エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


ECCUBEのポイント設定、ポイント付与率を一括で変更する方法解説

      2017/03/11

ECCUBEのポイント設定、ポイント付与率

 

ECCUBEのポイント付与率を一括で変更する方法について

 
ECCUBEには、商品を購入するとポイントを付与する仕組みがあらかじめ実装されています。
 
それに関連して、商品個別に設定されているポイント付与率をまとめて一括で変更したい場合の対応方法につての記事です。
 
また、この記事は ECCUBEのバージョン 2.13.1をもとにして記述しています。
 
 

ECCUBEのポイント付与率の流れ

 
ECCUBEのポイントは、まず、「基本情報管理」-「ポイント設定」で ECサイト全体でのポイント設定を行います。
 
20141216_php_01
 
そして、商品の情報を登録する際には、上記の画面で設定した「ポイント付与率(初期値)」をデフォルト設定として「ポイント付与率」に編集した状態で画面が表示されます。
 
20141216_php_02
 
ここで設定した情報は、商品個別の情報として保存されます。
そのため、商品を登録した後に最初の ECサイト全体での「ポイント設定」を変更しても、商品個別の情報は変更されません。
 
そのため、管理画面上の機能を使って商品個別のポイントを修正したい場合は、商品情報を登録する画面を表示し、商品ごとにポイントを編集し直すしかありません。
 
 
ただ、商品点数が多い場合は、それではかなり手間がかかりますので、データベースの値を直接変更する方法を解説します。
 
 


 

ECCUBEの商品個別のポイント付与率を一括変更

 
変更の方法は、SQLを実行しポイント率を一気に変更する、という方法です。
 
 
ポイント付与率は、テーブル「dtb_product_class」の項目「point_rate」に編集されています。
 
そのため、変更するための SQL文は以下になります。
 

 
例えば、3ポイントに変更する場合は以下のような感じです。

 
また、現在 2ポイントの商品だけ 3ポイントに変えたい場合は以下のような感じです。

 
このほか、特定のカテゴリの商品だけとか、値段がいくら以上の商品だけとか、SQLの条件の書き方でいろいろな条件にマッチする商品だけのポイント付与率を変更することもできますが、それに関しては SQLの書き方を調べて見てください。
 
 
ちなみに、「point_rate(ポイント付与率)」の項目は、テーブル「dtb_product」にあったようですので、そのように書かれているサイトもありましたが、現在のテーブルは「dtb_product_class」ですのでお間違えの無いように。

 - PHP・Smarty・ECCUBE

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

Smartyのテンプレート内の処理で計算、加工をする方法

Smartyのテンプレート上で変数を計算する、加工する方法を解説します。

連想配列のキーも値もまとめてhtmlspecialchars()でサニタイズする関数の作成解説
連想配列のキーも値もまとめてhtmlspecialchars()でサニタイズする関数の作成解説

PHPの配列・連想配列のキーと値をまとめてhtmlspecialchars()関数でサニタイズ(無害化、無毒化)を行う関数を作成。連想配列のキーはarray_map()関数でのサニタイズは無理。

ECCUBE2.13.3で商品規格の在庫数が無制限から変更できないバグがある

2.13.3固有のバグである商品規格の在庫数の入力エリアがアクティブにならない不具合を解消する解説です。product_class.tplの2行を修正するだけの簡単対応です。

Basic認証の.htaccess、.htpasswd生成ツールと解説

Basic認証を設定する際に必要となる.htaccess、.htpasswdファイルを生成するツール。ID、PASS、.htpasswdへのパスを入力することで編集する情報を生成します。

QRコード(二次元バーコード)作成サービスを公開
QRコード(二次元バーコード)作成サービスを公開

QRコード(二次元バーコード)を生成するサービス。QRコードにする文字列を入力するだけで QRコードが簡単に作れる。オプションとして、画像サイズ、余白サイズ、エラー訂正レベルがある。

ECCUBEの注文完了画面注文番号と商品情報を編集するCRITEO(クリテオ)タグを編集

ECCUBEの注文完了画面にクリテオのタグを編集する方法を紹介。標準機能では完了画面に注文IDや購入商品の情報を渡さないため改修が必要です。

指定した数で文字列を丸める関数substr、mb_substr、mb_strimwidthの違い
指定した数で文字列を丸める(n文字目で…にする)関数substr、mb_substr、mb_strimwidthの違い

文字列を指定された数で抜き出すPHPの関数、substr、mb_substr、mb_strimwidthについての解説。似た関数だが引数の指定方法が違ったり、文字数がバイト数か文字数かも違ったり、注意が必要だ。

カオナビAPI Ver.2.0のtokenを取得する PHP+cURLのサンプルプログラム
カオナビAPI Ver.2.0のtokenを取得する PHP+cURLのサンプルプログラム

PHPのcURLを使用してカオナビAPIのアクセスに必要なtoken、シートの情報を取得するサンプルプログラムを作成。cURLの処理は関数化しているため他のAPIでも流用できる。

WindowsのXAMPPのPHPではstrptimeは使用不可。代替はdate_parse_from_formatを使う
WindowsのXAMPPのPHPではstrptimeは使用不可。代替はdate_parse_from_formatを使う

strptimeはWindowsのPHPには未実装。LinuxとMacで挙動が異なる。PHP8.1で非推奨になる。なので日付のチェックはdate_parse_from_formatを使おう。使い方を詳細解説。

ECCUBEでカード決済NGの受注情報をマイページ購入履歴に表示しない方法解説

ECCUBEでカード決済に失敗しても購入履歴一覧に注文情報(受注情報)が表示される問題への対処方法を解説。受注情報レコードの作成の流れとステイタスについても解説。