PHPで正規表現の検証には preg_match_allが便利
2014/06/26
preg_match_allで正規表現のチェック
PHPで正規表現が正しいか、間違っているかの検証には preg_match_allが便利
Swiffyで Base64でエンコードされた画像を置換する際に、その画像の部分を正規表現で表現する必要があったわけですが、正規表現には不慣れなこともあり、正規表現の記述があっているのか、間違っているのかの確認が非常に悩ましいところでした。
ですが、あれこれと試していたところ「preg_match_all」という便利な関数があることを知りました。
「preg_match_all」は「繰り返し正規表現検索を行う」関数です。
preg_match_all ( $pattern, $subject, $matches );
$subject(文字列)の中にある $pattern(検索する文字列)を検索し、$matchesの中にその結果を配列として編集してくれます。
これを、下記のように配列を見やすく表示してくれる「print_r」(「var_dump」でもOK)と組み合わせて使う事で、記述している正規表現にヒットしているものが何かがすぐに分かるのです。
preg_match_all ( $pattern, $subject, $matches );
print_r ( $matches );
正規表現をあれこれと書き直ししながら、何がヒットしているのか、どこの記述が違うのかを簡単に見る事が出来ますので正規表現を書くのに非常に便利でした。
正規表現は、とっつきにくい印象がありますが、具体的に見ながら記述することが出来れば少しはとっつきにくさも解消されるんじゃないでしょうかね。
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
-
PHP画面が真っ白 header(“Location: $url”);
PHPの開発で header(“Location: $url”);を使うと画面が真っ白になる不具合が出る場合もあります。
-
-
ECCUBEの商品一覧ページのSEO対策!rel=”next” rel=”prev”を設定
Googleは関連あるページはその旨明示するよう求めています。ECCUBEの商品一覧ページでその求めに応じるための「rel=”next”」「rel=”prev”」について解説します。
-
-
SEO対策用タイトル、ディスクリプションの文字数カウントツール
SEO対策に使える文字数カウントツールで文字数の条件の説明も行っています。
-
-
GMOペイメントゲートウェイのjava.io.IOExceptionのエラー
ECCUBEの決済でGMOペイメントゲートウェイのモジュールを使ってテスト決済を行った場合の不具合、java.io.IOExceptionと言うエラーの原因と対策方法の解説です。
-
-
PHPのソースで見慣れない記号が出てきた・アロー演算子(->)、ダブルアロー演算子(=>)
PHPのプログラムソースには見慣れない記号が出てきます。その意味や調べ方です。
-
-
ECCUBEの問い合わせフォームに任意の値を引数として渡す方法
ECCUBEのお問い合わせフォームに値を固有の情報を送りそれに基づいて処理をする方法を解説。ボタンの設置、受け取り側のテンプレート、プログラムのサンプルソースを提供。
-
-
路線・駅検索をPHPで実装する方法解説。GoogleMapsの緯度経度から計算し検索
路線・駅検索の仕組みの構築は大変。登録する側も最寄り駅が多い場合は大変。なので簡易に実装するため緯度経度に基づき直線距離を計算する処理を考案して実装して、その処理を解説。
-
-
PHPで APIにアクセスする際などに使用する cURLのサンプルプログラム
PHPのcURLを使用して各種APIにアクセスするサンプルプログラムを作成し、その処理を解説。カオナビAPIのみならず、他の多くのAPIにアクセスする際にも使用できる。
-
-
include、requireのパス指定をdirname(__FILE__)、__DIR__と書く理由
include、requireのパスの指定を dirname(__FILE__)、__DIR__で記述する理由に付いて解説。相対パス、絶対パスを直書き、パスを書かない場合は何が問題かを説明。
-
-
フォルダを指定してファイルのパーミッションを変更するプログラム
フォームからフォルダ、パーミッションを指定しパーミッションを変更するサンプルプログラムの解説です。