CakePHP5系でDeprecatedを回避しfindListでキーと値のカラムを指定して取得する方法
2025/01/31
Deprecated (16384) : Since 5.0.0: Calling findList finder with options array is deprecated. Use named arguments instead.を回避する方法
findList finder with options array is deprecated. Use named arguments instead.
findListを利用して、キーと値のカラムを指定して配列を取得する方法ですが、CakePHP4系の記述方法が CakePHP5系では非推奨となっています。
そのため「Deprecated(非推奨)」が表示されます。
その対処方法を解説します。
CakePHP5で「Deprecated(非推奨)」を回避して findListで値を取得する方法
CakePHP4で findListを使用して値を取得する方法
CakePHP4系で findListを利用して、キーと値のカラムを指定して配列を取得する方法は、下記となります。
|
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
public function getOptionsUsers() { // 取得するキーを指定 $listArray = [ "keyField" => "id", "valueField" => "name" ]; // 取得条件を設定 $conditions["deleted"] = ; // 削除フラグ return $this->find("list",$listArray)->where($conditions)->orderAsc("id")->toArray(); } |
これをこのまま CakePHP5系にコピペして使用すると、下記の「Deprecated(非推奨)」メッセージが表示されます。
Deprecated (16384) : Since 5.0.0: Calling findList finder with options array is deprecated. Use named arguments instead. C:\xampp\htdocs\vendor\cakephp\cakephp\src\ORM\Table.php, line: 2649 You can disable all deprecation warnings by setting Error.errorLevel to E_ALL & ~E_USER_DEPRECATED. Adding vendor/cakephp/cakephp/src/ORM/Table.php to Error.ignoredDeprecationPaths in your config/app.php config will mute deprecations from that file only. [in C:\xampp\htdocs\vendor\cakephp\cakephp\src\Core\functions.php, line 384]
CakePHP5で推奨されている findListで値を取得する方法
上記の「Deprecated(非推奨)」を回避し、CakePHP5系で推奨される記述方法に変えたものが下記になります。
|
1 2 3 4 5 6 7 |
public function getOptionsUsers() { // 取得条件を設定 $conditions["deleted"] = ; // 削除フラグ return $this->find("list",keyField:"id",valueField:"association_name")->where($conditions)->orderBy(["id"=>"ASC"])->toArray(); } |
CakePHP5 ChiffonBook 5.0 移行ガイド 非推奨 ORM
https://book.cakephp.org/5/ja/appendices/5-0-migration-guide.html#id7
上記に「Table::find() のオプションを配列で指定することは非推奨となりました。(Calling Table::find() with options array is deprecated. Use named arguments instead.)」と書いてありまして、これが上記の「Deprecated(非推奨)」の要因となっています。
そのため、推奨される記述方法に変更する必要があるようです。
ちなみに、下記の記述方法では「Deprecated(非推奨)」は出なくなりますが、「valueField」で指定したカラムとは異なるカラムの値が取得されることもあるようで、正しい処理ではないようです。
|
1 2 |
$listArray = ["keyField" => "id","valueField" => "name"] return $this->find("list",options:$listArray)->where($conditions)->orderBy(["id"=>"ASC"])->toArray(); |
orderAsc、order、groupも非推奨になっている
CakePHP5 ChiffonBook 5.0 移行ガイド 非推奨 Database
https://book.cakephp.org/5/ja/appendices/5-0-migration-guide.html#id6
また、CakePHP4のコードでは「orderAsc()」を使用していますが、これも非推奨のようです。
「order(["id"=>"ASC"])」や「group()」も非推奨のようです。
それぞれ下記のように書き替える必要があります。
「orderAsc()」は「orderByAsc()」に。
「orderDesc()」は「orderByDesc()」に。
「order()」は「orderBy()」に。
「group()」は「groupBy()」に。
ちなみに、この「非推奨」は、使用していても「Deprecated(非推奨)」のメッセージは出ないようです。
CakePHP5の関連記事
CakePHPのpostlinkで生成した削除リンクをクリックしても処理が実行されない対処法CakePHP4、5のユーザ認証でID、PASS以外の削除フラグなども条件加える方法
CakePHP4、CakePHP5系の認証処理でログインの有無の確認、ユーザ情報の取得の方法
CakePHP4、5で$_SERVERと同じようにURIを取得する「getUri()」の紹介
getParam('action')で取得するアクション名は別関数に移動しても不変CakePHP4系、CakePHP5系のexists()でカラムを指定して値の有無をチェックする方法解説
CakePHP4、5のnewEmptyEntityで作成したオブジェクトは空なのか、確認してみた
CakePHP4、5でSELECT telephone as tel FROM usersの様にasでカラムに別名を付ける方法
CakePHP4、5の認証処理で認証が通らない際の確認方法と確認箇所の紹介
CakePHP5系で認証機能のAuthenticationプラグインをインストール・エラー発生注意
その他の「CakePHP5」に関する記事一覧
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
-
CakePHP3、CakePHP4のキャッシュをクリアする方法「bin/cake cache clear_all」を使う
CakePHP3、CakePHP4では処理を高速化する手法の一つとしてキャッシュを利用している。しかし、その情報は元の情報を更新しても反映されない場合がある。そんなときはキャッシュを削除する必要がある。
-
-
CakePHP3にOGPをfetch、asignを利用してテンプレートごとに指定する方法を解説
CakePHP3でOGPを設定する方法を解説。fetch、assignを使用しレイアウトファイルに編集した変数にテンプレートファイルから値を指定する。これを利用してOGPを編集する。
-
-
getParam('action')で取得するアクション名は別関数に移動しても不変CakePHP4系、5系では「getParam()」で処理中のアクション名を取得できる。そのアクションから別関数を呼び出してた関数でアクション名を調べたが同一の名称だった。
-
-
CakePHP3で /Layout/defult.ctpにある titleタグ、h1タグを編集する方法
CakePHP3でtitleタグ、h1タグのテキストをデフォルトから変更する方法を解説。テンプレートファイルに「$this->assign()」でテキストを指定して「/Layout/defult.ctp」で受け取る。
-
-
CakePHP4、5のユーザ認証でID、PASS以外の削除フラグなども条件加える方法
CakePHP4系、5系ではAuthenticationを使用してログイン認証を行う。その認証でID、PASS以外の削除フラグなどの条件を加えたいときの対応方法について解説。
-
-
CakePHP3でCookieを保存、呼び出し、削除の操作・CakePHP3.7対応
CakePHP3.7でCookieを保存、取り出し、削除する方法を解説。CakePHP3でのCookieの取り扱いはバージョンごとに変更されるため、環境に合わせた方法を探す必要がある。
-
-
CakePHP3で画像・ファイルのアップロード処理を自作・解説付き・その2
ファイルのアップロード機能の自作サンプルコードとその解説のその2。アップロード機能に関連するファイルの更新や削除の処理や画像、フォルダのパスの指定方法などを含めて解説。
-
-
CakePHP3の検索プラグイン「friendsofcake/search」の設置方法・CakePHP3.6対応
CakePHP3で検索を担うプラグイン「friendsofcake/search」の紹介。基本的な設置方法の紹介のほか、処理の記述方法のバリエーション、エラーの解説など。CakeDC/searchより導入は簡単!
-
-
CakePHP 2.3 テーブルの項目を演算した結果を条件として抽出する方法
アソシエーション(連携)している先のテーブルの項目で演算をする場合の考え方と注意点をサンプルソースを用いて説明しています。分かってしまえば簡単です。
-
-
MySQL+CakePHPのdate型、datetime型項目は「2999-12-31」までしか扱えない
CakePHPの日付、日時の型であるdate型、datetime型の最大値は2999-12-31となっている。MySQLは9999年までなので違いがあるので注意が必要だ。