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CakePHPで Auto Incrementを外すと Duplicate entry ‘0’ for keyのエラーが出るかも

      2024/06/21

CakePHPで「Duplicate entry ‘0’ for key」のエラーが出る不具合の事例

 

CakePHPで「Duplicate entry ‘0’ for key」のエラーが出た

 
CakePHP4で、コマンド処理の開発をしていたのですが、下記のエラーに遭遇しました。
 
2024-01-01 00:00:00 error: [PDOException] SQLSTATE[23000]: Integrity constraint violation: 1062 Duplicate entry '0' for key 'PRIMARY' in C:\xampp4\htdocs\vendor\cakephp\cakephp\src\Database\Statement\MysqlStatement.php on line 39
 
2024-01-01 00:00:00 warning: The connection is going to be closed but there is an active transaction.
 
 
CakePHPで開発をしているときにこのエラーが出た方は「Auto Increment」の設定を変更していませんか?
 
この記事では、そんな「Auto Increment」の設定を変更した場合に発生する不具合についての解説記事で、エラーメッセージからは想像しにくいエラーでしたので、記事にすることにしました。
 
 

CakePHPで Auto Incrementの設定を外したときに発生する不具合

 
そもそもこのエラーが発生する状況はあまり多くないと言えるでしょう。
 
通常、CakePHPで開発をするシステムのテーブルの「ID」は「Auto Increment」を設定して自動附番の設定になっているかと思います。
というか、CakePHP単体で動作しているシステムの場合は「ID」に「Auto Increment」を設定しない理由がないかと思います。
 
ですが、他システムと連動しているシステムの場合、他システム側で付番をするので、CakePHP側のシステムでは「Auto Increment」を外す方がいい場合があります。
 
そんな外部システムと連携するシステムを構築する中で、最初は「Auto Increment」を付けていたけど、途中で「Auto Increment」を外す、と言うような場面があったとします。
 
そんな時に発生します。
 
 
例えば「/src/Model/Entity/Users.php」の「$_accessible」は下記のようになっています。
 

  protected $_accessible = [
    'id' => true,

    'name' => true,
    'password' => true,
    'email' => true,
    'created' => true,
    'modified' => true,
  ];

 
「Auto Increment」が設定されているときは、「ID」は自動付番されるため、「'id' => true,」は必要ないのですが、「Auto Increment」を外すと編集する項目として追加する必要があるのです。
 
ですが、「Auto Increment」を付けたり外したりする中で、「'id' => true,」を追記し忘れることがあるのです。
そうすると、先に紹介したようなエラーが発生します。
 
 
「Auto Increment」を外しただけなのでテーブル構造は変わっていないから、プログラムはほとんど変えないでいいだろう、みたいなことを思っていると陥りやすいような気がします。
 
 
'id' => true,」が付いていないことで、「id」が処理されませんので、1件目は「ID:0」で保存されます。ですが、1件目は正常処理されます。
ですが、2件目も「ID:0」で保存されますので、2件目で先のエラーが発生するのです。
 
そのため、「1件目は正常なのになぜ?」みたいな疑問も起こるのです。
 
 
もちろん、「'id' => true,」を追加するのではなく、テーブルの設定の方に「Auto Increment」を追加してもエラーは解消します。
 
 

IDをプログラムの処理で発行する場合の不具合の事例

 
ちなみに「Auto Increment」を設定せず、「ID」をプログラムの処理で発行するときはこんなエラーもありました。
 
「ID」の付番をプログラムの処理で行っていましたが、処理した結果の「ID」が「a」などのアルファベットになっていました。
数値であれば問題ないのですが、アルファベットのため、数値に変換できずに「0」として保存されました。先の例と同じく 1件目は重複しないので登録できます。
2件目の処理で「ID:b」を登録しようとすると、「ID:0」となるため、「『0』は重複してますよ」と言うエラーになって登録できない、と言うような不具合もありました。
 
 
先にも書きましたが、CakePHPでシステム構築をする場合、「Auto Increment」を使わないことが少ないと思いますので、この記事で紹介した不具合に出会うことはかなり稀なことだと思います。
 
逆に、稀だからこそ記事が少ないと思いますので、万一同じ状況になった方のお役に立てれば、と思っています。
 
 

「Duplicate entry ‘0’ for key ‘PRIMARY’ in XXXXXX」のエラーの一般的な解消方法

 
「Duplicate entry ‘0’ for key ‘PRIMARY’ in XXXXXX」と言うエラーは
「『PRIMARY』となる『ID』が重複しています」
という内容のエラーです。
 
Googleで「Duplicate entry ‘0’ for key ‘PRIMARY’ in C」で検索して見た結果
 
Googleで「Duplicate entry ‘0’ for key ‘PRIMARY’ in C」を検索した結果が上記の URLの内容なのですが、「IDが重複しているので重複しないように処理しましょう」と言う内容のものが多々あります。
 
エラーの内容を素直に受け取るなら、IDが重複していますということなので、重複しないようにすることがエラーの解消方法ですからね。
ですが、往々にして、IDを指定していない(自動処理している)ために、IDに何が入っているのかがよく分からっていないときに発生する場面が多いですね。
 
IDに何が編集されているか、それを見極めながらデバッグをするしかなさそうですよね。
 
 

Auto Incrementに関連する不具合で Rollbackできなかったエラー

 
ちなみに「The connection is going to be closed but there is an active transaction.」の方のエラーは、「コネクションは終了していますが、トランザクションは残っています」と言うワーニングです。
 
これについては、トランザクションを「Rollback」して終わらせたり、MySQLなどのデータベースを再起動したり、と言った感じの対処療法的な解決策を提示する記事がありましたが、これも「Auto Increment」に関連して不具合が発生し、「Rollback」できなかったために発生している不具合だと言えますね。
 
 

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