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MTAセキュリティの基礎(98-367)の資格概要と受験対策、参考書、勉強方法情報

   

MTAセキュリティの基礎(98-367)の資格取得を目指す方へ

 
先日、「MTAセキュリティの基礎(98-367)」の資格を取得してきました。
その「MTAセキュリティの基礎(98-367)」の資格の概要と、受験対策として使用した参考書や勉強方法について情報提供をしようと思います。
 
 

MTAセキュリティの基礎(98-367)のオフィシャルな情報

 
まずは「MTAセキュリティの基礎(98-367)」についてのオフィシャルな情報です。
 
MTAセキュリティの基礎(98-367)のオフィシャルサイト
https://mta.odyssey-com.co.jp/outline/
https://mta.odyssey-com.co.jp/outline/98-367.html
 
受験料 13,200円(12,000円+消費税)
※学生の場合は、7,700円(7,000円+消費税)
 
試験形式 CBT形式(Computer Based Testing形式)
試験会場 全国の CBT試験会場
※全国の試験専門施設や PCスクール、専門学校などの試験施設などで受験出来ます。
 
問題数 40問前後
試験時間 45分
 
試験概要
ネットワークの基本構造や概念、IPv4やIPv6、TCP/IPなどの通信プロトコル、ネットワーク接続に必要なハードウェアに関する知識とスキルを認定
 
出題範囲

  • セキュリティ レイヤーについて理解する(25~30%)
  • オペレーティング システムのセキュリティについて理解する(35~40%)
  • ネットワーク セキュリティについて理解する(20~25%)
  • セキュリティ ソフトウェアについて理解する(15~20%)

 
 

MTAセキュリティの基礎(98-367)の資格のレベル感、受験申込み、受験会場について

 
「MTA」は「Microsoft Technology Associate(マイクロソフト テクノロジー アソシエイト)」の略で、Microsoftが主催し、技術力を認定する資格です。
Microsoftが主催していますので、採用されているアーキテクチャは Windowsがベースとなります。(「MTA」は Windowsに関する技術力を認定する資格という性格のものになります。)
 
また、「MTA」の「Fundamental」は、基礎知識を身につけている人材を認定する資格となりますので、試験のレベルとしてはエントリーレベルの資格となります。
 
 
試験形式は、CBT(Computer Based Testing)形式と呼ばれる、PC上に表示された試験問題に対して選択肢を選択したりキーボードでテキストを入力しながら回答をしていく形式の試験になります。(「MTAセキュリティ」ではテキスト入力はありませんが。)
また、試験終了後、すぐに試験結果を確認することが出来ます。
 
 
受験はいつでも受けることが出来ます。
また、試験会場は CBT形式のテストを実施している試験専門施設や、PCスクールや専門学校に併設してある試験施設にて実施されています。
 
基本的にはいつでも受験出来ますが、受験可能な日時は、試験会場ごとに独自に設定してありますので、その設定されている日時の中から希望する日時を選択して受験することになります。
 
そのため、自分が希望する会場で希望する日時に自由に受験出来る、と言うものとは異なりますので、あらかじめ各試験開場ごとに開催されている日時を確認する必要があります。
 
また、試験会場ごとに、受験申込みの締め切り日時、キャンセル可能な日時、申込み後の日程変更可能な期限の日時なども異なりますので、申込みをする試験会場の条件がどうなっているのかは確認しておく必要があります。
試験会場ごとに受験料の支払い方法や支払期限なども異なりますので、その点も個別に確認が必要となります。
 
 

MTAセキュリティの基礎(98-367)は社内ネットワークを構築する方に最適な資格

 
「MTAセキュリティ」は、Windowsのネットワークの構築や、セキュリティを構築する担当者を対象とした資格です。
 
Windows系の Webサーバである IISサーバの構築、運用に関わる方はもちろんですが、社内の Windowsのネットワークの構築、運用に関わる情報システム課の方や、社内 SEと言った職種の方に適した資格と言えます。
 
特に、オフィスで使われているパソコンのほとんどは Windowsだと思いますので、社内 SEとして社内のネットワークの構築、運用に関わる方にベストマッチするかと思います。
 
 

「情報セキュリティマネジメント試験」との比較

 
セキュリティ関連のエントリーレベルの資格としては「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」が実施している「情報セキュリティマネジメント試験」があります。
 
「情報セキュリティマネジメント試験」は、特定のアーキテクチャに該当する知識は範囲に含まれておらず、セキュリティ全般の概念的な内容を問う試験です。
 
対して、「MTAセキュリティ」は、アーキテクチャとして Windowsをベースとしており、Windowsに関連するセキュリティの実践的な知識、技術を問う試験内容になっています。
 
「セキュリティ」の基本的な設問は、「情報セキュリティマネジメント試験」と重複する部分は多分にありますが、「MTAセキュリティ」では、Windowsで使われるコマンドや、設定画面を提示してどのタブのどの項目を設定すればいいか、と言ったより具体的な実践に即した知識、技術を問う問題もかなり出題されています。
 
 
また、どちらかというと「情報セキュリティマネジメント試験」は、ユーザ部門としてセキュリティをどのようにして担保していくかと言う視点の試験ですが、「MTAセキュリティ」は、エンジニアとしてどのようにセキュリティの対処をしていくかという視点の試験と言えます。
 
そのため、Microsoftの認定資格ですので、3割くらいは Windows固有の内容となりますが、Unix/Linux系の OSの Webサーバを構築、運用している方もセキュリティの勉強の一つとしてチャレンジしてみるのもいいのではないか、と感じます。
 
 

「MTAネットワーク」と「MTAセキュリティ」の比較

 
私は「MTA」の資格のうち、「MTAネットワーク」と「MTAセキュリティ」の資格を取得しました。
これを比較すると、「MTAネットワーク」の方を先に勉強することをオススメします。
 
理由は、昨今のセキュリティはネットワークなしには語れませんので、セキュリティを学ぶ上でもネットワークの知識は不可欠だからです。
また、実際にネットワーク関連の出題もなされています。
 
MTAネットワークの基礎(98-366)の資格概要と受験対策、参考書、勉強方法情報」という記事でも紹介していますが、「MTAネットワーク」の資格を取得する気がなかったとしても、「3分間ネットワーク基礎講座」という書籍は一読しておく価値はあるかと思います。
 
先に「MTAネットワーク」の勉強をしておけば、「MTAセキュリティ」にもあるネットワークに関連する試験範囲を改めて勉強し直す必要がなくなるかと思います。
 


 
 

「MTAセキュリティ」対策の参考書「徹底攻略MTA Security問題集(98-367対応)」

 


 
「MTAセキュリティ」の試験対策用の書籍としては、上記の「徹底攻略MTA Security問題集(98-367対応)」があります。
 
「があります」というよりは「これしかない」と言えます。
そのため、「MTAセキュリティ」の対策を書籍で行おうと思うならば「徹底攻略MTA Security問題集」を選択せざるを得ません。
 
「MTAセキュリティ」対策には「徹底攻略MTA Security問題集」しかないわけですが、この書籍の内容は充実しており、これ 1冊をしっかり勉強すれば合格できるレベルまで行けるだろうと思います。
実際に私の対策もこれ 1冊だけでした。
 
ただ、この問題集の問題と解説文だけではやや深掘りが足りないと思える設問、解説文があることも事実です。
そのため、解説文を読むだけで終わらせず、少し足りないなと思える設問については、いろいろなサイトの解説記事などを読んで一段の理解を深める方がいいと思います。
 
 
MTAセキュリティの基礎(98-367)の資格概要と受験対策、参考書、勉強方法情報
 
また、Windowsの設定画面を掲示し、「どのタブのどの項目を設定する必要があるか?」と言う問題は実際の試験にも出題されます。
そのため、問題集に掲載されている設定画面は、自身の Windowsで実際の画面を表示させて、画面がどのようなタブで構成されているか、それぞれのタブにはどのような項目があるか、各項目の選択肢はどのような文言になっているか、を確認しておくことをオススメします。
 
私は、Windowsの設定画面を実際に確認する作業をやっていなかったため、Windowsの設定画面に関連する問題は全く分かりませんでした。
 
 

「徹底攻略MTA Security問題集」を使った試験対策方法

 
「徹底攻略MTA Security問題集」の 1~5章までが各単元ごとに関連する設問と解説文で、6、7章が総仕上げ問題と解説になっています。
 
私は、1~5章を 3回繰り返し解いて、試験日が近付いてきたところで 6、7章を解いて抜け漏れを確認する、と言った対策を行いました。
 
 
1~5章の 1回目は、試験範囲の確認とどのような問題が出題されるのかを確認のため、試験問題を解くのも解説文を読むのもかなりザックリとした感じで進めました。
 
2回目は、設問と解説の理解と覚えることを目的として、じっくりと解説文を読み、解説文では足りない設問は、ネットで調べて追加の知識を足していくといった作業を行いました。
 
その際、下記の添付ファイルの、各章ごとのキーワードとその解説をまとめたテキストを作成しました。
このテキストを作成することで理解が進み、記憶に残りやすくなります。また、試験前に全体を通しての見直しをする際に役に立ちます。
 
MTAセキュリティまとめテキスト
 
 

「MTAセキュリティ」試験対策の期間

 
私が「MTAセキュリティ」の試験対策にかけた期間は 2月弱です。
 
「MTAネットワーク」の時は 3ヶ月強かかりましたが、「MTA」をはじめ、エントリーレベルの資格試験の対策期間は 3ヶ月前後を目標にすべきではないか、と思います。
 
 
理由は、それ以上の時間をかけると最初にやっていた内容を忘れてしまうためです。
3ヶ月以上かけても全体の勉強内容が薄まってしまい、忘れることも増えて、効率が悪くなると感じました。
 
試験対策を行うならば、2ヶ月、ないしは、3ヶ月と決めて、その期間でギュッと詰めた試験対策を行う方が効率的な勉強になるかと思います。
 
 
ちなみに、2月弱で 3回も繰り返し問題を解くと、問題集 1冊分の問題を覚えられるくらいになりました。
 
そして、受験数日前に 4回目の解答をしてみましたが、1~7章までのすべての問題に対して、間違えた問題は 3問だけでした。
 
それくらいの対応ができて、83点でした。(合格最低ラインは 70点のようです。)
 
 
「MTAセキュリティ」対策として使用した書籍は「徹底攻略MTA Security問題集(98-367対応)」だけでした。
また、Windowsの設定画面などは確認しておらず、Windowsの設定画面に関する設問は全く意味が分からずにカンで答えることになってしまいましたが、それでも合格ラインはクリアできました。
 
そのため、「MTAセキュリティ」の試験対策は「徹底攻略MTA Security問題集」を中心にして、不足していると思われる箇所は Web記事などで知識を補強する感じで対応を行えば、合格できるラインに達する、と感じます。
 
 

「徹底攻略MTA Security問題集(98-367対応)」と異なる出題方法

 
「MTAセキュリティ」の試験問題では「徹底攻略MTA Security問題集」の問題集とはと異なる出題方法があります。
 
「徹底攻略MTA Security問題集」は、設問に対して「3択・4択」の中から選択するという設問しかありませんが、実際の試験では多様な出題方法があります。
 
 
「徹底攻略MTA Security問題集」とは異なる出題例として、以下の 3例を挙げさせていただきます。
 
 

アンダーラインの箇所を正誤を問う問題

 
Microsoftが発売している OSは Windows である。
 
上記のアンダーラインの部分が間違っている場合は正しいものを選択してください。
 A.Linux
 B.MacOS
 C.変更なし

 
 

設定画面を提示して設定方法を問う問題

 
MTAセキュリティの基礎(98-367)の資格概要と受験対策、参考書、勉強方法情報
 
上記の設定画面から下記の設問に該当する回答を選択してください。
 
1.ファイルを削除する設定する場合は[ (選択肢) ▼]
 
上記の選択肢としては下記のような内容です
 選択肢1:「詳細」のタブにある「XXXをxxxにする」
 選択肢2:「セキュリティ」のタブにある「YYYをyyyにする」
 選択肢3:「全般」のタブにある「ZZZをzzzにする」
 
2.「共有」を選択する項目は[ (選択肢) ▼]
(以下略)

 
 

一つのキーワードに対して複数の設問を設ける問題

 
IPsecについて「はい」「いいえ」で回答をしてください。
 1.IPsecは・・・である。         ○はい ○いいえ
 2.IPsecは・・・との組み合わせで使う。  ○はい ○いいえ
 3.IPsecは・・・とは異なる。       ○はい ○いいえ

 
※この問題は、1、2、3でそれぞれ配点があるようです。
 
 
 
このうち、1つ目の設問は表現方法が異なるために戸惑いますが、問題文をしっかり読めば見た目が違うだけの設問だと分かります。
 
しかし、2つ目の設問はかなり戸惑います。
画面は適当にイメージで添付したものですが、設問の内容としては、
「削除」の設定をを有効にするにはどのタブのどこにある設定をすればいいか
セキュリティを有効にするには、どのタブに切り替えて、そこにあるどの項目を設定すればいいか
と言った内容の出題がなされます。
そのため、タブの中にどのような項目があり、その項目の設定をどれに変更すればいいか、を知っていないと解けない問題でした。
 
そのため、「徹底攻略MTA Security問題集」の問題集に出ている設定画面は、実際に画面に表示させてみて、タブを切り替えてみながら、どのような項目があるか、どのような選択肢があるのか、見ておく必要があると感じました。
 
 
このような Windowsの設定画面を提示して、どの項目を設定するか、と言う設問などが、「MTA」(Microsoftの資格)である理由なのかな、とも感じます。
とはいえ、Windows固有の問題は 3割程度ですので、それ以外の設問をしっかりおさえれば、Windowsの設定に関する問題はカンで答えても合格ラインには達するんじゃないか、という感じはします。
 
 

「MTAセキュリティ」資格試験についてのまとめ

 
「MTAセキュリティ」はエントリーレベルの資格試験ですので、ハイレベルな問題は出てきませんが、先に挙げたように Windowsの設定画面の項目を問う問題がでるなど、場合によっては初見の画面の設定を問われることもあります。
そのため、「徹底攻略MTA Security問題集」を元にして、Windowsの設定画面を眺めるなど、幅広い対応が必要だと言えます。
 
 
また、Microsoftのアーキテクチャに基づく問題とは言え、セキュリティの実践に必要な知識、技術を問う問題ですので、Windowsのネットワークに携わる方だけではなく、Unix/Linux系の Webサーバを扱うエンジニアの方もチャレンジしてみる価値はある資格だと思います。

 - ただの日記

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