エス技研

WordPress、CakePHP、PHP、baserCMSなどの Web系システムを中心に情報を提供します!


CakePHP3のキャッシュをクリアする方法「bin/cake cache clear_all」を使う

      2019/02/24

CakePHP3では「bin/cake cache clear_all」を使ってキャッシュをクリア

 

「bin/cake cache clear_all」コマンドを使ってすべてのキャッシュを一括クリア

 
CakePHP3のキャッシュをクリアするには下記のコマンドを実行します。
 

 
かつて、CakePHPでキャッシュをクリアする場合は、
CakePHP2の頃は「/app/tmp/cache/」フォルダの中身を、CakePHP3では「/tmp/cache/」フォルダの中身を手作業で削除していく必要がありました。
 
 
ですが、CakePHP3.3でキャッシュ削除するコマンドが追加されましたので、コマンドを入力することで、簡単にキャッシュを削除することができるようになりました。
 
また、コマンドが用意されたことで、
「このファイルキャッシュなのかな?」
「消していいのかな?」
「間違っていてプログラムが動かなくなったりしないかな?」
なんていう心配が要らなくなりました。
 


 

キャッシュのリストを表示させて個別に削除する方法

 
先に紹介した「bin/cake cache clear_all」コマンドは「clear_all」とあるように、キャッシュをまとめて全て削除するコマンドです。
 
キャッシュをまとめて全部消してしまっても問題ありませんが、場合によってはキャッシュを指定してクリアしたい場合もあるかもしれません。
 
その時のためにキャッシュを指定して削除する方法も用意されています。
 
まず、下記の「bin/cake cache list_prefixes」コマンドでキャッシュのリストを表示させることができます。
 

 
続けて、下記のようにキャッシュを指定して削除を実行します。
 

 
上記は、下記で解説したルーティング情報のキャッシュを削除する場合のコマンドです。
CakePHP3のルーティング(routes.php)の変更が反映されない時はキャッシュのクリアを
 
モデルのキャッシュをクリアしたい場合は「_cake_model_」を指定します。
 
 

CakePHP3のキャッシュについて

 
CakePHP3のキャッシュについては、下記のオフィシャルサイトを確認してください。
 
CakePHP3・Cookbook・キャッシュ
https://book.cakephp.org/3.0/ja/core-libraries/caching.html
 
 
ここで紹介した「bin/cake cache clear_all」コマンドで
 /tmp/cache/persistent/
 /tmp/cache/models/
 /tmp/cache/view/
フォルダの中の各ファイル、および
 /tmp/cache/myapp_cake_routes_route_collection
などのキャッシュが削除されます。
 
 
また、デフォルトは、キャッシュをファイルとして保持する設定になっています。
 
それらの設定は「/config/app.php」ファイルに記載されていますが、下記の「bin/cake cache list_prefixes」コマンドで表示される「_cake_core_」「_cake_model_」「_cake_routes_」などについては、その「/config/app.php」ファイルに記載されているコメントを読むと何についてのキャッシュなのかが分かります。
 
 

_cake_core_(CACHE_CAKECORE_URL)

 
Configure the cache used for general framework caching.
Translation cache files are stored with this configuration.
Duration will be set to ‘+2 minutes’ in bootstrap.php when debug = true
If you set ‘className’ => ‘Null’ core cache will be disabled.
 
一般的なフレームワークキャッシュに使用されるキャッシュを設定します。
翻訳キャッシュファイルはこの設定で保存されます。
debug = trueの場合、期間はbootstrap.phpで「+ 2分」に設定されます。
‘className’ => ‘Null’と設定すると、コアキャッシュは無効になります。
 
 

_cake_model_(CACHE_CAKEMODEL_URL)

 
Configure the cache for model and datasource caches.
This cache configuration is used to store schema descriptions, and table listings in connections.
Duration will be set to ‘+2 minutes’ in bootstrap.php when debug = true
 
モデルキャッシュとデータソースキャッシュ用にキャッシュを設定します。
このキャッシュ設定は、スキーマの説明とテーブルリストを接続に格納するために使用されます。
debug = trueの場合、期間はbootstrap.phpで「+ 2分」に設定されます。
 
 

_cake_routes_(CACHE_CAKEROUTES_URL)

 
Configure the cache for routes.
The cached routes collection is built the first time the routes are processed via config/routes.php.
Duration will be set to ‘+2 seconds’ in bootstrap.php when debug = true
 
ルート用のキャッシュを設定します。
キャッシュされたルートコレクションは config / routes.phpでルートが最初に処理されたときに構築されます。
debug = trueの場合、所要時間はbootstrap.phpで ‘+ 2秒’に設定されます。
 
 

CakePHP3の関連記事

CakePHP3でレコードを保存(追加、更新、Insert、Update)する複数の方法を紹介
CakePHP3でモデルなしフォームからCSVをアップロードしレコードを更新する方法解説
CakePHP3でPHP Simple HTML DOM Parserを使ってスクレイピングする方法
CakePHP3のInsert On Duplicate Key Update(upsert)構文を解説・バルク処理も
CakePHP3の1対多での連携を中間テーブルを使った多対多の連携に変更するときの手順
CakePHP3でデフォルトのソート条件を設定してユーザの選択肢たソート条件を有効にする方法
CakePHP3で Ajaxを使う方法の解説。3.6以降対応。Successとthenの両方を解説。
CakePHP3でパンくずの指定は HTMLヘルパーを使って指定する方法を解説
CakePHP3にOGPをfetch、asignを利用してテンプレートごとに指定する方法を解説
CakePHP3のOGPはHTMLヘルパーの$this->Html->meta()を使って設定
 
その他の「CakePHP3」に関する記事一覧
 
 

 - CakePHP 2.x 3.x

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

CakePHP 2.3で saveの便利な使い方・サンプルソース付き

CakePHPのレコードを保存、更新する際に使う Saveを詳細解説します。

CakePHP3のアソシエーションでJOINのタイプのLEFT、INNERを切り替えながら使う方法
CakePHP3のアソシエーションでJOINのタイプのLEFT、INNERを切り替えながら使う方法

CakePHP3でテーブルのアソシエーションしたデータの取得をコントローラー側でINNERかLEFTを指定する方法を解説。TableファイルにINNERで指定していてもController側で変更ができる。

cakephp3 カスタムバリデーションを簡易的に実装する方法
cakephp3 カスタムバリデーションを簡易的に実装する方法

CakePHP3の独自のバリデーションをテーブルクラス内に簡単に記述する方法を解説。他のテーブルクラスでは使えないが、記述する量は少なく実装できるため、他で使わない処理を書くのには便利。

CakePHP3で環境変数を設定して本番環境と開発環境を分けて処理をする場合
CakePHP3で環境変数を設定して本番環境と開発環境を分けて処理をする場合

CakePHP3で開発環境と本番環境とで違う設定ファイルを読み込ませて環境ごとに定数を切り替える方法を解説。Apacheのhttpd.confに環境変数を設定し、それを読み込み判別する。

CakePHP3でDocumentRootやtmp、webroot、logsなどのフォルダへのパスの定数
CakePHP3でDocumentRootやtmp、webroot、logsなどのフォルダへのパスの定数

CakePHP3で特定フォルダのパスの定数を解説。root、DocumentRoot、app、config、webroot、tests、tmp、cache、vendor、コア、コアの srcが設定済み。realpath()関数を使うと柔軟なパス指定が可能。

CakePHP 2.3 Search Pluginで検索処理 その7queryを使って 日付の範囲検索

CakePHPの検索プラグイン Search Pluginの検索処理の中で queryを使って日付の範囲検索の方法です。

CakePHP3のUpload Plugin 3.0をバリデーションなど実運用向けのカスタマイズ方法解説・その2
CakePHP3のUpload Plugin 3.0をバリデーションなど実運用向けのカスタマイズ方法解説・その2

CakePHP3でファイル、画像をアップロードするプラグイン、upload plugin 3を導入する手順を解説した記事。3部作のその2でバリデーションなどの実用的なカスタマイズ方法を解説。

CakePHP3の画像、ファイルアップロードプラグインUpload Plugin 3.0の設置解説・その1
CakePHP3の画像、ファイルアップロードプラグインUpload Plugin 3.0の設置解説・その1

CakePHP3でファイル、画像をアップロードするプラグイン、upload plugin 3を導入する手順を解説した記事。3部作のその1で基本的な導入方法の解説で読みながら簡単に導入が可能。

CakePHP 2.3 Model、Controllerの見たい変数の中身をログ出力

CakePHPの Modelや Controllerの変数の中身をログとして出力して見る方法を提供します。

CakePHP3でassociatedを使って関連データをまとめて保存する方法(hasOne、hasMany、belongsTo)

CakePHP3で関連データをまとめて保存する方法。hasOne、hasMany、belongsTo等の関連データはassociatedを追加することでまとめて保存することができます。