エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


CakePHP3のCakeDC/Usersのバリデーションのカスタマイズ方法解説

      2017/10/28

CakeDC/Usersのバリデーションのカスタマイズ方法解説

 
CakePHP3のユーザ管理・認証プラグイン CakeDC/Usersの導入・機能解説・3.1.5対応」の記事で、CakePHP3で CakeDC/Usersを使ってログイン認証機能を実装する手順を解説しました。
また、「CakePHP3のCakeDC/Usersの画面、メール本文テンプレートのカスタマイズ方法解説」の記事で、HTMLのテンプレートを変更する解説をしました。
 
今回の記事では、その時に解説できなかった、入力画面でのバリデーションのカスタマイズ方法について解説します。
 
 

CakeDC/Usersのバリデーションが記載されているファイル

 
CakeDC/Usersのバリデーションが記載されているファイルは、以下のファイルになります。
 /vendor/cakedc/users/src/Model/Table/UsersTable.php
 
このファイルに記述されているバリデーションの内容を変更することで、バリデーションのカスタマイズを行うことは可能です。

ですが、一般的にはこのファイルはプラグイン「CakeDC/Users」のコアファイルになりますので、このファイルを直接更新することはせず、オーバーライドする処理を構築します。
 
 


 

CakeDC/Usersのバリデーションをオーバーライドでカスタマイズする

 

1.bootstrap.phpの編集

 
下記のファイルに編集を行います。
 /config/bootstrap.php
 
下記の、configファイルとして「/config/users.php」も利用する処理を記述します。

 
すでに Usersプラグインのロード処理を記述している場合は、1行目のみ追記します。
 
これは、「CakePHP3のCakeDC/Usersのログイン後のリダイレクトを設定解説」の記事で、リダイレクトの処理の設定をする際にも記述しますので、リダイレクトなどほかの設定ですでに記述している場合もあるかと思います。
 
 

2.users.phpの編集

 
下記のファイルに編集を行います。該当のファイルがない場合は、新規作成をします。
/config/users.php
 
下記の値を編集します。

 
 
標準設定は、「/vendor/cakedc/users/config/users.php」に下記の様に記載されています。

 
「/config/users.php」は、「CakePHP3のCakeDC/UsersのUserHelperでログアウトやreCAPTCHAをカスタマイズ」で解説をした reCAPTCHAでも利用しますので、すでに設定がある場合もあるでしょう。
 
 

3.Model/Entity/User.phpの編集

 
下記のファイルに編集を行います。該当のファイルがない場合は、新規作成をします。
/src/Model/Entity/User.php
 
下記の処理を編集します。

 
この内容は、プラグインの Entity「/vendor/cakedc/users/src/Model/Entity/User.php」の内容を流用しています。
 
 

4.Model/Table/UsersTable.phpの編集

 
下記のファイルに編集を行います。該当のファイルがない場合は、新規作成をします。
/src/Model/Table/UsersTable.php
 
そして、ようやく、バリデーションの処理を記載します。

 
18行目以降の「validationDefault()」の内容は、下記のプラグインの標準設定の内容をコピペしてからカスタマイズしています。
 /vendor/cakedc/users/src/Model/Table/UsersTable.php
 
上記の例では、33行目の処理で、「first_name」を必須項目にする、という処理に変更してみています。
 
 
これで、プラグインのファイルを触らずに、バリデーションをカスタマイズすることができるようになります。
 
 

CakePHP3のCakeDC/Usersの関連記事

 
CakePHP3の CakeDC/Usersを使うために、基本となるインストールの方法から入力画面のテンプレートのカスタマイズや、リダイレクトの設定など、CakeDC/Usersに関する記事を下記に書いています。
あわせて参考にしてみてください。
 
CakePHP3のユーザ管理・認証プラグイン CakeDC/Usersの導入・機能解説・3.1.5対応
CakePHP3のCakeDC/Usersの画面、メール本文テンプレートのカスタマイズ方法解説
CakePHP3のCakeDC/Usersのログイン後のリダイレクトを設定解説
CakePHP3のCakeDC/UsersのUserHelperでログアウトやreCAPTCHAをカスタマイズ
Google reCAPTCHAのSite key、Secret keyの取得方法・20170408バージョン
 
 

CakePHP3の関連記事

CakePHP3でComposerでインストールできないプラグイン、外部ライブラリを vendorに入れて手動で読み込む方法
CakePHP3でシェルを作成しコマンドラインから実行・CakePHP2との違い
CakePHP3で生の SQLの実行はConnectionManagerを使う
CakePHP3でデータを保存する save()で発生するエラーを確認する方法を解説
CakePHP3のデバッグキット(DebugKit)を強制的に有効、無効に変更する方法
CakePHP3でWarning Error: SplFileInfo::openFile()エラーが発生した場合の対処方法
VirtualBoxにCakePHP3を設置。必要なCentOS、Apache、PHP、MySQL、Composerをインストールし設定する
CakePHP3にWYSIWYGエディタのCKEditor4を設置、カスタマイズ方法を解説
CakePHP3でページごとに読み込むJavaScript、CSSを変える処理の解説
CakePHP3にデイトピッカー jQuery UI DatePickerを実装する手順の解説
 
その他の「CakePHP3」に関する記事一覧
 
 

 - CakePHP 2.x 3.x

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

CakePHP3のメール送信の処理・テンプレート使用・添付ファイル送信も解説
CakePHP3のメール送信の処理・テンプレート使用・添付ファイル送信も解説

CakePHP3からメールを送信する方法解説。基本的な記述方法を基にして、テンプレートを使う方法、ファイルを添付する方法へと拡張しながら解説。

CakePHP3ログファイルの出力方法・$this->log()の解説
CakePHP3ログファイルの出力方法・$this->log()の解説

コントロール、モデルの変数の中身を見るときはログに出力する方法が有効です。$this->log()を利用すると変数だけじゃなく、連想配列、オブジェクトも簡単にログ出力ができます。

CakePHP 2.3 主キー(ID)以外のキーで更新方法 updateAll

主キー(ID)以外のカラムをキーとして更新する方法、updateAllの使い方をサンプルを用いて解説します。

CakePHP3で生の SQLの実行はConnectionManagerを使う
CakePHP3で生の SQLの実行はConnectionManagerを使う

CakePHP3で生の SQL文を実行する方法を解説。クリエビルダーを使う場合は TableRegistryを利用するが、SQLを実行する場合は ConnectionManagerを使う。プリペアードステートメントの使用方法も解説。

CakePHP3のビューで受取ったテーブルのオブジェクトを連想配列に変換する方法
CakePHP3のビューで受取ったテーブルのオブジェクトを連想配列に変換する方法

コントローラーからビューに送ったテーブルのオブジェクトを連想配列に変換し、ビューの中で自由に使えるようにするメソッド「toArray()」の解説。連想配列に変換できれば利用度アップ!

CakePHP3でシェルを作成しコマンドラインから実行・CakePHP2との違い
CakePHP3でシェルを作成しコマンドラインから実行・CakePHP2との違い

CakePHP3のシェルスクリプトを作成し、コマンドラインから実行する方法を解説。複数単語をつなげる場合の対応方法がCakePHP2より制限が厳しくなったのでCakePHP3の命名規則の確認が必要だ。

CakePHP 2.3 コマンドラインからPHPのシェル実行の方法解説

CakePHP 2.3でコマンドラインから CakePHPで記述した処理を実行する方法を解説します。

CakePHP3でデータを保存する save()で発生するエラーを確認する方法を解説
CakePHP3でデータを保存する save()で発生するエラーを確認する方法を解説

CakePHP3でデータ保存処理のログを取得する方法。save()では true、falseの戻り値しか取得できないが、saveOrFail()と try…catch文を使いエラーログ、エンティティを取得し、不具合の解析を行う。

CakePHP 2.3 ログイン、操作履歴、アクセスログ出力

CakePHPでログインや操作履歴などのアクセスログ出力処理を作成します。

CakePHP3で画像・ファイルのアップロード処理を自作・解説付き・その2
CakePHP3で画像・ファイルのアップロード処理を自作・解説付き・その2

ファイルのアップロード機能の自作サンプルコードとその解説のその2。アップロード機能に関連するファイルの更新や削除の処理や画像、フォルダのパスの指定方法などを含めて解説。