複数銘柄を指定して株価チャートを一覧するツール公開
2014/11/12
株価チャート一覧ツール
銘柄を指定して株価チャートを一覧するツールを公開
株式取引をするうえで、株価チャートを見る機会が非常に多いわけですが、希望を満たす Webサービスがなかったため、自分で作ってみました。
株価チャート一覧ツール
【機能】
機能自体は大したものではなく、証券コードを入力すると、その証券コードに該当する株価チャートを Yahoo!ファイナンスから取得して画面に表示する、というだけのプログラムです。
【特徴】
表示するのは、5日間、3か月間、6か月間、1年間、2年間の 5種類のチャートで、それを銘柄ごとに横に並べて表示します。
そのため、見たい銘柄のチャートを一覧表示でき、どの銘柄が売り時か、買い時かを素早く確認できます。
【開発の経緯】
個別の株価チャートであれば Yahoo!ファイナンスでも証券会社のサイトでもいろいろなサイトに出ていますので、それを見ればいいわけですが、売買対象としてチェックしている銘柄から今買い時である銘柄を探すときに、チェックしている銘柄のすべての株価チャートを一覧して見られると便利なのになぁ、と思っていたわけです。
ですが、その希望を満たす Webサービスはなかなか見当たらず、ずーっと探していたわけですが、ある日ふと「作ればいいのか」と思ったわけです。
そして完成したのが上にも書いた「株価チャート一覧ツール」。
グラフ表示の付帯条件の設定機能や細かな見た目の調整をしたので 6時間くらいかかりましたけども、プログラムの処理は 2時間程度のものなので、なんでもっと早く作らなかったかなぁなんてことを思ったものでありました。
まぁ、こんなに横長で横スクロールしないと全部を見ることができない画面を、普通にサービスしているサイトではありえないですよね。
自分で使うことが大前提としているサイトなので、こんな感じのユーザビリティ無視のユーザインターフェイスのサービスを作れるわけですが。
ちなみに、「株主優待情報.info」では、毎日の株価を収集してデータベースに保存をしていっていますし、「株主優待情報.info」の詳細ページではグラフの生成も行っていますので、そこで保存している株価データをもとにして株価チャートを生成して一覧ページを編集する方法も考えました。
5件、10件くらいであれば問題ありませんが、50件、100件というグラフをその都度生成するとなるとさすがに負荷が高すぎるだろう、ということで断念しました。
長年現場を離れていた私が現場に戻ろうと思った理由の一つに、これくらいの Webシステムなら自分で作れた方がいい、自分で作れれば可能性が広がる、と思ったことにありました。
その目的はある程度達成できてるんじゃないかと思いますね。
もともとからして優秀なプログラマじゃなかったので、この程度のものしか作れませんけども...
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