baserCMSをほかのサーバ、環境にコピーする場合
2014/06/26
baserCMSを違う環境にコピーする場合
baserCMSの設定情報を変更する方法
今日は、baserCMSの環境をほかのサーバ、他の環境にコピーする場合の手順です。
baserCMSが設置してあるフォルダのファイルを一式取得します。
続いて、baserCMSに関連するテーブルとデータを一式バックアップを取ります。(phpMyAdminでエクスポートしてもいいですし、SQLコマンドでダンプを取っても構いません。)
そして、取得したファイル一式を新しい環境に設置し、バックアップを取ったデータベースのデータを設置します。
そして、下記の通り、環境の違いを吸収するための設定を変更します。
/app/config/database.php
Databaseへの接続情報を変更します。
DB接続情報は 2つ記述があるが、本体プログラムとプラグインがそれぞれ使うテーブルの設定のため、両方の設定を変更します。
/app/config/install.php
5行目の下記の「BcEnv.siteUrl」の値を変更します。
Configure::write(‘BcEnv.siteUrl’, ‘http://localhost/xxxxxx/’);
スマート URLがオンの場合の追加設定
また、「スマートURL」オンにしている場合は、下記の手動設定の方法を読みながら、
http://basercms.net/manuals/2/introductions/6.html
/.htaccess
/app/webroot/.htaccess
/app/config/install.php
の設定を行います。
スマートURLの設定情報は、DBに保存されておらず、上記 2か所の「.htaccess」、「install.php」に情報が記載されているだけですので、設定をするのが面倒であれば、一度設定を削除したうえで管理画面から設定変更の実行をする方が安全かもしれません。
その場合の管理画面の URLは、下記の様になります。
http://localhost/xxxxxx/index.php/admin/users/login
この説明を読んでいただいてもよく分かる通り、baserCMSにおいて環境の設定情報は数か所にしかなく、そこさえ変更すれば簡単に違う環境に移すことが可能です。
ロリポップで baserCMSを利用する際の Basic認証の設置には注意しましょう
baserCMSで開発環境と公開環境でドメイン、フォルダが変わる場合の不具合
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