CakePHP2、CakePHP3、CakePHP4、CakePHP5のバージョンを調べる 2つの方法
CakePHPのバージョンを調べる 2つの方法
CakePHPのバージョンを調べる方法は下記の 2つあります。
- コマンド「
bin/cake --version
」を実行する - 「/vendor/cakephp/cakephp/version.txt」ファイルを見る
当記事のポイントは以上です。
...なわけですが、それだけだと記事が短すぎて Google検索にヒットしないので記事を水増しさせていただきます!
コマンド「bin/cake --version
」を実行する
CakePHPのバージョンを調べる方法の 1つ目はバージョンを調べるコマンドを実行する方法です。
CakePHPがインストールされているルートフォルダから下記のコマンドを実行すると、バージョンが表示されます。
1 2 |
$ bin/cake --version 4.5.4 |
Windowsの場合は「bin」フォルダに移動してからコマンドを実行します。
1 2 3 |
$ cd bin $ cake --version 4.5.4 |
CakePHP3、CakePHP4、CakePHP5は共通で、同じコマンドで動作することを確認しています。
CakePHP2ではコマンド「app/Console/cake --help
」を実行する
CakePHP2の場合は、フォルダ構成が異なりますので、「cake」の場所も異なります。
また、指定するオプションは「--version
」ではなく「--help
」となり、コマンドは下記となります。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
$ app/Console/cake --help Welcome to CakePHP v2.3.6 Console --------------------------------------------------------------- App : app Path: /var/www/html/Sample/app/ --------------------------------------------------------------- Current Paths: : : |
「--help
」オプションですので、いろいろな情報が表示されますが、一番最初にバージョンが表示されます。
Windowsの場合は「/app/Console/」に移動してからコマンド「cake --help
」を実行します。
「/vendor/cakephp/cakephp/version.txt」ファイルを見る
コマンドを入力するなんて面倒!
と言う方は、コマンドがチェックしているファイルを直接見る、と言う方法があります。
その対象のファイルが下記になります。
/vendor/cakephp/cakephp/version.txt
ファイルを開くと、バージョンが記述されています。
CakePHP3、CakePHP4、CakePHP5は共通で、上記の場所にありますが、CakePHP2はフォルダ構成が全く異なりますので、ファイルは下記になります。
/lib/cake/version.txt
CakePHP4の関連記事
CakePHP4系でJSONレスポンスの処理ではwithStringBodyを使う。3との違い解説CakePHP4、CakePHP5の「warning: DebugKit is disabling...」の対処方法
MySQL+CakePHPのdate型、datetime型項目は「2999-12-31」までしか扱えない
CakePHP4のFrozenDateで1ヵ月前、先月、今月1日、来月末の日付などを算出する方法
CakePHP4のcake cache clear_allでPermission deniedはパーミッションの変更が必要
CakePHP4のクリエビルダーを使用してOR条件をAND条件でつなぐSQL文を作る方法
CakePHP4のController内でViewテンプレート、レイアウトの変更設定を記述する方法
CakePHP4から外部のデータベースにアクセスする方法解説
CakePHP4の数値項目は「like %10%」の部分一致検索(find select)はできない
CakePHP4でロギングスコープやログレベルを使用してログを出し分ける方法を解説
その他の「CakePHP4」に関する記事一覧
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
-
CakePHP3でkeywords、DescriptionをHTMLヘルパーを使って設定する
CakePHP3のkeywordsとdescriptionを設定する方法の解説。CakePHP3にはmetaタグを編集するHTMLヘルパーが用意されているためそれを利用すればOK!ポイントはブロック化を有効にすること。
-
-
CakePHP 2.x系 Viewでのコメントの記述方法など
CakePHPにおいて View、ctpファイルでコメントを記述する方法を解説。
-
-
CakePHPで favicon.icoやapple-touch-icon-144-precomposed.pngが could not be foundのエラーが出るときの対処方法
CakePHPで「CakeDC/Users」などルーティングを行うプラグインを利用するときに、favicon.icoやapple-touch-icon-144-precomposed.pngがNotFoundエラーになることがある。その対処方法の解説。
-
-
CakePHP 2.3で saveの便利な使い方・サンプルソース付き
CakePHPのレコードを保存、更新する際に使う Saveを詳細解説します。
-
-
MySQL+CakePHPのdate型、datetime型項目は「2999-12-31」までしか扱えない
CakePHPの日付、日時の型であるdate型、datetime型の最大値は2999-12-31となっている。MySQLは9999年までなので違いがあるので注意が必要だ。
-
-
CakePHP4、5で$_SERVERと同じようにURIを取得する「getUri()」の紹介
PHPでサーバ情報、環境情報を取得する際は「
$_SERVER
」を利用するが、似たような情報をCakePHPの関数で取得する際は「getUri()
」を使用する。取得出来る値は一致するものもあるが、違うものもあり便利な使い方もある。
-
-
getParam('action')
で取得するアクション名は別関数に移動しても不変CakePHP4系、5系では「getParam()」で処理中のアクション名を取得できる。そのアクションから別関数を呼び出してた関数でアクション名を調べたが同一の名称だった。
-
-
CakePHP 2.3 bakeの超初心者向けフォロー講座
CakePHP 2.3 bakeの超初心者向けフォロー講座
-
-
CakePHP4のCakeDC/Usersの画面、メール本文テンプレートのカスタマイズ方法解説
CakeDC謹製Usersプラグインの紹介。ユーザ新規登録の流れを紹介しつつ、テンプレートファイル、設定情報ファイルの場所とそれらをカスタマイズする方法を説明します。
-
-
CakePHP3にデザインテンプレートBootstrapを導入する方法・friendsofcake/bootstrap-ui使用
CakePHP3にプラグイン「friendsofcake/bootstrap-ui」、デザインテンプレート「Bootstrap」を設置する手順を解説。Bootstrapの簡単な使い方やデフォルトのデザインとの混在方法なども解説。