エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


PHPで配列の値をダブルクオーテーションで囲んでimplodeでカンマ区切りにする方法

   

PHPで配列をクォーテーションで囲ってカンマ区切りのテキストにする方法の解説

 

PHPで配列をクォーテーションで囲ってカンマ区切りのテキストにする方法の解説・「preg_replace()」「implode()」を使う

 
PHPで、配列の値をダブルクォーテーション(シングルクォーテーション)で囲んで、implode()関数でカンマ区切りにしてテキスト化する方法を解説します。
 
 

 
まず最初に、「preg_replace()」関数を使って、配列の値を「”(ダブルクォーテーション)」で囲みます。
シングルクォーテーションがいい場合は、「'"$1"'」の部分のダブルクォーテーションとシングルクォーテーションを入れ替えて「"'$1'"」とすれば OKです。
 
続いて、「implode()」関数を使って「,(カンマ)」で区切ってテキスト化する、という処理です。
 
 
最初の「preg_replace()」関数を使う処理が分かれば、難しい処理ではないでしょう。
 
 

配列の中にダブルクォーテーションが含まれる場合はエスケープ処理

 
前項の処理において、配列の中の値にダブルクオーテーションが含まれる場合は、テキスト化した際のクォーテーションの囲みが正しく認識されない場合が考えられます。
 
配列の中にダブルクォーテーションが含まれる可能性がある場合は、下記の様にエスケープする処理を追加します。
 

 
 

配列をダブルクォーテーションで囲んでカンマで区切る他の方法

 
今回の解説の「配列をクォーテーションで囲って、「implode()」関数でカンマ区切りのテキストにする」という方法をググると、下記のような方法が出てきました。
 

 
「implode()」関数で、配列の間に「”,”」を入れてテキスト化し、不足している一番前と一番うしろに「”」を追加する、という処理です。
 
この方法でもできます。
 
 
ただ、あまり美しくないなぁ、と思うことと、配列が空だった場合は「””」のクォーテーションの囲みだけが残ることとなります。
配列が空だった場合にクォーテーションの囲みだけが残ることが問題につながる場合は、if文による分岐処理なども必要になります。
 
ですが、最初に紹介した方法であれば、配列がからの場合は「””」のクォーテーションの囲みも出力されません。
 
 
まぁ、そもそも「$array」の存在チェックから必要であれば、処理の長さはあまり変わらなくなりますが。
 
 

この記事で紹介した処理を必要とした経緯

 
今回この記事で紹介した処理を必要としたい経緯は、データベースに保存してある値を PHPで処理をして、JavaScriptの配列に入れたい、というのが出発点でした。
 

 
上記の 3行目の配列の箇所に「”01″,”03″,”07″」を編集したい!というのが目的でした。
 
ググっても出てくる処理があんまり美しくないなぁ、と思った次第です。

 - PHP・Smarty・ECCUBE

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

Smartyの Syntax Errorの原因はスペースかも

Smartyのなかなか原因がつかめない Syntax Errorの原因はスペースかもしれません。

連想配列のキーも値もまとめてhtmlspecialchars()でサニタイズする関数の作成解説
連想配列のキーも値もまとめてhtmlspecialchars()でサニタイズする関数の作成解説

PHPの配列・連想配列のキーと値をまとめてhtmlspecialchars()関数でサニタイズ(無害化、無毒化)を行う関数を作成。連想配列のキーはarray_map()関数でのサニタイズは無理。

ECCUBEの注文完了画面注文番号と商品情報を編集するCRITEO(クリテオ)タグを編集

ECCUBEの注文完了画面にクリテオのタグを編集する方法を紹介。標準機能では完了画面に注文IDや購入商品の情報を渡さないため改修が必要です。

ECCUBEの問い合わせフォームに任意の値を引数として渡す方法

ECCUBEのお問い合わせフォームに値を固有の情報を送りそれに基づいて処理をする方法を解説。ボタンの設置、受け取り側のテンプレート、プログラムのサンプルソースを提供。

PHPで月末から1ヶ月後「+1 month」を算出すると想定する日付にならない場合がある
PHPで月末から1ヶ月後「+1 month」を算出すると想定する日付にならない場合がある

PHPでは月末の1ヶ月後が想定した日付にならない場合がある。原因はバグではなくPHPの1ヶ月後の定義によるもの。なので必要とする日付を定義しそれに合わせてDateTime、modifyを使用して算出方法を解説している。

XML形式の値を配列形式に変換・PHPでは simplexml_load_string()
XML形式の値を配列形式に変換・PHPでは simplexml_load_string()

XMLとは「Extensible Markup Language」の略でテキストベースのデータフォーマット。XMLをPHPで配列に変換するWebツールの紹介とその処理「simplexml_load_string()」関数についての解説。

ECCUBEのポイント設定、ポイント付与率を一括で変更する方法解説

ECCUBEの商品個別に設定してあるポイントを一括で変更する方法を解説。ECCUBEには商品個別のポイントを一括して変更する機能がありません。SQLを作成して一括置換!

配列の値をテキスト表示する際に「、」でつなげるときの処理方法の一例
配列の値をテキスト表示する際に「、」でつなげるときの処理方法の一例

配列の値を「、」でつないで出力する際、単純にforeachで繰り返し処理をすると「イヌ、サル、キジ、」となるが文字列最後の「、」を出力しない方法を3つ解説している。

乱数発生器(パスワード生成サービス)がバージョンアップで高速化!
乱数発生器(パスワード生成サービス)がバージョンアップで高速化!

乱数やパスワードを生成する乱数発生器を高速化!重複しない10桁、20桁の文字列を10万件、20万件と生成することも可能!イベントのキャンペーンのシリアルコードなどにも利用可能!

cURLを利用する際の注意点「&」があるURLは「"」で囲む
cURLを利用する際の注意点「&」があるURLは「」で囲む

cURLでURLはダブルクォーテーションで囲む。LinuxでもWindowsでもコマンドでは「&」は意味を持つ文字のためエラー原因になる。クォーテーションは常につけておく方が無難。