CakePHP4、5でSELECT telephone as tel FROM usersの様にasでカラムに別名を付ける方法
2025/10/25
CakePHP4、5のクエリビルダーを使用してカラムに別名を付与する方法
SQLでカラムに別名を付与して値を取得する方法
SQL文で、取得するカラム名と違う別名を付けて値を取得する場合は、下記のように「as」を使用してカラムの別名を指定します。
|
1 |
SELECT telephone as tel FROM users; |
上記の例は、usersテーブル内のカラム名は「telephone」ですが、短い「tel」という別名に変更して取得します。
CakePHP4、CakePHP5で、この「as」を使用してカラムの別名を指定する処理の実装方法を解説します。
CakePHP4、5のクエリビルダーを使用してカラムに別名を付与する方法
下記は、基本的な処理であるテーブル内のカラム名である「telephone」として値を取得する処理です。
|
1 2 3 4 |
$select = [ "telephone" ]; $users = $this->Users->find()->select($select); |
これに対して、「telephone」のカラムの値を「tel」として取得する場合は、「$select」に指定している配列のキーとして「tel」を指定すれば OKです。
|
1 2 3 4 |
$select = [ "tel" => "telephone" ]; $users = $this->Users->find()->select($select); |
仕組みが分かっていれば非常に簡単です。
CakePHP4、5のクエリビルダーを使用してカラムに別名を付与する際の注意点
処理自体は特に問題なく簡単なのですが、いろいろ試してみた結果、「as」で指定する項目名には「-(ハイフン)」を使用することができない、ということが分かりました。
|
1 2 3 |
$select = [ "tele-phone" => "telephone" ]; |
具体的には上記の「tele-phone」のように「-(ハイフン)」を入れると、下記のようなエラーが発生します。
SQLSTATE[42000]: Syntax error or access violation: 1064 You have an error in your SQL syntax; check the manual that corresponds to your MariaDB server version for the right syntax to use near '-amount AS telephone...' at line 1
その理由は、「-」は SQLでも使用する四則演算子(マイナス、減算演算子)であるため、演算をしようとしていると解釈されてしまうため、「Syntax error or access violation」となるのです。
そのため、同じ四則演算子である「+(プラス)」「*(アスタリスク)」「/(スラッシュ)」「=(イコール)」も同様のエラーが発生します。
さらに、プログラムで演算子として使用される「%」「!」「&」「()」などの記号はすべて同様にエラーとなります。
また、「tele-phone」を囲う「"(ダブルクオーテーション)」を「'(シングルクォーテーション)」に変えてもエラーが発生する状況に変化はありませんでした。
エラーとならなかったのが「_(アンダースコア)」です。
記号でエラーにならないのはこの「_(アンダースコア)」だけだと思います。
ご注意ください。
CakePHP5の関連記事
CakePHPのpostlinkで生成した削除リンクをクリックしても処理が実行されない対処法CakePHP4、5のユーザ認証でID、PASS以外の削除フラグなども条件加える方法
CakePHP4、CakePHP5系の認証処理でログインの有無の確認、ユーザ情報の取得の方法
CakePHP4、5で$_SERVERと同じようにURIを取得する「getUri()」の紹介
getParam('action')で取得するアクション名は別関数に移動しても不変CakePHP4系、CakePHP5系のexists()でカラムを指定して値の有無をチェックする方法解説
CakePHP4、5のnewEmptyEntityで作成したオブジェクトは空なのか、確認してみた
CakePHP4、5でSELECT telephone as tel FROM usersの様にasでカラムに別名を付ける方法
CakePHP4、5の認証処理で認証が通らない際の確認方法と確認箇所の紹介
CakePHP5系で認証機能のAuthenticationプラグインをインストール・エラー発生注意
その他の「CakePHP5」に関する記事一覧
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
-
CakePHP3にデイトピッカー jQuery UI DatePickerを実装する手順の解説
CakePHP3にjQuery UIのDatePickerを実装する手順を説明。併せて、デイトピッカーを設置に関連するCakePHP3の解説と、テーマを変更したり、表記を変更するカスタマイズする方法なども紹介。
-
-
CakePHP4系でJSONレスポンスの処理ではwithStringBodyを使う。3との違い解説
responseの値を指定する方法は3系では「body」だが、4系では「withStringBody」になりる。加えてJSON形式なら「withType」で指定するなど4系では結構異なる処理がある。
-
-
国際化と地域化の翻訳機能「__()」を使って定数に変数を埋め込む方法
CakePHP4で定数に変数を埋め込み、翻訳機能「__()」で変数に値を入れる方法を紹介。定型の文章の一部だけを置換したい場合に利用すると便利。
-
-
CakePHP4のcake cache clear_allでPermission deniedはパーミッションの変更が必要
CakePHP4でキャッシュをクリアするコマンドcake cache clear_allでPermission deniedのエラーが出るのはcakeにパーミッションが足りないとき。その対処方法を解説。
-
-
CakePHP3でPHP Simple HTML DOM Parserを使ってスクレイピングする方法
CakePHP3でPHP Simple HTML DOM Parserを使ってスクレイピングをする方法を解説。インストール方法、読み込み方法。および、具体的なスクレイピングを実行するサンプルソースも。
-
-
CakePHP3でアソシエーション先のカラムでデータをソートして取得したい
アソシエーション先のテーブルのカラムをキーにソートをしたデータを取得したい!ときの記述方法を解説。「orderAsc()」ではなく「contain()」の中にSort条件を記述する。
-
-
CakePHP4 でコマンドプログラム(シェルプログラム)を作成する方法解説
CakePHP4でバッチ処理を行うためのコマンド・シェルの実装方法について解説。bakeでテンプレートファイルを作成し、「execute()」に処理を記述する方法を解説。
-
-
CakePHP3でCookieを保存、呼び出し、削除の操作・CakePHP3.7対応
CakePHP3.7でCookieを保存、取り出し、削除する方法を解説。CakePHP3でのCookieの取り扱いはバージョンごとに変更されるため、環境に合わせた方法を探す必要がある。
-
-
CakePHP4で「app_local.php」「.env」を利用して環境ごとの定数を振り分ける方法
CakePHP4で.env、app_local.phpに定数を定義してそれを呼び出す方法の解説。Gitでは管理せず本番環境と開発環境とで異なる定数を定義するためそれを利用する方法。
-
-
CakePHP3のUpload Plugin 3.0をバリデーションなど実運用向けのカスタマイズ方法解説・その2
CakePHP3でファイル、画像をアップロードするプラグイン、upload plugin 3を導入する手順を解説した記事。3部作のその2でバリデーションなどの実用的なカスタマイズ方法を解説。