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CakePHP3ログファイルの出力方法・$this->log()の解説

      2017/04/08

$this->log()を使ってログファイルを出力する

 

コントロールやモデル内の変数はログファイルに出力しよう

 
CakePHP3で開発を行う際、変数の中身を確認したい、と思う場面は多々あるでしょう。
 
ビューのテンプレート上で扱っている変数であれば、そのまま「echo()」関数や「print_r()」関数を使うことで簡単に確認することができます。
 
ですが、コントローラーや、モデルの中にある変数などは「echo()」関数などで気軽に確認することができません。
 
そんなときに活用するのがログファイルへの出力です。
 
 

$this->log()を使ってログ出力する方法

 

エラーログとして出力する

 
CakePHP3では、ログファイルへの出力は、下記の様に記述をします。
記述するファイルはコントロールファイルや、モデルの Entityや Tableのファイルに記述をします。
 
下記の様に記述すると、エラーログに「エラーログを出力します。」のメッセージが出力されます。
 

 
出力されるログファイルは、デフォルトの設定では下記のファイルになります。
 /logs/error.log
 
 

デバッグログとして出力する

 
デバッグログに出力する場合は、下記の様に第 2引数に「”debug”」「LOG_DEBUG」のいずれかを指定します。
 

 
$this->log() のログ出力が便利な理由は、変数であっても配列(連想配列も含む)であっても、オブジェクトであっても、プログラマー側が特に気にすることなく何でも出力してくれることです。
 
先の例では、固定のテキストを出力するように記述していますが、下記の様に、変数を指定することもできます。
requestデータですので、POSTで値を送信したときは、配列として値を受け取りますが、それも「print_r()」関数で表示したときのような形で配列を展開してログに出力してくれます。
 

 
出力されるログファイルは、デフォルトの設定では下記のファイルになります。
 /logs/debug.log
 
 


 

ログ出力に関する設定

 
ログ出力に関する設定は、以下のファイルに記述してあります。
 /config/app.php
 
記述してある内容の標準形式は以下のようになっています。
 

 
その中から、例えば、「info」のエラーレベルだけを違うログファイルに出力しようと考える場合には、下記の様に、「debug」の「lavels」の中から「info」を取り出し、「info_log」というログファイル出力の設定をするといいでしょう。
 

 
「info」レベルの出力が発生した場合は、infoログに出力されるようになります。
 
また、「info」レベルのログを出力する場合は、下記の様に $this->log()の第 2引数に「info」を指定することで対応が可能になります。
 

 
この場合、出力されるログファイルは、下記のファイルになります。
 /logs/info_log.log
 
 

ログ出力に関するまとめ

 
プログラムを開発するにあたって、変数の中にどういう値が入っているか、それはデバッグをする上で非常に重要なポイントです。
 
なので、簡単に変数の中身を見る方法を確保することは、プログラム開発スピードを向上させてくれるでしょう。
 
CakePHP2では「CakePHP 2.3 Model、Controllerの見たい変数の中身をログ出力」に記事に書いたとおりの方法なのですが、CakePHP3になっても大きな変化はなく「$this->log()」を使うことでログファイルに変数の情報を出力できますので、積極的に活用していきましょう。
 
 
ちなみに、マニュアルは下記のページにあります。
ログ出力の詳細については英語のページしか見つからず、細かなところまではまだ確認しきれていませんが、そのうち日本語のページができてくることを願っています!
https://book.cakephp.org/3.0/en/core-libraries/logging.html#writing-to-logs
 
https://book.cakephp.org/3.0/ja/development/debugging.html

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