エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


CakePHP3でWarning Error: SplFileInfo::openFile()エラーが発生した場合の対処方法

   

CakePHP3でキャッシュのパーミッションエラー Warning Error: SplFileInfo::openFile()が発生した場合の対処方法

 

CakePHP3でキャッシュのパーミッションエラーが発生した場合の対処方法

 
CakePHP3で開発を行っているとき、下記のエラーが発生しました。
 
Warning Error: SplFileInfo::openFile(/var/www/html/tmp/cache/persistent/myapp_cake_core_translations_cake_en__u_s): failed to open stream: Permission denied [/var/www/html/vendor/cakephp/cakephp/src/Cache/Engine/FileEngine.php, line 397]
 
エラーの内容は、「キャッシュファイル(/tmp/cache/)のパーミッションが正しくないためファイルを開くことができません。」と言うものです。
 
 
そのため、キャッシュファイルの設定を変更することで対応が可能です。
 
「/config/app.php」ファイルを開き、「default」「_cake_core_」「_cake_model_」の項目に「"mask" => 0666,」を追加します。
 

 
上記の設定を行うことで、今後作成されるキャッシュファイルのパーミッションを設定することができます。
 
 
ただ、すでにキャッシュファイルが生成されている場合は、そのままではエラーは解消しませんので、キャッシュファイルを削除するか、ファイルのパーミッションを「666」に変更する必要があります。
 
もし、ユーザの権限の設定の違いがあり「666」で動作しない場合は、「777」なども試してみてください。
本番環境の場合は「777」は望ましい設定ではありませんが。
 
 

CakePHP3の関連記事

CakePHP4のCSS、JavaScript、画像のブラウザへのキャッシュをコントロールする
CakePHP3でレコードを保存(追加、更新、Insert、Update)する複数の方法を紹介
CakePHP3でモデルなしフォームからCSVをアップロードしレコードを更新する方法解説
CakePHP3でPHP Simple HTML DOM Parserを使ってスクレイピングする方法
CakePHP3のInsert On Duplicate Key Update(upsert)構文を解説・バルク処理も
CakePHP3の1対多での連携を中間テーブルを使った多対多の連携に変更するときの手順
CakePHP3でデフォルトのソート条件を設定してユーザの選択肢たソート条件を有効にする方法
CakePHP3で Ajaxを使う方法の解説。3.6以降対応。Successとthenの両方を解説。
CakePHP3でパンくずの指定は HTMLヘルパーを使って指定する方法を解説
CakePHP3にOGPをfetch、asignを利用してテンプレートごとに指定する方法を解説
 
その他の「CakePHP3」に関する記事一覧
 
 

 - CakePHP 3.x 4.x 5.x

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

CakePHP4、5で$_SERVERと同じようにURIを取得する「getUri()」の紹介
CakePHP4、5で$_SERVERと同じようにURIを取得する「getUri()」の紹介

PHPでサーバ情報、環境情報を取得する際は「$_SERVER」を利用するが、似たような情報をCakePHPの関数で取得する際は「getUri()」を使用する。取得出来る値は一致するものもあるが、違うものもあり便利な使い方もある。

CakePHP4でロギングスコープやログレベルを使用してログを出し分ける方法を解説
CakePHP4でロギングスコープやログレベルを使用してログを出し分ける方法を解説

CakePHPのログ出力方法の解説。app.phpにログ設定をし、スコープやレベルを指定してログ出力を振り分ける方法、CakePHP4で配列出力にはvar_exportが必要なことなどを解説。

CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その6ORDER、sortソートの機能

CakePHPの検索プラグイン Search Pluginの検索処理の中で order、ソートについての解説です。

getParam('action')で取得するアクション名は別関数に移動しても不変
getParam('action')で取得するアクション名は別関数に移動しても不変

CakePHP4系、5系では「getParam()」で処理中のアクション名を取得できる。そのアクションから別関数を呼び出してた関数でアクション名を調べたが同一の名称だった。

CakePHP3でkeywords、DescriptionをHTMLヘルパーを使って設定する
CakePHP3でkeywords、DescriptionをHTMLヘルパーを使って設定する

CakePHP3のkeywordsとdescriptionを設定する方法の解説。CakePHP3にはmetaタグを編集するHTMLヘルパーが用意されているためそれを利用すればOK!ポイントはブロック化を有効にすること。

CakePHP5系で認証機能のAuthenticationプラグインをインストール・エラー発生注意
CakePHP5系で認証機能のAuthenticationプラグインをインストール・エラー発生注意

CakePHPのユーザ認証に使用するオフィシャルなプラグインAuthenticationだが、CakePHP5系では Authentication Ver.3系を使う必要があるが、公式ChiffonBookが間違えている。

CakePHP 2.3で確認画面付きのお問い合わせフォームの作り方

CakePHPで確認画面付きのお問い合わせフォーム、メールフォームの作り方をサンプルを提示しながら解説。

CakePHP4、5のnewEmptyEntityで作成したオブジェクトは空なのか、確認してみた
CakePHP4、5のnewEmptyEntityで作成したオブジェクトは空なのか、確認してみた

CakePHPでレコードを新規登録をする際にnewEmptyEntity()を使って空のEntityを作成するが、これのempty、is_nullなどのでの判定結果がtrueかfalseか確認してみた。

CakePHP 2.3でファイルのアップロード処理を作る

CakePHPでプラグインを使わないファイルアップロード処理を解説します。簡単です。DBにファイルを格納する方法も。

CakePHP2、CakePHP3、CakePHP4、CakePHP5のバージョンを調べる 2つの方法
CakePHP2、CakePHP3、CakePHP4、CakePHP5のバージョンを調べる 2つの方法

CakePHPのバージョンの調べ方2点を紹介。CakePHP3~CakePHP5は共通だが CakePHP2はフォルダ構成が異なるためコマンドのパスもオプションも異なる。