer」とは?
「Adminer」は、同じ名前でデータベースの管理ツールとして WordPressのプラグインとしても用意されています。
WordPressのプラグインの「Adminer」をインストールすると、Adminerと全く同じインターフェイスの画面が表示され、全く同じ機能が利用できるようになります。
WordPressのデータベース管理のプラグインは数あれど、「Adminer」さえあればその他のプラグインは一切見向きもする必要はありません。
なぜなら、システム開発用にも普通に使える「Adminer」と同じ機能がそのまま利用できるわけですから、他のプラグインを利用する必要が全く見出せません。
WordPressのプラグインとして、phpMyAdminと同等の機能が利用できるわけですからそれ以上何がいるでしょう?
ただし、あくまでも WordPressのプラグインとして稼働しますので、ユーザ情報が登録されている「wp_users」や WordPressの設定情報が登録されている「wp_options」の情報を間違った修正をしてしまうと途端にアクセスできなくなりますので注意が必要です。
WordPressのプラグイン「Adminer」の使用用途
MySQLのデータベース管理ツールとしては phpMyAdminが有名ですが、それらのデータベース管理ツールが利用できる場合は、わざわざプラグインとしてデータベース管理ツールを入れる必要はありません。
ですが、レンタルサーバの仕様によっては、WordPressは利用できるけどもデータベースには直接アクセスできない!という場合には、この「Adminer」が活躍するでしょう。
より具体的には、Eストアーのショップサーブですね。
Eストアのショップサーブのサーバに関しては「EストアのショップサーブのWordPressサービスにメリット無し」に詳しく記事を書いていますが、ショップサーブの WordPressはデータベースにアクセスする管理ツールが用意されていません。
そんな場合に役に立つのが、プラグインの「Adminer」なのです。
Adminerのインストール方法
WordPressのプラグインのインストール方法は、「WordPressプラグインの3つのインストール方法解説」に記事を書いていますので、そちらを参考にしてください。
Adminerの設定方法
「ツール」-「Adminer」をクリックすると下記の画面が現れます。
ここで「同一タブ内に表示」「新しいタブに表示」のいずれかをクリックすると、「Adminer」の画面が表示されます。
すでに、WordPressにログインしていますので、下記の通りデータベースの情報が表示されます。
Adminerとしての設定は特になく、プラグインをインストールするだけで、通常の Adminerと同じようにデータベースの作業が行えます。
ただし、先にも書きましたが、あくまでも WordPressのプラグインとして稼働しますので、ユーザ情報が登録されている「wp_users」や WordPressの設定情報が登録されている「wp_options」の情報に対して間違った更新をかけてしまうと途端にアクセスできなくなりますので注意が必要です。
データベースに直接アクセスする方法がないという理由で、プラグインの Adminerを使っている場合で「wp_options」に間違った更新をかけてアクセスできなくなった場合は、復旧のしようがありません。
また、プラグインの Adminerも含めて「Adminer」の操作方法については「データベース管理ツール「Adminer」・phpMyAdminの代替ツール」に詳しく記事を書いていますので参照してください。
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
-
Smart Update PingerでWordPressのPing・更新情報サービスを拡張する
WordPressの Ping機能、更新情報サービスのプラグイン Smart Update Pingerの使い方と問題点。
-
-
WordPressプログラム全体で定数や変数を利用する場合の設定方法
WordPressで関数を追加するときなど、全体で同じ変数を使いたいと思う場面の対処方法です。変数を記述する関数はfunctions.php、wp-config.phpのいずれか。
-
-
プラグインが原因で起動しないWordPressを復旧させる方法解説
プラグインが原因で WordPressが起動できなくなった、ログインできなくなった場合の対処方法の解説です。
-
-
Throws SPAM Awayでコメントスパム対策を完璧に。自動削除で運用の手間ゼロ
コメントスパム対策の決定版ともいうべきプラグイン。簡単な設定で自動的にスパムコメントを削除してくれるので煩わしい作業はゼロに。細かな設定も可能。
-
-
Better Delete Revisionを使って WordPressのリビジョンを削除する方法
自動的に溜まるリビジョンは Better Delete Revisionを使うことで簡単に削除することが出来ます。表示の重さを軽減したり、バックアップファイルのスリム化に貢献します。
-
-
WordPressのメディア設定でアップロードするファイルの保存場所を変更する方法
メディアのアップロードするファイルの保存先を変更する方法の解説。現在はオプションとなっていますので、/wp-admin/options.phpから設定します。
-
-
Contact Form 7使い方詳細解説・WordPressメールフォーム
WordPressの標準お問い合わせメールフォームである Contact Form 7の詳細な使い方の解説です。
-
-
BackWPupでバックアップ・データベース保存の自動設定例
BackWPupその8。DBを毎日1回バックアップする具体的事例での説明です。
-
-
WordPressのスラッグとは?
WordPressのスラッグって何?それを解説している記事です。なんとなく分かっている気になっているものを改めてしっかり確認をしてみませんか?
-
-
WordPressのおすすめの確認画面付きお問い合わせフォームプラグイン・MW WP Form
MW WP Formは確認画面が付いているオススメのフォームプラグインです。企業サイトを CMSとして構築する際にも利用できる実力派です。