CakePHPを学ぶ際にはオブジェクト指向を学ぼう
2014/04/10
CakePHPはオブジェクト指向でできているのでオブジェクト指向を学ぼう
PHPのオブジェクト指向を学ぶためのサイト
私は、オブジェクト指向の言語を使ったことがなかったために、オブジェクト指向の仕組みについてほとんど理解がありませんでしたが、下記のサイトを見つけた時に、やはり一度オブジェクト指向についても勉強をしておく必要があるな、と思えました。
http://www.objective-php.net/basic/
何せ PHP自体がオブジェクトの考え方をより強く取り込むようになってきていることや、CakePHPが MVCアーキテクチャを使っていて、オブジェクト指向の考え方の理解なしに CakePHPの本質を理解することができないからです。
また、上記のサイトは、丁寧にオブジェクト指向の考え方を説明してくれていて、非常に分かりやすく、すんなりと頭の中に入ってきてくれました。
このサイトで勉強したおかげで、そもそもの話として、関数とオブジェクトの違いを理解できましたし、クラスに対してデータのやり取りをする際に記述する「$this-> name」の意味とかも理解できて、これから CakePHPを理解していくスピードも速くなっていけると思いました。
また、このオブジェクトに関して勉強したことで、これまでよく分からなかった「クラス」ってこういう意味だったのか。関数とはこういうところが違ったのか。ということが理解できました。
インスタンス、コンストラクタ、アクセス修飾子....そんなクラスに関連する言葉も理解できましたし、アロー演算子(->)、スコープ定義演算子(::)といったなんとなくぼんやりとしか理解していなかった記号の意味も理解が進みました。
まだまだ「理解できました!」っていうほど理解してませんが....
オブジェクト指向を知らずに PHPのソースを読むと...
オブジェクト指向を知らずに PHPのソースを読んでいたりすると、分からない記号がいっぱい出てくる感じがします。
しかも、記号なので検索してもほしい情報になかなか行き当たらなかったりもします。
さらに、情報に行き当たったとしてもオブジェクト指向の仕組みを理解していないと、説明を読んでも全く意味が分かりません。
そんなネタ話を下記の記事で展開しています。
「PHPのソースで見慣れない記号が出てきた・アロー演算子」
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
-
CakePHP4で公開側と管理側のデザインテンプレートを分ける方法・setLayout()
CakePHP4でデフォルトのレイアウトファイル「default.php」は管理側に使用し、これとは別のデザインを公開側のページに設定したい、を実装する方法を解説。
-
-
CakePHP4で「app_local.php」「.env」を利用して環境ごとの定数を振り分ける方法
CakePHP4で.env、app_local.phpに定数を定義してそれを呼び出す方法の解説。Gitでは管理せず本番環境と開発環境とで異なる定数を定義するためそれを利用する方法。
-
-
CakePHP4でロギングスコープやログレベルを使用してログを出し分ける方法を解説
CakePHPのログ出力方法の解説。app.phpにログ設定をし、スコープやレベルを指定してログ出力を振り分ける方法、CakePHP4で配列出力にはvar_exportが必要なことなどを解説。
-
-
CakePHP5系でDeprecatedを回避しfindListでキーと値のカラムを指定して取得する方法
CakePHP4のfindListでキーと値のカラムを指定してテーブルにアクセスする方法がCakePHP5では「Deprecated(非推奨)」となった。推奨の記述方法を解説。
-
-
CakePHP3でWarning Error: SplFileInfo::openFile()エラーが発生した場合の対処方法
CakePHP3のキャッシュファイルのパーミッションエラー Error: SplFileInfo::openFile()が発生した場合の対応方法解説。app.phpにキャッシュファイルのパーミッション設定を行い、既存のファイルは削除。
-
-
CakePHPのバリデーションを入力値・項目の条件によって変える方法を解説
入力された値によってバリデーション(入力チェック)の内容を切り替える。その処理をCakePHPで実装する方法を解説。条件ごとに unset関数を使ってバリデーションを削除する、という方法を採る。
-
-
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その2表示件数を動的に変える方法
CakePHPの検索プラグイン Search Pluginの検索処理の中で動的に表示件数を変える方法です。
-
-
CakePHP2の検索Plugin CakeDC/Searchで重複を省くgroup by(distinct)の実装方法
CakePHP2の検索プラグイン「CakeDC/Search」で、重複レコードを省くgroup by、distinctを使う方法についての解説。設定する場所はpaginatorの条件とするので、find()関数と同じ。
-
-
CakePHP3で生の SQLの実行はConnectionManagerを使う
CakePHP3で生の SQL文を実行する方法を解説。クリエビルダーを使う場合は TableRegistryを利用するが、SQLを実行する場合は ConnectionManagerを使う。プリペアードステートメントの使用方法も解説。
-
-
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その5入力項目に複数項目入力した場合の AND検索、OR検索
CakePHPの検索プラグイン Search Pluginの検索処理の中で複数項目を入力した場合の AND検索、OR検索についての解説です。