SI CAPTCHA Anti-Spamを使って WordPressのコメントスパム対策をする
2017/03/12
WordPressのコメントスパム対策
全般的なコメントスパム対策についての説明は、「WordPressのコメントスパム対策 3つのプラグイン」にありますので、まだ読まれていない方は参考にいかがでしょうか?
ここでは、コメントスパム対策のうち、コメントスパムの投稿そのものを減らすための対策のプラグインとして「SI CAPTCHA Anti-Spam」を紹介します。
「Captcha」という「SI CAPTCHA Anti-Spam」とは違った入力をさせるプラグインに関しては「Captchaを使って WordPressのコメントスパム対策をする」をご覧ください。
SI CAPTCHA Anti-Spamとは?
SI CAPTCHA Anti-Spamは、WordPressのコメントを入力する際に、画面に表示された情報を入力させることで、機械的なコメントスパムを排除するためのプラグインです。
この手のプラグインの中では、この「SI CAPTCHA Anti-Spam」が非常に有名で、多くのサイトで運用されていますので安心して使えます。
ただ、あまりにも有名なため、これを破るための仕組みも研究されているようですので注意が必要です。
また、よく分かりませんが、もしかすると色覚に異常がある方には読みにくい場合もあるのかもしれませんので、注意が必要かもしれません。
SI CAPTCHA Anti-Spamのインストール方法
WordPressのプラグインのインストールの解説は「WordPressプラグインの3つのインストール方法解説」に記事を書いていますので参考にしてください。
SI CAPTCHA Anti-Spamの設定方法
「プラグイン」-「SI Captchaオプション」から設定します。
基本的にデフォルトのままで問題ありません。
ただ、最低限入力しないといけない項目は、「テキストラベル」の「キャプチャコード」です。
これは、キャプチャの画像の下に入力を促すテキストを入力する箇所で「上記に表示される英数字を入力してください。」といった説明文を入れるといいでしょう。
これも入力しなくても動作に支障はありませんが、これがないとコメントを入力してくれる方に対しては不親切だから、という意味で設定する必要がある項目です。
また、その他の項目も中途半端ですが、日本語訳が付いていますし、ヘルプをクリックすると追加の説明も出てきますので、読めばなんとなくわかると思います。
「キャプチャ」の項目は、どの画面にこのキャプチャの処理を追加するかを選択したり、どのように表示をするかを選択することができます。
「次の条件に合致する 登録 ユーザからキャプチャを隠す」にチェックが入っている場合は、コメント入力画面などにもキャプチャの画像が出てきませんので、焦らないようにしてください。
一度ログアウトするか、違うブラウザを立ち上げてから確認してください。
「コメントフォームでキャプチャの入力ラベルを表示する位置」は、下記の様に「ラベル」「必須マーク」「入力ボックス」の位置を選択できます。(細かく調整するには「キャプチャ用フォームのCSSスタイル」の部分で cssの調整を行います。)
「小さめのキャプチャ画像を有効にする。」は、キャプチャの画像のサイズを調整できます。
「キャプチャ用フォームのCSSスタイル」では、キャプチャの部分の CSSのカスタマイズが行えます。
分かりやすいところでは「キャプチャ入力欄用CSSスタイル」の項目は、キャプチャ画像に表示された文字列を入力するテキストボックスの CSS設定ですが、「width:65px;」の数値を変えてみると入力ボックスのサイズが変わることが分かると思います。
この CSSの設定は、そもそものテンプレートのデザインにも影響されますので、必要に応じていろいろ値を変更しながら試してみるしかなさそうです。
設定を変更しすぎてデザインが崩れてしまっても「キャプチャ用フォームのスタイルをデフォルトに戻す。」にチェックを入れて「オプション更新」を実行することでデフォルトの値に戻りますので、最初は気にせずいろいろ触ってみるのもいいと思います。
SI CAPTCHA Anti-Spamについてのまとめ
設定項目の途中に「Akismet:Akismetのスパム防止状況」とあるように、「Akismet」を使うことはスパム対策の第一歩となります。
「Akismet」と「SI CAPTCHA Anti-Spam」を併用してより高いセキュリティを目指しましょう。
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
-
AdminerはWordPressのデータベース管理プラグインの決定版!
データベース管理プラグインはAdminerがあれば他に必要ありません。なぜならDB管理ツールAdminerと同じものをプラグインとして提供しているからです。
-
-
WordPress・Contact Form7、MW WP Form共通 細かなデザイン調整方法
お問い合わせフォームプラグインの Contact Form7、MW WP Formにおけるラジオボタン、チェックボックスなどの見た目を調整する小技を紹介。
-
-
WordPressの Google XML Sitemapsで WebMaster Tools用の sitemap.xmlを生成
WordPressの Google XML Sitemapsで WebMaster Tools用の sitemap.xmlを生成する方法を説明しています。
-
-
WordPressプログラム全体で定数や変数を利用する場合の設定方法
WordPressで関数を追加するときなど、全体で同じ変数を使いたいと思う場面の対処方法です。変数を記述する関数はfunctions.php、wp-config.phpのいずれか。
-
-
WordPress 画面が真っ白になる不具合があった場合の対応の一つ
WordPressで画面が真っ白になる不具合があった場合の対応方法の説明です。PHPでエラーが起こっている場合がほとんどですがその対処方法です。
-
-
WordPressのインストール方法・セキュリティ重視 3つのポイント
WordPressのインストールをセキュリティ重視の視点から3つのポイントの解説と設定方法です。
-
-
Export to Textで WordPressを csv出力
WordPressのデータを csv出力する Export to Textの使い方を解説しています。
-
-
ショートコードで簡単解決!カスタムフィールドでソート、抽出条件設定方法
ショートコードを使って固定ページや投稿に特定のカテゴリ一覧を編集する処理に、ソート条件、抽出条件も設定できる処理を作成。カスタムフィールドも条件に利用可。
-
-
Search RegexでWordPress投稿の文字列を検索・置換する使い方解説
WordPressの投稿テキストを検索、置換するプラグイン Search Regexの使い方の詳細解説です。
-
-
MW WP Formの使い方詳細解説・WordPressの確認画面付フォーム
WordPressの確認画面付お問い合わせフォームプラグイン「MW WP Form」の詳細解説をしています。



