エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


WordPressで WPtouchを入れてモバイルテーマを「OFF」にしたら元に戻れなくなった

      2017/03/11

WordPressの WPtouch Mobile Pluginを設置

 

WordPressの WPtouch Mobile Pluginによる不具合

 
WordPressでスマホ対応を行うため、WPtouch Mobile Pluginを設置しました。
そして、モバイルページには確認のために公開ページを表示したところ、ページの一番下には「モバイルテーマ」の「ON/OFF」を切り替えるボタンがありました。
 
ボタンがあれば押してみるのが心情だと思うのですが、私も何も考えずにその「OFF」のボタンを押してみたのです。
そうすると、モバイルページから PC用のページに切り替わり、そして....「モバイルテーマ」の切り替えスイッチが表示されなくなり、元に戻ることができなくなったのでありました。
 
テンプレートを非表示にしてみても、再度ナビゲーションを消してみても、フッターを消してみても表示されないのです。
 
最初は、Chromeの Developer Toolsで疑似的にスマホ環境を作っていましたので、ほかの環境ではどうなのか、とFireFoxの FireMobileSimulatorで表示させてみると最初はボタンは表示されるが、やはり一度「OFF」を押すと次から表示されなくなる。
実機でやってみても同じ。
そして、Mobilizerをインストールして....と徐々に表示できる環境が減っていくという恐怖...動作検証ができなくなると開発に支障が出てくる...
と思いさすがに根本的な解決策を探さないわけにはいかず、調べてみることにしました。
 
そうすると意外にあっさりと解決策が見つかりました。
下記サイトが参考になります。
 
http://9ensan.com/blog/wordpress/wptouch-pc-iphone-button/
 
それくらい同じような問題を抱えているか方が多いということですね。
 
 
——————————-

——————————-
 
この表記をフッターの下に編集すれば OKです。
 
テンプレートファイルで「get_footer();」を記述している下に編集する方法でも OKですが、この方法ではすべてのテンプレートに編集していく必要がありますので、私は「footer.php」の一番下、「</html>」タグの下に編集することで対応をしました。
 
上記サイトにも書かれていますが、「wp_footer」が存在しないと表示処理自体が実行されないので、ページの上部などに表示させるということは難しいようです。
 
 


 

スマホ環境を再現するシミュレーター

 
ちなみに、スマホの確認環境を構築するためのシミュレーター情報を載せておきます。
 

FireMobileSimulator

 http://firemobilesimulator.org/
 
もともとは、FireFox用のプラグインだったために Fire…という名称ですが、現在は Chrome版もあります。
非常に便利なのですが、機能を ONにすると、すべてのウインドウ、タブが共通して同様の設定した環境に代わってしまうため、これを使う場合には、確認は FireFoxを使うが、開発用のブラウザは chromeを使う、といった複数のブラウザを利用して開発を行うようなことになるでしょう。
 
 

Google Developer Tools

 http://www.submit.ne.jp/1199
 http://tech.nitoyon.com/ja/blog/2013/04/23/chrome-responsive-debug/
 
Google Chromeに標準搭載されているツールを使うという方法です。
Chromeを使っている場合は、特に新たにツールをインストールせずに使えるため、日頃開発に使っていないパソコンなどでも使える可能性が高いため、使い方を覚えておいて損はないでしょう。
また、FireMobileSimulatorと違い、タブごとに設定されますので、複数のタブごとに環境を切り替えて見比べる、といった使い方もできますので、こちらの方が重宝する場面もあるでしょう。
ただ、上記の 2つ目のサイトにもありますが、完全にエミュレートできるわけではないことには注意が必要でしょう。
 
 

Mobilizer

 http://www.springbox.com/mobilizer/
 
これは、ブラウザにプラグインを入れて使うタイプのものではなく、独立したアプリケーションのシミュレーターです。
インストールの方法も使い方も簡単ですが、インストールに際しては、「.air」拡張子の AIRのアプリケーションであるため、下記のサイトを参考にしながら AIRをインストールしてから使う必要があります。
 http://naruhiko1111.com/1635.html

 - WordPress

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

Custom Post Type UIでカスタムタクソノミーを設定・バージョン1.4対応解説

カスタムタクソノミーをプラグインCustom Post Type UIを使って設定する方法の解説。バージョンアップにより設定する項目も増え続け、より柔軟な設定が可能に。

WordPress・Contact Form7、MW WP Form共通 細かなデザイン調整方法

お問い合わせフォームプラグインの Contact Form7、MW WP Formにおけるラジオボタン、チェックボックスなどの見た目を調整する小技を紹介。

Rating-Widgetは超簡単設定のWordPress口コミサイト構築プラグイン

口コミの評価点を投稿する機能に特化したプラグインで、多様なイメージの投稿方法や一覧ページ、コメントなどにも投稿機能を追加することができます。

WordPressのカテゴリの編集の解説

WordPressのカテゴリって何?というところから説明し、カテゴリを登録、編集する方法を解説します。また、カテゴリの順番を自由に変える方法も解説します。

WP Customer ReviewsでWordPressにオリジナルの口コミサイトを構築

口コミサイトを構築するためのプラグイン。独自フォームによるレビュー、評価点を投稿でき、入力項目の追加もできます。

DuplicatorでWordPressを簡単引越し!インストーラー付のバックアップにも

WordPressの引越しや開発環境から本番環境への移行など他の環境に移す作業を簡単にしてくれるプラグインの紹介。インストーラー付のバックアップツールとしても使る。

WordPress データベースを管理するための強い味方のプラグイン WP-DBMANAGER

データベースを管理するための強い見方のプラグイン「WP-DBMANAGER」の使い方の説明です。

EWWW Image Optimizerで画像の圧縮でWordPressを高速化

ページ表示の高速化に使うEWWW Image Optimizerの紹介です。英語で書かれているために取っつきにくいですが設定は3カ所。画像の圧縮もワンクリック。超簡単!

WordPress csvインポート、エクスポートのプラグイン

WordPressから csvファイルをエクスポート、インポートする方法を紹介しています。

BizVektor環境の引越しでメニュー、バナーが消える不具合の対応方法解説

BizVektor環境の引越し方法と不具合が発生しやすい箇所の解説です。引っ越し作業をする際にURLやファイルのパスを置換する際の手順解説と対応方法についての解説です。