エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その4前方一致検索、後方一致検索、不等号による検索、between句による範囲検索

      2014/06/26

Search Pluginで検索処理 設置方法 その4

 

Search Pluginで部分一致検索の参考サイト

 
今回は、前方一致検索、後方一致検索、不等号による検索を行います。
今回の処理は、「CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その2表示件数を動的に変える方法」をベースにしていますので、そちらもご覧ください。
 
順番的にはもっと最初の方で提示するべき項目だと思いますが、これまでは「value」による完全一致検索、「like」による部分一致検索で処理を作ってきました。
 
ですが、この辺で改めて、完全一致検索、部分一致検索以外の検索の方法を書いておきます。
 
とはいえ、これについては、特に難しいものではありませんので、下記のサイトなどを見ていただくと分かるんじゃないかと思います。
http://mawatari.jp/archives/introduction-of-cakedc-search-plugin-for-cakephp
 
 

Search Pluginで 前方一致検索のサンプルコード

 
前方一致検索
「ユーザ名」の項目を前方一致検索する場合は、下記の通り「’before’ => false, ‘after’ => true,」を追加します。Model以外の修正はありません。
————–(/app/Model/User.php)
[php mark=”8″]
‘id’, ‘type’ => ‘value’, ‘field’ => ‘User.id’),
array(‘name’ => ‘username’, ‘type’ => ‘like’, ‘before’ => false, ‘after’ => true, ‘field’ => ‘User.username’),
array(‘name’ => ‘nickname’, ‘type’ => ‘like’, ‘field’ => ‘Profile.nickname’),
);
:
:
}
[/php]
————–
 

Search Pluginで 後方一致検索のサンプルコード

 
後方一致検索
「ユーザ名」の項目を後方一致検索の場合は、下記の通り「’before’ => true, ‘after’ => false,」を追加します。Model以外の修正はありません。
————–(/app/Model/User.php)
[php mark=”8″]
‘id’, ‘type’ => ‘value’, ‘field’ => ‘User.id’),
array(‘name’ => ‘username’, ‘type’ => ‘like’, ‘before’ => true, ‘after’ => false, ‘field’ => ‘User.username’),
array(‘name’ => ‘nickname’, ‘type’ => ‘like’, ‘field’ => ‘Profile.nickname’),
);
:
:
}
[/php]
————–
 

Search Pluginで 不等号による検索のサンプルコード

 
不等号による検索
「ユーザID」の項目を不等号によって検索をする場合は、下記の通り「id」を Modelと Viewのページにそれぞれ「id_from」「id_to」の項目変更しています。
不等号は「field」の項目の後ろに「>=」「<=」を記述します。   まぁ、今回は、すでにある項目を流用するため IDを不等号検索に使いましたが、実実装に関しては IDを from、toで検索することはないでしょうね。   --------------(/app/Model/User.php) [php mark="7,8,15,16"] ‘id_from’, ‘type’ => ‘value’, ‘field’ => ‘User.id >=’),
array(‘name’ => ‘id_to’, ‘type’ => ‘value’, ‘field’ => ‘User.id <='), array('name' => ‘username’, ‘type’ => ‘like’, ‘field’ => ‘User.username’),
array(‘name’ => ‘nickname’, ‘type’ => ‘like’, ‘field’ => ‘Profile.nickname’),
);

// 検索対象のフィールド設定
public $presetVars = array(
array(‘field’ => ‘id_from’, ‘type’ => ‘value’),
array(‘field’ => ‘id_to’, ‘type’ => ‘value’),
array(‘field’ => ‘username’, ‘type’ => ‘value’),
array(‘field’ => ‘nickname’, ‘type’ => ‘value’),
array(‘field’ => ‘limit’, ‘type’ => ‘value’),
);
:
:
}
[/php]
————–
 
————–(/app/View/Elements/searchForm.ctp)

    :
    :
    
Form->input('id_from', array( 'type' => 'text', 'div' => false, 'label' => false))?> Form->input('id_to', array( 'type' => 'text', 'div' => false, 'label' => false))?>
: :

————–
 
 

Search Pluginで betweenによる範囲検索のサンプルコード

 
続けて、between句による範囲指定の方法です。
 
不等号による範囲指定での検索は、betweenによる範囲検索より検索スピードが劣るとされています。
そのため、betweenによる範囲指定も探してみましたが、うまく実装することができませんでした...
 
現時点では、「/app/View/Elements/searchForm.ctp」は同じものを使います。
そして、Modelは、以下のように設定します。
 
————–(/app/Model/User.php)
[php mark=”7,12,13,14,15,16,17,18,19,20″]
‘id_from’, ‘type’ => ‘expression’, ‘method’ => ‘idBetween’, ‘field’ => ‘User.id BETWEEN ? AND ?’ ),
array(‘name’ => ‘username’, ‘type’ => ‘like’, ‘field’ => ‘User.username’),
array(‘name’ => ‘nickname’, ‘type’ => ‘like’, ‘field’ => ‘Profile.nickname’),
);

function idBetween($data = array()) {
$query[] = $data[‘id_from’];
if ( $data[‘id_to’] ) {
$query[] = $data[‘id_to’];
} else {
$query[] = 999999;
}
return $query;
}
:
:
}
[/php]
————–
 
「’type’ => ‘expression’」を設定し、「method」で配列を渡す関数を通すことで、自動的に「between句」を生成してくれます。
この方法でも、「id_from」に値が入力されれば正しく betweenで検索されます。
 
ですが、「id_from」の値が入っていない場合(「id_to」のみの入力の場合)は、入力がないものとして処理されません。
 
 
「id_to」のみの入力の場合も検索の処理をさせる方法については、分かりませんでした!!!
分かる方、どなたか教えてくださいっ!!
 
 
 
【CakePHP 2.3 Search Plugin検索処理 目次】
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その1設置方法
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その2表示件数を動的に変える方法
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その3入力エリア一つで複数の項目を同時に検索する方法
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その4前方一致検索、後方一致検索、不等号による検索、between句による範囲検索
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その5入力項目に複数項目入力した場合の AND検索、OR検索
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その6ORDER、sortソートの機能
CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その7queryを使って 日付の範囲検索

 - CakePHP 3.x 4.x 5.x

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

CakePHP3でテーブルにカラムを追加したときに変更するポイントのまとめ
CakePHP3でテーブルにカラム(項目)を追加したときに変更するポイントのまとめ

CakePHP3でシステム開発をする際、途中でカラムを追加した場合に何を変更すればいいかを確認。カラムを追加する前後で Bakeした結果を比較し、変更になった点をリストアップした。

CakePHP3のインストールでURL rewriting......のエラーが!その解決方法解説
CakePHP3のインストールでURL rewriting……のエラーが!その解決方法解説

CakePHP3をインストールしたら URL rewriting is not properly configured.のエラーが。原因は.htaccessが有効になっていないこと。httpd.confに設定を追加すればOK。

CakePHP 2.3 bakeの超初心者向けフォロー講座

CakePHP 2.3 bakeの超初心者向けフォロー講座

CakePHP3のCakeDC/Usersのバリデーションのカスタマイズ方法解説
CakePHP3のCakeDC/Usersのバリデーションのカスタマイズ方法解説

CakeDC謹製Usersプラグインの紹介。Usersのカスタマイズとして入力項目のバリデーションの変更を、プラグインのファイルは触らずオーバーライドにより実装する方法を解説する。

CakePHP4、5のnewEmptyEntityで作成したオブジェクトは空なのか、確認してみた
CakePHP4、5のnewEmptyEntityで作成したオブジェクトは空なのか、確認してみた

CakePHPでレコードを新規登録をする際にnewEmptyEntity()を使って空のEntityを作成するが、これのempty、is_nullなどのでの判定結果がtrueかfalseか確認してみた。

CakePHP3のfriendsofcake/searchでブックマークチュートリアルのタグ検索を実装
CakePHP3のfriendsofcake/searchでブックマークチュートリアルのタグ検索を実装

CakePHP3のCookbookにあるブックマークチュートリアル。ここで紹介されているタグで検索する処理を検索プラグイン「friendsofcake/search」で実現する方法を解説しました。

CakePHP4でロギングスコープやログレベルを使用してログを出し分ける方法を解説
CakePHP4でロギングスコープやログレベルを使用してログを出し分ける方法を解説

CakePHPのログ出力方法の解説。app.phpにログ設定をし、スコープやレベルを指定してログ出力を振り分ける方法、CakePHP4で配列出力にはvar_exportが必要なことなどを解説。

CakePHP4のCakeDC/Usersの画面、メール本文テンプレートのカスタマイズ方法解説
CakePHP4のCakeDC/Usersの画面、メール本文テンプレートのカスタマイズ方法解説

CakeDC謹製Usersプラグインの紹介。ユーザ新規登録の流れを紹介しつつ、テンプレートファイル、設定情報ファイルの場所とそれらをカスタマイズする方法を説明します。

CakePHPのpostlinkで生成した削除リンクをクリックしても処理が実行されない対処法
CakePHPのpostlinkで生成した削除リンクをクリックしても処理が実行されない対処法

CakePHP環境にてpostLinkで生成した削除のリンクをクリックしても処理が実行されず、JavaScriptでUncaught TypeErrorが発生。原因は同一IDを複数記述していることだった。

CakePHP3でWarning Error: SplFileInfo::openFile()エラーが発生した場合の対処方法
CakePHP3でWarning Error: SplFileInfo::openFile()エラーが発生した場合の対処方法

CakePHP3のキャッシュファイルのパーミッションエラー Error: SplFileInfo::openFile()が発生した場合の対応方法解説。app.phpにキャッシュファイルのパーミッション設定を行い、既存のファイルは削除。